見出し画像

お金よりも「3つの〇〇」が幸福を感じる鍵になる

幸せになりたいと多くの人が考えていると思います。
私自身も幸福な人生を歩みたいと考えながら日々を過ごしています。

しかし、「幸福」という概念はあいまいなものであり、人によって何を幸福と感じるかは様々です。

そんな中、神戸大学と同志社大学が20~70代の男女2万人を対象に「幸福感」に影響を与えるものについてのアンケート調査結果をまとめています。

調査はオックスフォード式の心理的幸福感を図る質問(名前だけでもアカデミックな感じがします)を行い、所得、学歴、自己決定、健康、人間関係の5つについて幸福感と相関するかについて調査・分析を行ったようです。

その結果の上位は
①健康
②人間関係
③自己決定
④所得
⑤学歴
となりました。

健康が1位になったことに関しては、個人的には異論がありません。
日々の生活で忘れてしまうことはありますが、体調不良の状態では幸福感を味わう事ができないのは、理解できます。
体調が悪い時に好きな食べ物をだされても、幸福感を感じる事は難しいですよね。

2位の人間関係についても、ハーバード大学で75年に渡って行われた「ハーバードメン実験」により、「幸福と健康を高めてくれるのは良い人間関係」であるという調査結果もでていることから、同意できます。

次に来たのが、自己決定です。

自己決定は「自分の事は自分で決める」という事ですが、それが所得よりも幸福感に影響力を与えているという事をこの調査では示しました。

最近では、働き方でフリーランスを選んだり、転職を積極的にする人が増えています。
「お金じゃなくて〇〇だから〇〇しました」という理由で自己決定する人が幸せそうに見えるのは間違いではなさそうです。

国連の2018年世界幸福度報告書によると、日本の主観的幸福度は54位とかなり低い位置にいます。

少子高齢化や経済の低迷などから悲観的な雰囲気が漠然とは漂っていますが、個人で幸福感を感じるヒントは①健康②人間関係③自己決定にあります。

これらは、別に国に頼らなくても自分でコントロールできる部分が多くあります。

幸福感を感じる為にも、健康的な生活を心がけ、良い人間関係を作り、自分の事は自分で決めていきましょう。

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?