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タイムマシーン親離れ。

おはようございます。

今回は

    「あなたみたいな女が
     世界で一番嫌い」

と母親に言われる私の話を書きます。

かと言って私を知りつくした方も
読んでいる、このnote。

なんでもかんでも書ける状態では
無くなる反面、
私の安否確認ツールとなっている。

ありがと。

書き出したきっかけは
子供が虐待されていた事実
不登校
別居への道
調停
裁判
そして離婚
シングルマザーと引きこもりの子供。

感情を乗せてくれない法律での
4年近くかかった
悲しくて辛いことのみの時間…

あの書面での戦いの紙の山…
もう誰も見ることもないだろう。

守秘義務契約と共に

ただひとつの小さな案件として
そのうち瞬殺
シュレッダーでジ・エンド。

私の心は復讐心すら湧き上がらず
目の前で壊れていく子供を
壊れそうな私が
誰にも助けを求められず
ただただ泣いて見ていた…

今、時々
過去を振り返る様になった。

突然穴埋めクイズの答えが
出てくるような感覚。
答えようともしてないのに。

今までおきたこと全て
無かった事には決してならない。

だけど、生きていくしかないなら、
共有できるなら…
ヒヨコを新しく孵化させてあげたい。

しあわせの上書きは必ずある。  
恋みたいだ。
その魔力を信じて。

これは自己憐憫ではない、
自己満足でもない、

いつか 
大人になったヒヨコに
もしも 
私がいなくなってしまった時に


残しておく恋文です。

もしかしたら、
せっかく閉じてきたカサブタを
剥ぐことになるとしたらやだな…

だけど、

記憶は秒で曖昧になるから
記録でもあります。

ほい。

そんなキッカケで
noteを始めました。

ヒヨコの話をしないなら余裕です。
今日は少しだけ自己顕示欲っぽく
己の話をします。

ヒヨコのママではあります。
しかし、しかしですよ。 

実は私も一人の人間とし
て存在しております。

外の仮面も所持しております。

そして私は、
ヒヨコのママでありつつも、
母親からすると娘だったりもします。

今一緒に暮らしています。

ヒヨコと祖母は
全く気が合いません。 

ダブルで反抗期なお年頃。

多分今は特に駄目なだけ。

気づけばいいのに…お母さん。


犬猿の仲とはきっとこれ、
どっちが犬で
どっちが猿か知らないけど。

母親は
強気な麻生太郎世代かな。
勝手にすんません、麻生さん。
帽子洒落乙です。

TVを見ては
国の愚痴を言うタイプ。

お母さん世代…いい世代ですってば。 
国の恩恵受けてますってば。 
お母さん気づいて。

タイムマシーンで過去へー


私の父親が手術ミスでの
遷延性意識障害他界まで7年。

安楽死やら尊厳死なんて事も 
当たり前のように議論すら
もっとない時代。

胃瘻のオペまでミスられた。

キャリアウーマンだった母は
突然自分の旦那が植物状態になり
仕事もやめ、まだ50代。

本当に寂しかったよね。
悲しくて不安だったよね。
お母さん。 

お父さんもね。


喋ることも、目を合わせることも、
認識することも、全くない無の父親。


全身は強張り
拘縮で
手のひらはいつも蒸れていた。
褥瘡は稀に見る凄さ。

だけど、父親は生きていた。

体温と排泄だけが生きてる証だった。

私と母は基本的に1日交代で病院に
毎日行く形を数年続けていた。

誰ひとり喋れない患者さん達の部屋。

その療養型病床は

痰の絡む音と
時々発する誰かのうめき声

私が持ち込んだラジカセから
父が好きだった少年時代が流れ
私のメンタルが持たない。 

最後は綾小路きみまろを流したまま
オチを置いて
またね、バイバイ。

以前も書いたかもしれない。

その時は私は
心療内科と不妊治療と父の病院
3本だてセットの日々を送りながら

父が在宅になったら…
と、
覚悟もした私は
何かの為になるなら
と、 
安定剤を飲みながら
まずは昔でいう、
ヘルパー2級のため
別日に通学していた。

ちなみに結婚はしていた。

殆ど喋らない静かすぎたが 
よく働く優しい旦那さんだった。
後にヒヨコの本当のパパとなる。

書いていると蘇るね…
ほろほろと記憶が頭の地面に落ちる。

そんなこんなで
院長と面談があったり
患者の家族の方とお話ししたり

今で言うコミュ力不足の私が
ひっくり返され
父親の媒体としてイタコになった。

父が他界したその日から
私の、ヒヨコの地獄が始まった…

父が旅立ち10年になる。

そう。ヒヨコは今13歳。

疲れ切っていた私は
知りも知なかった奴に会った。

点と点がない。
よくわからない、違う解答用紙。

そして男性恐怖症で
他人が苦手だった私は詐欺的に
洗脳されていった。

それを見ていた母親は
いったいどう思っていたんだろう。

でも、何を言っても
私はお母さんの
世界で一番嫌いな女なんだから。

共働きの家で育った私は
今の世代よりも長い夏休みに苦戦。

お弁当と、おっとっとだけじゃ
物足りなくて、なんだかいつも
お腹を空かせていた。

仕事に行く父と母を送り
朝の8時過ぎから夕方の6時まで

わんちゃんの様に

ひたすら大好きなお母さんが
帰ってくるのを
台所の小窓から見ては
つまらないテレビをつけながら
待っていた。

そんな夏休み。
大嫌いだった夏休み。

子供なのにラジオが好きで
人生相談やラジオドラマを
意味も分からず流していた。

ゲームも駄目だったし
今みたいに携帯とかないしなぁ…

今ってすごいね!笑


結果的に私の幼少期の思いが

専業主婦の道を絶対的に選び。
ヒヨコにド甘になったところは
環境レベルではなく
細胞レベルで関係していると思う。

今思えば
今と同じ。  

昔も親同士が仲良しだからこそ
夏休み友達の家の行き来ができる。

お泊りもできる。

突然人の家に毎日押しかけたら
それこそ昔は
ハッキリダメ出しされるよね 笑

そんなもんだ。

私はいつも首から鍵を下げていた。

両親に大切に育ててもらったけど

夏休みに親はいなかった、
夏の思い出は高学年になってから。

学校で掛け持ちの部活をやりだし
嘘みたいな忙しさで
暇つぶしで途方にくれる夏休みは
そこで解消された。

だからこそ、ヒヨコの夏休みは
私みたいには、私がさせなかった。

あちらこちらと友達の家を行き来し
流しそうめんを皆で企画したり

車を出してくれる友達に甘えて
皆ででかけたりした。

子供をこえて、友達になった。
今でも変わらぬ友達だ。

ヒヨコは一人っ子だ。
私は一人っ子ではない。
私は妹の位置だ。

母は私にもヒヨコにまでも
言ってしまった

「いつまでも虐待のせいにするんじゃない。自信は自分で変えてつけるの」

言いそうな世代なのか、
お母さんが言う人なのかな。 

傷口に罰ゲーム?
でこピンぐらい異常。

私からのヒヨコへの防御率が
もっと上がる。 
      正気なのか
      嫌味なのか
      説教なのか

その場で吐き捨てた言葉は
年齢のせいにし本人が忘れても
消えない。  

経験値はあるだろう、
長く生きているんだから。

でもね…
無関係な経験値だと
傷つけることもあるんだよ。

理解しろとは言わない
想像してあげてほしかった。

言われた新世代、ヒヨコは冷静だ。

言われた方は覚えてる現象。  
100歩譲ってそれは致し方がない。

もはや、
13歳と74歳どんだけの境界線。

電子マネーは使えないけど
老パス乗り回す敏腕。


この真ん中に
私の世代が入居だ。

三世代。
世の中の皆はどうなのかな…
色々大変だろうな… 
そりゃあそうだよね…

母親に言われた言葉。
もはや名言殿堂入りだけど…

「私は、あなたみたいな女が
        世界で一番嫌い」

お母さんから言われた

この一言を私は
やっぱり一生忘れない。

私は、
ずっと専業主婦をしていました。 

依存型寄生虫。

DVをされていた時も怯えるだけ。
特に耐えるだけ。 

母親とは一緒に暮らしていました。

今も。
今は。

そして今私は、仕事をしています。

「私が働くことは、誤算だったと」

虐待もDVもしてない。
1番目の元、旦那さんから
長々とくるライン。

嫌だな…っと、悔しいな…っと
心で苦虫を噛み潰したように呼吸。

このことを聞いたヒヨコは、
     「何それ?かす!
    超ディスられてるじゃん」

家庭内別居中
レベル上げのため仕事しながら
通った学校。 
打ち上げを欠席したのは私だけ。

私の帰り道
ヒヨコとずっと携帯で話しながら
一秒でも早く帰りたくて走ったな。

そんな私を見ていたからこそ

ヒヨコの
この一言で私は救われました…


どうやら、母は、
引っ越しをするらしいです。
もう一人残る血筋の元へ。 


突然。
さすがのもう一人の血筋。


もともとが退去命令を
裁判の中で指示されていたので
決まらない物件に焦り
助けてもらい
今の居場所はある…

今までよりも狭くなる家。
急遽決まった家だった。

この3人での暮らしは
実験的ではありました。


私は、想定外だと言われた、
仕事に行く為
我が家は引きこもりが
2人いることになってしまう形。

ネット民のヒヨコと
コミュニティをなくした。母親。

この酷暑の熱風も追い風になり
私が、仕事から帰ってくるまで

我が家はお通夜なみに静かでした。

正直に言えば
外で、仕事をしている方が気は楽。

どんだけ疲れていても…

空気の悪い、自宅に戻るのは辛い。

それでも、ヒヨコは私が帰るまで
部屋から出てこない。

そりゃあ…
急いで帰りますよ。
私。


母がこの家から出るようです。
突然決まった。引っ越しです。

驚くのも忘れる速さ。

私は、親離れを初めてします。

水面下で進んでいたのか
急の母の引っ越し話しに
心が無になりました。

    「あなたは自分自身に
    いい人ぶってるのよ!」

と、頼んでもいない、
トッピングをつけられ

話し合いも断ってしまった、
からかな。ごめんね。

決まっていることに
何か口出しすることもない
これ以上、もう揉めたくない…

母は私のこんなところが
大嫌いなのは分かっているけど

仕事の前も仕事から帰ってきても
疲れている私は……

ごめんね。本当に。

こんなこと…
娘に言うんだな…

確かに年齢を重ねた母に対して

こんな日々に巻き込んでしまった
罪悪感は心底ある。

こんなはずじゃなかった余生だよね。
ごめんなさい。お母さん。


私の過去に何があったとしても

お母さんのきちんとした所と
よく似合う
新たな味方をつけて
バキバキと
余生を楽しんでもらいたい。

ネットばかりやってる
私とヒヨコを見てるより

お母さんには
もうひとつの場所が
合っていると思う…。
沢山笑顔が戻ると思う。


私は
ヒヨコのメンタルが全てなので。 
ごめなさい。お母さん。

もう、
こそこそ部屋で
缶チューハイをあけるのも嫌。
自室のゴミ箱を片付けられるのも嫌。  

勝手に歯ブラシを変えられるのも嫌。

私…自分でできるんだよね…

ヒヨコが助けを求めたときに
助けてくれなかった。  

ヒヨコはお母さんに嫌われてる
思い込んでいる。

そのヒヨコへの一方通行な想いは
今は届かない。

全ての矛先は私にむく…
何か話そうと心がければ
いつも喧嘩か不穏で終わる…

もう私も、
かなりの年齢です。


これでも必死に回しています。
たくさんの人が私を支えてくれてる。 

お母さんには、
愚痴をはける人もいなかった?
ごめんね。
どうしても
優しくできなかった…


去年は裁判の終了。

裁判中に掛け持ちの
ラストの資格猛勉強。
そこもスピーディに突破。

資格の氏を変更する事も終え
もはやここまで
職場で祝福される離婚の奴いなーい

私もヒヨコを養える。

試験の時にお弁当を作ってくれて
お母さんありがとう。
随分前に感じる。


母親の荷物で埋め尽くされた
この家は
あっという間にガラガラになるのか。

私はあらゆる物を捨ててきた。 
嫌だったし。

ふと気づく、リビングは
私のテレビとWi-Fiだけが残され
あとは床になるのか……

別にいい…
決まった事に何を言っても
無意味だ。
又、傷のつけあいになるだけ…

お母さんも
もっと優しい孫のいる土地で
愛されてほしい。

不安はある、不安だな…
夜逃げのように飛ぶのね…
たけど…
世界で一番嫌いな女とは
住まない方がいい…

ただ、突然
8割母親の物だった 
全ての荷物は消え。

洗濯機と冷蔵庫は…
置いて行ってくれるらしい。
折半で買った物。 

その虚無館。

突然でんぐり返しできる部屋。

犬猿の仲とはいえ、
視覚的にその状況…

考えるとエグい。

ヒヨコのメンタル
大丈夫かな… 
乱れるな…

ヒヨコにいつ言おうかな…
私も昨日突然知ったNEWS。

引っ越しの日は
あっという間に来そうです。

私は親離れをします。
淋しくて涙が出ます。

依存娘の私は
もはやオバさんなんです。

そして
ヒヨコをもっと信頼する事を
私は練習します。

そして
早めに子離れをするようにします。  

ヒヨコを私と同じようにさせては
いけない。

なぜなら
この経験値は有効打から。  

ヒヨコに対して
ミスすんなよ私!

上書きで
満たされて
恋みたいに。

キラキラと
ヒヨコの心がいつか。

未知なる日々がやってくる…

マジで心休まらない
涼しくなってから
ヒヨコの外へ向かうわす準備を
考えていたけど、

まずは、
又、家族が減るその現実を
どう受け止めるか…

ヒヨコをがっつり見守ろう…

お母さんのことも出来る限り
手伝おう。

あっという間にその日はくる…






 

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