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鳥取砂丘は、「夜明け前」が良い

鳥取砂丘は、一般人が訪れることができる日本の砂丘の中で、最も大きい砂丘だ。
なにかのテレビで、夏いきたい場所ランキング上位に入っていた。

鳥取砂丘の名物は、なんといっても「風紋」だ。

砂の波のようなものを「風紋」という

風紋は、砂丘に吹く風が作る自然の造形美。
鳥取砂丘に来たら、これを見ずには帰れないだろう。


ここで昼間の鳥取砂丘を見てみよう

足あと
足あと

そこにあるのは風紋ではなく、多くの観光客に踏み鳴らされた後の足あとだ。我々は足跡を見るために砂丘に行くのではない(真顔)

せっかく風紋が残っていたとしても、足あとが一つあるだけで台無しになってしまう。

どうせ行くなら、足あとが全くない鳥取砂丘を見たい。
それなら、観光客がまだいない「夜明け前」しかない。

では、どうやって夜明け前に鳥取砂丘に行けば良いのか?
鳥取駅からはかなり離れていて、徒歩で1時間半かかる。

タクシーはそんな早朝からやっているとも思えない。
バスは始発でも7:30砂丘着だ。先を越されてしまう。
僕は歩くことにした。

前日の23時ごろ鳥取駅に到着した僕は、砂丘から近いジョイフルで時間を潰し、午前4時すぎに出発した。
(十分に空席があることを確認し、ご迷惑にならないよう過ごした)

ジョイフルから砂丘までは1時間と少し。日の出に間に合うように歩く。
どうせなら、砂丘から日の出を見たい。

途中、鳥取市街地のあかりが綺麗に見えた。

いよいよ砂丘のそばまで来た時、僕の後ろを「ドタドタッ!!」と何が大きなものが横切った。驚いて振り向くと、体調1mはある大人のイノシシが走って道路を横断していくところだった。
あとで砂丘をよく見ると、イノシシらしき足あとがいくつも残されていた。めちゃくちゃ焦った。

イノシシの足跡?

そして砂丘着!一番乗り!!
他に誰もいない。鳥取砂丘を独り占め。

風紋も見れた

朝日がすごくきれいだった。

お気に入りの「ふゆびより」を聞きながら朝日を見る。
ふゆびよりには「朝日が昇る 私は旅する」という歌詞がある。この歌詞が今の自分に最高にマッチしていて、なんとも幸せな気分になった。

バスに乗って鳥取駅に戻る。
途中で日乃丸温泉という朝からやってくれている銭湯と、有名なすなばコーヒーに寄った。
すなばコーヒーは朝から行列!僕は「卵かけご飯モーニング」を注文。

今日はこれから島根方面へ。
鳥取を十分すぎるほど満喫して、鳥取駅をあとにした。



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