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冬までに整える畑の姿

重機で工場跡地の土地を掘削し、堅~い地層を少しほぐした所で3日目には、表層の土がバールで叩いても刃が立たない事について、前回の記事でまとめさせて頂きました。


今回はそれから、3週間程経った現在の様子に少しづつ変化が見えてきたので、その様子を共有できればと思っております。赤土にも少し変化が現れてきましたが、詳しい土の状態は次号に引き継ぐ事に致します

土から小石の選別


砂利の選別中

相変わらず、仕事以外の日は、砂利の選別、良質な覆土(放置された空きスペースの黒土)を台車で運搬作業を行う事を続けている日々を過ごしております。


台車で砂利や土の運搬作業

理想は赤土の方の細かい石も取り除いて、黒土と混ぜ込みたいのですが、一人の人力だけでは、土が固く、途方もない作業になってしまうため、微生物、菌の力で土の内部をほぐしてくれることに全力で期待する事と致しました。

大きな石が与える自然界の役割とは?

この土運搬、選別の作業は、大変な作業なのですが、黒土でうっすらと覆土し、デコボコが整地されていく姿は、これからの希望を感じる光景ですので、変わっていく姿を励みに作業を続けることが出来ます。作業を通じてのいくつかの学びを感じる場面もあります。直径40㎝程の大きな石の下に、植物の根や、昆虫たちの住処になっている事や、ベニヤ板のような大きな板が土に埋められてしまっているその下で、根が光を求めてどんどんと成長している様子など。

今までもそうした何気ない作業の時に、その下の様子を覗く事はありましたが、改めて植物、昆虫たちの視点で考えると、石や、障害物が、住み心地の良い環境を作っているのではないかと考えるようになったのです。

パワーストーンと他の石の違い

土から出てきた丸石

永遠と出てくる石を前に、細かい成分をみると、ミネラル分など土が持ってない栄養素から染み出ているのか?地上のエネルギーが集まっている?なども考えましたが、そこまで前向きに考える事は出来ません。

海外製の貴重な石にはパワーが宿るとも言われており、そのパワーを感じる方は多くいらっしゃいます。世界、日本の景勝地、遺跡などでも、石にまつわる不思議なエネルギー(どうやってこの石はここに運ばれてきた?削った)などを感じる事が多いのには、何か特別な力が備わっているのでしょうか?

私たちの目にしている、恐らく何千年もの間姿を変えずにそこにあった石について、与える、生物の影響、変化を少し考察してみます。最近の天気は、晴天が2~3週間続く気候です(その前も少量の雨が数えるほどしか降らなかった)以前に掘り起こした後の表層が剥き出しになっているところでは深さ10~20㎝近くまでは、乾燥が進んでいます。一方で石や、障害物の下の所には表層までしっかりと水分が保たれていて、ミミズや、モグラの穴などもあるようでした。明らかに土中の環境が異なり、多様な生活環境が育まれているといった印象です。植物はもちろん光合成が出来ないので葉は育ちませんが、根の勢いは旺盛です。

「菌根の世界」知られざる根圏のパートナーシップ

森の木、菌根の力を探る

最近読んでいる本で「菌根の世界」という本を読んでいます。作者が冒頭にも伝えている通り、専門的な用語がたくさん飛び交いすべてを理解するにはとても難しい本なのですが、その一部の中に、植物の根は、菌と共生する事で、空気中の窒素分等を根から受取り、土の養分を根に受け渡すといった共生の世界が育まれているようです。菌が空気中の養分をなぜ根から受け取ろうとするのかはよくわかっていないようですが、根の様子を電子顕微鏡で拡大すると、そこには根と共に菌がくっついていて、菌のネットワーク(土中)によってより多くの養分を吸収する手助けが行わているのではないか。といった想像が出来るわけです。

富士山火山荒原のミヤマヤナギが育まれる様子の観察

火山跡地のような無菌に近く、栄養がほとんどないような土地では、植物が繁殖、群生するのと合わせて、その下には菌のネットワークが広がっているという、研究の成果も上がっているそうです。
植物によって、その菌の種類、展開方法がいくつかあるようですが、理解が追い付かず、くわしくは本を手に、理解を深めて頂けたらと思います。

多くは樹木の根に関する記事ですが、植物成育にとても参考になるのではないでしょうか?

土の栄養を蓄え、土壌菌が育む畑の姿とは?

森の木と土、支えあって生きている

そんな本を手に取った後の出来事だったので、土の栄養の他に、菌の住処といった配慮も行いたいと思いました。あまり多くを実践しすぎると、本題の野菜作りまで遠回りになってしまうかもしれませんが、畝も立てていない平らな土地ですので、少し考察し、楽しむことと致します。

通路を草マルチから木道にしてみる

畑に木を並べ木道作り

まず、石を畑全体に覆うわけにはいかないので、通路の部分を木道として木を並べようと考えました。木材と土が接していれば、木材腐朽菌や、その他の菌の温床の場所になってほしいと思ったからです。狭い土地で通路が多くを占めてしまうと、畑面積が必然的に狭くなってしまう為、通路長さも少なくしたいなと考えました。木道はうまくすれば、通路部分の雑草が生えづらく、畑との境界もはっきりするだろうと思い考えている時間はとても楽しいです。
畑は区画する事をせず、混播で育てたいとも思っていたので、真っ直ぐにせず、葉脈のような木道にする事でも、楽しみました。

これに関しては少し遊びすぎたような気もしますが、1年すれば、良かったかどうかわかると思いますので、その変化の様子もお伝えしていきます。

通路の形状は今後の課題

木に向き合うさとし大工

畑の通路をどうするかは、ある程度考えていたのですが、実際は、全く別の形となりました(笑)これは自分仕事の醍醐味というか、楽しみでもありますね。計画した通りに進める事も大事ですが、より良いと感じた際にはすぐに移行してしまう。まとまりがなく反省したりすることもありますが、ひとつづつ形にしていける喜びを感じる事が出来ますね。

さて次の記事については、3週間程経った赤土の状態が、黒土化してきたという謎の変化が現れたので、そちらの記事も載せようと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございます!
次号もよろしくお願いします。

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