12月19日（火）
前回の日記で書いた義母の風邪が悪化。咳が酷く熱もありお医者さんへ連れて行く。書き上げないといけない楽譜があって今日の午前中はあえてPC教室をキャンセルしていたのに、義母のお世話で終わってしまった。家族と暮らしている以上これは仕方のないことだけれど、やり場のない怒りと焦燥感で気持ちが下がる。隙間時間をなんとか掻き集めて最低限、楽譜を書き進めた。

これも先日の日記で書いたように生徒さんたちへのクリスマスプレゼントを今週から配り始める。みんなたいそう喜んでくれて、夫曰く「昭和の内職」のごとく、ちまちまと袋詰めやカード書きを頑張った甲斐があったなあと嬉しくなる。

ピアノ個人レッスンの中学生の男の子、ボーイスカウトに入っていてその行事で餅つきをしてきたのだ、と話してくれた。餅を15個食べたらしい。若いってすばらしい笑。本当はもっと食べたかったのに、ついた分の全部を団員みんなで食べ尽くしたそうだ。帰宅して夫に話したら「餅が最高のごちそうだった頃の日本人かよ」と笑っていた。

夜中、なぜか目が覚めてそこから2時間くらい眠れずにいた。猫が居てくれるとこういう時に撫でたり話しかけたりして時間をやり過ごせるのでよい。猫には毎日どれだけ助けられていることか。

12月20日（水）
義母、今日も寝込んでいる。それでもあまり拗らせすぎないうちに受診したのが良かったのか、咳もずいぶんマシになり熱も下がった。ありがたやありがたや。

夫、今日は夜に忘年会がありお酒が入るので車で職場まで送っていく。ただでさえこの忙しい時に送っていくのは正直言うと時間がもったいなくて煩わしい。チッ…と舌打ちが出たのは夫には内緒笑。

夫を送って帰宅、大車輪で家事をおこなう。寒くて洗濯物が乾きにくくこれまた時間をいつもより取られる。

午後は新人さん相手の個別勉強会。私も仕事を始めて1年目は何もわからなくて先輩に聞きまくってなんとか毎日を凌いでいた。でもそれは自らいろんな人を捕まえては尋ねて回っていたわけで、現在のようにマンツーマンで毎月まとまった時間をとって教えてもらえる制度があったらもっと助かっただろうな、と思う。まあ、どちらがいいのか一長一短ではあるかも。自らいろんな人のところへコミュニケーションをとっていく力というのは養われたと思うので。

夫は忘年会で夕食は要らないし、義母もまだ食欲が本調子ではないから私が作っておいたお粥やそういったものを私が帰宅するまでに食べて早めに寝ると言うので、今夜は自分のためだけの晩ごはんで良い。なので「さぼてん」に寄って大好きなひれかつ弁当を買って帰る。


12月21日（木）
義母、ずいぶん咳がおさまっている。良かった。でも今日はこの冬いちばんの寒さなので、ぶり返さないようにゆっくり過ごしてもらう。

今日は年に一度の健康診断。私は市の集団健診にいつも申し込んでいる。朝ごはんを食べずに行かないといけないのでお腹をグーグーと鳴らしながら運転して健診センターへ。「茶腹も一時」とばかりにお茶を飲んで空腹を紛らわす。

血圧、身長、体重、腹囲などを計測。
…身長が1cmも縮んどるやないか！！！
今年は自分の加齢をつくづくと感じる1年ではあったが、そのラストを華々しく飾るかのような身長の縮み。ショックだ、ショックすぎる。その他の検査は1ヶ月ほどして結果が返ってくるのだが今年のあちこちの不具合を思うと再検査に引っ掛かるものもあるのではないかと心配になる。まあ今考えてもしょうがない。今もっと考えないといけないことは他に山ほどあるのだから。

犬山のモンキーセンターのニホンザルが焚き火にあたっているニュース映像があり、お猿さんたちが職員の方に焼き芋をもらって食べていた。夫がそれを大変興味深く見ており「お猿さんたち、焼き芋を初めて食べた時驚いたんとちゃうやろか。生でぼりぼり食べるのとは別もんってくらい食感も何もかも変わるやん。『甘んまッ！！！』『うんまッ！！！』って驚愕したんちゃう？」　知らんがな笑笑。

＃日記 #エッセイ #義母 #夫 #仕事 #風邪 #餅つき #健康診断 #猫 #さぼてん