肌が弱いからずっと石鹸愛用してます、の危険。
こんにちは、フェイシャルサロン&スクールSUHADA エステティシャン、美容家の永松麻美です。
私は週に一度、インスタライブをやっていて肌悩みに応えたり、お肌の話やスキンケア の疑問に答えたりしているのですが、先日・・・
「ずっと乾燥肌で悩んでいます。肌も弱いからずっと石鹸を愛用していますが、他に気をつけることやおすすめの化粧品ありますか?」という質問がありました。
ハイ!
「まずは石鹸をやめましょう」という話です、これ。
どういうことか説明いていきますね。
「石鹸は肌に優しい」は嘘!?
昔からあるし、馴染みもある。
なんとなく余分なものは入ってません、というイメージもあって
石鹸=肌に優しい、という方程式が当たり前になっていますが、実は石鹸はもともとが「強いアイテム」なんです。
石鹸は基本的にアルカリ性で、洗浄力がかなりパワフル。
汚れや皮脂をしっかりと洗い流す反面、肌の乾燥を招き人によっては肌のバリアを弱らせてしまう可能性も。
オイリー肌や肌の強い人はいいかもしれませんが、乾燥肌、敏感肌の方には向かないんです。
またニキビやお肌が不安定な人も石鹸は実は向きません。
なぜなら石鹸によってお肌のPHがアルカリに傾き、通常モード(弱酸性)に戻る過程でアクネ菌増殖ゾーンを通ったり、皮膚常在菌のバランスが崩れてしまう可能性があるから。
乾燥するなら石鹸成分フリーの洗顔を!
汚れを落とすことは美肌のために大切だけど、同じく大切なのが肌の潤いを残すこと。
適度な皮脂、そして角質層の細胞間脂質やNMFといったうるおい成分をちゃんと残しておくことが大事。
洗わないのはNGですが、洗いすぎ・落としすぎもまたNGなんです。
乾燥や敏感で悩んでいるのなら、石鹸はやめてカルボン酸系、アミノ酸系の洗顔料を。
ちなみに「石鹸をさけて」というと、「じゃあ洗顔フォームで」という方もいますが洗顔フォームであっても石鹸成分であれば同じなので注意してくださいね!
最近は「ソープ成分フリー」「石鹸成分フリー」と書いてあるものも多いので、そういった洗顔料を選びましょう。
本当の「お肌に優しい」を。
石鹸には、メリットもありますがたくさんの洗顔料が世に販売されている今、乾燥肌や敏感肌の人があえて選ぶ意味はないかな、と思います。
「今まで石鹸、石鹸成分のものを使っていた」という人は、これを機に自分の肌に合った洗顔料を探してみてくださいね。
また、アイテム選ぶも大事ですが洗い方も大事。
乾燥や敏感がある人は、洗顔料の泡を転がすように
・肌にあまり触れないよう優しく洗うこと。
・洗い時間が長くならないようにすること。
・お湯の温度を低めに設定して潤いを守ること。
なども一緒に気をつけてみてくださいね。
洗いすぎ、皮脂の落としすぎで肌荒れしていた方は、一週間くらいで肌が変わる人もいますよ♡
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