壊すのは、ほんの一瞬
作り上げるには
いくら時間があっても足りないけれど
壊すのは一瞬、ほんの一瞬だ
と、小学生の時の先生が熱弁していたのを
なぜかよく覚えている。
きっと、それは
長年の関係性の中で生まれた絆だったり
何度も構成を考えた文章だったり
長年継ぎ足し使ってきた秘伝のタレだったりして
見えないものが
一瞬で崩れ落ちていく様子は
心が見るに耐えれないんだと思う。
この前はこの逆パターンがあった。
あえて作り込んでこなかったものを
一気に完成へと導いたことがあったんだけど
それは完成させることで
時が満ちる感じというか
終わってしまうのが
とても怖かったんだと思う。
維持するのは大変だけど
終わらせてしまうのはもっと悲しかったりする。
こうして後から振り返って
いろいろ気付いたところで
もう遅いとはわかっているんだけど。
たぶん、ちょっとメンヘラっぽい思考になるのは
夏の終わりが近づいているから。
私のせいじゃない、と信じたい。
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