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【読後感】「会社を辞めずに朝晩30分からはじめる起業」

土曜日と日曜日,そして,金曜日の中で一番好きな曜日をたずねられると,多くの人が土曜日と答えるのだと聞きました。

これは,容易に想像ができるし納得感もあります。

次に,日曜日と金曜日を比べると,どちらか?

金曜日が営業日であるにも関わらず,休みの日曜日ではなく,金曜日と答える人が多いのだそうで,これは意外です。

きっと,人は明るい未来にひかれるということ,なのでしょうね。

今日は土曜日。そして,10連休の初日です。

これ以上に期待の膨らむ嬉しい日は他にない…ということです。

そんな最高の日に,朝8時からのヨガの練習を終えて,いつものカフェに向かいました。

(カフェというのは,定年した男性が日中に過ごす場所の3大メジャーのうちのひとつだそうで。ほかの二つは,図書館とスポーツジム。これらに共通しているのは,いずれも,あまりお金がかからず,長居できるところにあるらしく。日中,家にずっといると家人にうとまれるのだそう。

そんなことを聞くと,自分の居場所をしっかりとつくっておきたい。

経済
健康
生きがい

定年後に充実した時を過ごすのには,これら3つが必要だというのだけれど,これって,本来であれば会社で働いている現役の時から,意識して取り組むべきことなのではないだろうか?)

そう,ヨガの後にカフェに向かったぼくは,少し離れたテーブル席に陣どり,コーヒーをオーダーし,手に取った本「会社を辞めずに朝晩30分からはじめる起業」をパラパラめくりながら,昨日手に入れた万年筆,ラミー社のサファリの書き心地を楽しむために,「もくじ」をノートに書き込みました。

(スタロジーの方眼A4サイズとの相性も良く,なめらかな滑りで,裏写りもしない。インクはオーソドックスにブルーなのだけれど,次は,ターコイズで遊んでみるのもいい。)

著者はの新井一氏は,1973年生まれ。高校,大学と海外で過ごし,帰国して就職。日本社会にも,日本企業にも馴染めないながら,15年間サラリーマンとして勤務を続け,その間に副業経験を積んだといいます。

ぼく自身の体験からも,リバースカルチャーショックというのはカルチャーショックよりも適応するのに時間がかかります。時差もそうですが,行くときよりも,帰ってきたときの方がきついのです。感覚的には,倍くらいはかかるのではないでしょうか。高校,大学と7年間を米国で過ごしたとしたら,戻ってから日本社会に適応するまでにはに14年はかかるであろうと思われます。

本書では,「時間」も「お金」も最小限のリスクで副業(起業)できるノウハウに言及しています。「マイナンバー対策」収録で,会社に知られたくない人でも,始められるという。

いつか起業しようでは,いつまでも起業できない。

本書を読めば,起業の第一歩をふみだす,すぐに始められる方法が手に入ります。

初版版が発行されたのが,2017年。そして,2018年に大7刷が発行されています。こういう類いのハウツー書にしては息がながい。

もくじの一部を抜粋します。

3.起業を見据えるなら知っておきたい高打率の秘密
自分は何をしたいか考える
・起業セミナーに参加する前に
・夢や思いを紙に書き出す
・過去の振り返りが未来を照らす
小さなことからまずは始める
・笑われるほど簡単にする
・大きな夢を分割する
最も簡単なビジネスをする
・自分の過去にヒントを得る
・経験や体験を伝えるビジネスの3つのメリット
失敗を恐れない
お金の使い方を見直す
・無駄な出資をおさえる
・投資と浪費(消費)の違い
・ビジネスを立ち上げる問いにかかるお金とは?
時間を有効に使う
・やらないことを決める
・インプットを辞める
・隙間時間を見つける

4.副業から気軽に始める 超安全スタートアップ術
朝晩30分でできるビジネスをつくる
・時間のコントロールができるビジネスを考える
・アイデアの実現性を確認する
・朝晩30分でできるビジネスに加工する
お手軽でなければ,スタートできない・続かない
・日常的にやっていることの延長戦で考える
・「お手軽にする」には,これをやる
・4つの切り口からお手軽そうに感じるものを選ぶ
・「知識の提供(ノウハウ系)」ビジネスの作り方
商品・サービスの決め手は悩みの解決
単なるアイデアを商品化する
・まずはきめるべきこと3つ
・具体的に,商才に決める
さらに商品を開発する
・3番目につくるべき商品とは?
・4番目につくるべき商品とは?
・ファンはあなたの最強の味方
ビジネスをスタートしよう!
・3つの力(商品力×発信力×信用力)をバランス良く高める
副業であっても税金はかかる
・税金はどうやって納めるのか
・会社にばれない税金の払い方
・マイナンバーの副業への影響は?

さて,しっかりヒントをいただいたこの後は,次に図書館に向かいます。

ジム→カフェ→図書館

完全にリタイア組のコースですね(^^ゞ

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