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音楽 犬 猫 物語 暮らし リトルトゥース

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  • あさひの引いたり寄ったりエッセイ

    引きで眺めたり、寄りでジロジロ見つめたりするエッセイです。日記の時とは違いテーマをひとつに絞って書きます。

  • あさひの辻斬り日記

    3日ごとに更新。日々の出来事を見つめた日記エッセイ。仕事、暮らし、犬猫、夫、義母、食べ物のことなど。

最近の記事

犬、その愛しき存在

犬を亡くして1年半、ずっと心が千々に乱れている。それはここ半月の間にさらに拍車がかかっている。 翻訳家・エッセイストの村井理子さんのお家のラブラドールレトリバー、ハリーが先日亡くなった。 村井さんのエッセイの大ファンで特にハリーの話は犬好きにはたまらないエピソードが満載だ。著書の中だけでなく、彼女のSNSでハリーのそのユーモラスで愛すべき姿を見ることができていたので、投稿を拝見することも私にとって日々の楽しみであった。 そのハリーが病気で亡くなってしまったとSNSで知り

    • 蕁麻疹と体験教室と恩返し(日記 4/23〜4/25)

      4月23日(火) 昨夜遅くに胃が痛くなってきて「も…もしや昼間に大量に食べた牡蠣が!?」(ここ参照)とドキドキしたが、それ以上は酷くならなかった。怖っ。ただ、その後なぜかいきなり蕁麻疹が出てひどく痒かった。朝には引いていたから一時的なものだったけど。公私ともに忙しかったから、体に無理が来たのかもしれない。 そんなわけで疲労が溜まっているのでPC教室を明日に振り替えてもらうことにした。でも寝てるわけにもいかないのだ。前の週に行った後輩講師さんたちへのゼミ(ここ参照)の詳細な報

      • 「禍福は糾える縄の如し」の3日間(日記 4/20〜4/22)

        4月20日(土) 昨日、より専門的なコースへ推薦した生徒さんの話を書いたが(ここ参照)、今春は他にもそういう生徒さんがいらっしゃる。その子と私との最後のレッスンがあった。お父さんもお母さんも本当に明るくて素直なよい方で、わからないことはいつも率直に質問してくださるおかげで、音楽の道をすくすくと真っ直ぐに楽しく進んでいらっしゃるご一家である。 お母さんが洋裁や手芸がとてもお上手で子どもたちの服を次々と縫っておられ(しかもどれも可愛くてハイセンス)、いつそんなお時間があるのだろ

        • 地震と美容師さんと余生(日記 4/17〜4/19)

          4月17日(水) 今日は仕事で疲れ果ててしまい、ヨレヨレと帰宅。ご飯を食べた後なにもする気が起きず、ずっと座っていた。お風呂に入るのも面倒でうだうだしていたが「こういうことはたまにあっても、お風呂に入って後悔したことはない」と自分に謎の言い聞かせをして入浴した笑。入れば気持ちよくて、案の定後悔することはなかった笑。 夜、そろそろ寝ようかと布団に入ってうとうとし始めるとミシ…と家が鳴りグラグラと揺れ始めた。わりと大きく揺れたまま止まらず猫も布団から飛び出していきさすがに焦った

        犬、その愛しき存在

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        • あさひの引いたり寄ったりエッセイ
          20本
        • あさひの辻斬り日記
          57本

        記事

          ウォーキングとコルセットとバッハ(日記 4/14〜4/16)

          4月14日(日) 今日は夫は神社の掃除の日。夫の朝食を用意した後、私は朝ウォークへ。 天気が良いのであちこち掃除したり、洗濯機も何度も回してマット類なども洗う。こうして休日は過ぎていってしまう。 朝ウォークしたのに、午後もウォーキングに出かけた。歩きすぎ。 4月15日(月) 腰が悪いので普段コルセットを巻いている。下着の上から巻いてその上にスカートなりズボンなりを履くのだが、今朝は寝起きが悪くてぼんやりしていたせいか、全部服を着た上から巻いていた。そして何も思わずそのま

          ウォーキングとコルセットとバッハ(日記 4/14〜4/16)

          お肉と親睦会と集中(日記 4/11〜4/13)

          4月11日(木) 今日は義母の送迎業務が全くない!これだけでとても自由を得た気がする。送り迎えって大した距離でないけど、時間が細切れに中断されるのが地味にストレス。気分が乗って作業が捗っていても電話がかかってくればそこでストップしないといけない。で、帰宅してもう一度同じテンションでできるかというと、そうではないんだよなあ。 はい、ちょっと愚痴でした。 夫がここのところお肉を食べたいとしきりに言っていたが、買い物に行けず、買い置きの食材での献立の都合で肉料理が2〜3日実現でき

          お肉と親睦会と集中(日記 4/11〜4/13)

          再び犬と無料通信アプリとドキドキ感(日記 4/8〜4/10)

          4月8日(月) 翻訳家・エッセイストの村井理子さんのお宅のラブラドールレトリバー、ハリーが亡くなったことにひどくショックを受けた(前回の日記。ここ参照)のもつかの間、社会学者の岸政彦先生(著書も大好きでたくさん拝読していて、各SNSもフォローしている)のお宅に保護犬の子犬がやってきて「全わたし」が歓喜に沸いている。私の中の何かが爆発して感情が忙しい。このことについて書き始めたのだが、長くなりそうなので後日にエッセイとして書きたい。そんな時間あるのだろうか、でも書きたい気持ちは

          再び犬と無料通信アプリとドキドキ感(日記 4/8〜4/10)

          猫と犬と義母孝行(日記 4/5〜4/7)

          4月5日(金) 現在、義母は介護認定で「要支援1」とされている。認定を受けてからもうすぐ1年が来るので認定更新のため市から保健師さんがいらした。応接間に上がっていただいて、まだ話も始まらないうちに、猫のトムさんが応接間にやってきた。来客があると、ほぼ100%の確率で一緒に参加してくる。しかもめっちゃ懐いて顔も体も触られ放題である。保健師さんと義母が向かい合って話す真ん中のテーブルにどかーんと座り微動だにしない。保健師さんは何度も「デカい!!」「ものすごくデカい!!」と感嘆して

          猫と犬と義母孝行(日記 4/5〜4/7)

          悩み相談と東京と「となりの雑談」(日記 4/2〜4/4)

          4月2日(火) 午前は自分のピアノレッスン。前回のレッスン以降、忙しかったので練習時間をとるのに四苦八苦したけどなんとか今日にこぎつけた。先日ここにも書いたけど、隔週で月2回通う、というペースを死守していきたい。 午後は親戚の女性(アラサー)が私に話を聞いてほしいと言ってやってきた。今、仕事のことで煮詰まっていて今後どうしたら良いか悩んでいるらしい。えっ、なぜ私に?と驚いた。いつもは彼女は自分の妹や母親に相談しているのだが、他の人の意見も聞いてみたいということで私に白羽の矢

          悩み相談と東京と「となりの雑談」(日記 4/2〜4/4)

          3月の振り返りと4月の目標

          4月。新年度の始まり。桜が咲き始め天気も良いけれど黄砂もひどいので外に出るのを躊躇うようなスタートとなった。 それにしても月日の経つのが早過ぎやしないか?もう2024年の4分の1が終わってしもたぞ? さて、3月に立てた目標のおさらい。 ①自分の勉強やインプット(自分のレッスンの再開) ②発表会の準備を早めに行う こんな感じでした(詳しくはこちらを参照)。 欲張らずに2つにおさえておいた。 まず①について。 自分のピアノのレッスンにまた通い始めた。しかも定期的に行くと心

          3月の振り返りと4月の目標

          両親と≒と背中(日記 3/30〜4/1)

          3月30日(土) 今日から一泊二日で実家へ。年度末および春休みの土日ということを忘れていて新幹線の席が残っているか心配だったが前日でも少し残っていた、よかった。 昨年10月以来の帰省なので約半年ぶりか。父は癌の治療中、母は認知症が進行中、ということで兄夫婦には苦労をかけっぱなしなので本当はもっと帰省の頻度を上げたいのだけれど、こちらも義母の介護が昨年から緩やかに始まってきたし仕事もわりと忙しいので都合をつけるのが難しい。 今回は姪とその子どもたち(6歳と4歳の兄妹)も帰省

          両親と≒と背中(日記 3/30〜4/1)

          音楽〜新芽から円熟まで(日記 3/27〜3/29)

          3月27日(水) 午後から小さい子(年少、年中、年長)たちの発表会なので、午前中に家事を大急ぎで済ませておく。これでも働き方改革でずいぶんと楽になった。以前は丸々2日間、朝から晩までホールにずっと詰めて、出番以外も裏方をせねばならなかったが、今は自分の生徒の部だけ行けば良い。もちろん、1年のうちには従来のような働き方をせねばならない大きなイベントもあるけど、いい塩梅に年間の行事が振り分けられたものだなあと感慨に耽る。やればできるんだよ(笑)。 緊張した時の様子が、小さくても

          音楽〜新芽から円熟まで(日記 3/27〜3/29)

          性分と忙殺とPowerPoint(日記 3/24〜3/26)

          3月24日(日) 今日は丸一日お仕事。分刻みでスケジュールが組まれており、集中力もかなり要するので気を引き締めて臨む。今日のお仕事は地味なタイプのものなのだが、自分以外の人のレッスン指導成果(そしてそれを見ることでプロセスも想像できる)を垣間見て勉強することができるので、しょっちゅうやりたくはないけれど定期的におこなっておきたい業務である。今日もやはりものすごく勉強になった。というか、自分の普段のレッスンを大いに反省した。私の指導は緻密さが足りないなと思う。詰めが甘くてざっく

          性分と忙殺とPowerPoint(日記 3/24〜3/26)

          疲労困憊(日記 3/21〜3/23)

          3月21日(木) 真夜中にお手洗いへ行った際に急激に血圧が下がり、寝室まで戻ることもできずしばらく廊下で寝転がっていた。数分したら落ち着いたのでゆっくりと戻って布団へ入り眠った。若い頃から疲れが溜まったり、その後にホッとしたりするとこういうことがたまにあった。しばらく経てば何事もなかったように元に戻るのでさほど気にしてもいない。持病というほどでもないけれど、体質なのだろうな。 ミネストローネスープを作ったらたいそう美味しくできた(自ら積極的に褒めていくスタイル笑)。夫もおか

          疲労困憊(日記 3/21〜3/23)

          練習とワンポイントリリーフとお彼岸(日記 3/18〜3/20)

          3月18日(月) 午前中は義母を美容院へ送迎。なんやかんやで午前中の大部分が潰れて辛いけれど、徳を積んでると思って粛々と運転手に徹する。 午後は自分のピアノ練習の時間を確保する。これも加齢なのか、練習したことが身に付いたと思ってもすぐできなくなる。定着度が悪くなっている、と言い換えればよいかな。3歩進んで2歩下がる、くらいの進度。でも2歩進んで3歩下がるよりはマシだと自分に言い聞かせる。(どんな鼓舞の仕方なの) 3月19日(火) 朝イチから職場より連絡があり、同僚の講師が

          練習とワンポイントリリーフとお彼岸(日記 3/18〜3/20)

          ホットフラッシュと転勤とピクミンブルーム(日記 3/15〜3/17)

          3月15日(金) 今朝もやや不調。気温が高いのに悪寒がする。前回にも書いた不定愁訴の多さは、ホルモンバランスの崩れによるところも大きいと思われる。いわゆるホットフラッシュが近頃また多くなっているのだ。よく言われるように寒気がするな、と思ったのも束の間、なんだか暑くて汗が出る、ということが繰り返される。若い頃に人生の先輩女性の皆さんが「暑いと思ったら寒いのよ」と仰っていたのを聞いていた時は「どゆこと!?」と想像がつかなかった。思えば老眼もそうだな。「近いほど見えないってどゆこと

          ホットフラッシュと転勤とピクミンブルーム(日記 3/15〜3/17)