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なんのことない時間

今日の夜勤はとても忙しかった。

いくらサンタさんでも
緊急入院4人は振る舞いすぎだと思う。
もっと小粋なプレゼントが欲しいよ?

たぶん、一般の人にはあんまり伝わらないかもしれないから、雰囲気でこの忙しさをお伝えしようと思ったけど、やっぱり無理だわ…

看護師さんの忙しさを教えて?ってよく言われるんだけど、もう形容しようがないの。盆と正月とGWと夏休みと冬休みと3連休がいっぺんに来た感じっていうのかな。もう無理♡って気を失いたくなるくらい忙しい時がある。それが看護師。


話を戻すね。
昨晩は忙しくてよかった。
忙しさに救われたの。

たまにくる、何も考えられなくなるゾーンだったから。

目の前にいる患者さんのことも
今書いている文章やブログの構成も
これから書きたいことのメモ集めも
タスクやスケジュールの洗い出しも
これまでのことも、これからのことも
どうでも良くなって頭が止まってしまう時がある。

それが、昨日の晩だった。
もう、こうなってしまうと、どうやってもダメ。

思考停止を味わい尽くすまで終わらない
というのが私の答え。

自分のやってきたことややりたいことなんて
むしろ、社会の害になってるんじゃないかと思えて
心も頭も、身動きが取れなくなる。

見えてるものも
聞こえてるものも
なにも自分に溜まることなく
なにも自分をめぐることなく
出ていくだけ。

こういう時、何も救いがなくて絶望する。
だからこそ、希望が際立って見えたりするのよね。

希望のための絶望だと思えば
あんまり悪くないな、と
思えればいいんだけど。



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