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中学校の成績はどう決まる?2021年度以降の観点別評価を解説

日本の高校入試で評価の対象になる、中学校のいわゆる内申点。
内申点の基になる各教科の成績(5段階の評定)がどのようなメカニズムで決まるかご存知ですか?この記事では、学習指導要領の改訂に伴い2021年度から新しくなった、中学校での成績の付け方を解説します。

「古い成績の付け方しか知らない…」という人は、ぜひこの記事を読んでから、内申点について想いを馳せるようにしてください。

観点別評価&絶対評価

中学校での成績の付け方は全国一律で方針が決まっています。
それが、観点別評価に基づく絶対評価です。

観点別評価とは、学習指導要領に示されている各教科の目標をどの程度達成しているかを観点別に評価するものです。2021年度から、評価する観点はすべての教科で以下の3観点と定められました(2020年度までは4~5観点)。

  • 「知識・技能」

  • 「思考・判断・表現」

  • 「主体的に学習に取り組む態度」

これらの観点について、原則としてA・B・Cの3段階で評価します。

A:「十分満足できる」状況と判断されるもの
B:「おおむね満足できる」状況と判断されるもの
C:「努力を要する」状況と判断されるもの

A・B・Cの基準は中学校によって異なりますが、中学校が定めた目標を80%以上達成すればA、50~80%ならB、50%未満ならCとしているケースが多いです。もちろん、中学校が定めた目標自体が中学校によってまちまちなので(定期テストの中身も中学校ごとに違いますよね)、達成度のボーダーの違いだけでは評価の厳しさを比較することはできません。

観点別評価がなされると、それに基づいて絶対評価で5・4・3・2・1の評定を決めます。評定の付け方には大きく2つの流派があります。

【流派1】観点別評価のもとになった達成度の合計で決める(東京都など)

流派1では、達成度の合計に基づいて5・4・3・2・1のボーダーを決めておきます。東京都の公立中学校では以下のケースが多いようです。

5:3観点の達成度の合計が270%以上(平均90%以上)
4:3観点の達成度の合計が240~269%(平均80%以上90%未満)
3:3観点の達成度の合計が150~239%(平均50%以上80%未満)
2:3観点の達成度の合計が60~149%(平均20%以上50%未満)
1:3観点の達成度の合計が60%未満(平均20%未満)

観点別評価のA・B・Cと評定の数値は、どちらも通知表に載ります。たとえば「国語」の観点別評価が3観点とも最高評価のA、すなわち「AAA」だったとしましょう。しかし、評定が5になるとは限りません。同じAでも達成度に幅があるからです。たとえば、
 「知識・技能」:達成度80%でA
 「思考・判断・表現」:達成度85%でA
 「主体的に学習に取り組む態度」:達成度90%でA
だった場合、合計では255%(平均85%)なので評定は4です。
一方「AAA」ではない、たとえば「AAB」だった場合でも、
 「知識・技能」:達成度100%でA
 「思考・判断・表現」:達成度100%でA
 「主体的に学習に取り組む態度」:達成度75%でB
だった場合、合計では275%(平均91.7%)なので評定は5です。

達成度の重みづけは3観点とも均等であることが多いですが、たまに重みづけを変えている中学校があります。
流派1では、1点刻みで評定を決めることができ、達成度の重みづけを変えやすいメリットがありますが、観点別評価と評定が必ずしも結びつかないデメリットがあります(「うちの子は「AAA」なのになんで5じゃないの!?」みたいなクレームが来やすい)。このため、年度の初めに評定の付け方を生徒・保護者に丁寧に説明しておく必要があります。

【流派2】観点別評価の組み合わせによって決める(神奈川県など)

流派2では、観点別評価の組み合わせと評定のパターンを決めておきます。こうすることで、観点別評価が同じなのに評定が違う現象はなくなります。しかし、観点別評価の組み合わせは10通りしかないので粗い評価になりがちですし、「AAA」を一律5としてしまうと5が付く生徒が多くなりすぎるという懸念もあります。そこで、観点別評価そのものをより細かくする方策が編み出されました。

神奈川県の公立中学校では、観点別評価をA○、A、B、C○、Cの5段階評価にしています。

A○:十分満足できると判断されるもののうち、特に程度の高いもの
A:十分満足できると判断されるもの
B:おおむね満足できると判断されるもの
C○:努力を要すると判断されるもの
C:一層努力を要すると判断されるもの

『カリキュラム・マネジメントの一環としての指導と評価 学習評価資料(小学校・中学校)』
令和2年3月 神奈川県教育委員会
より

そして、A○を5点、Aを4点、Bを3点、C○を2点、Cを1点に換算し、合計点(最大15点、最小3点)をもとに以下の基準で評定を付けます。重みづけは3観点で均等です。また、流派1とは異なり、3観点のうち1つでもBを取ると5が付かないことがわかりますね。

5:14~15点
4:11~13点
3:8~10点
2:5~7点
1:3~4点

『カリキュラム・マネジメントの一環としての指導と評価 学習評価資料(小学校・中学校)』令和2年3月 神奈川県教育委員会より

いずれの流派にせよ、絶対評価では、一定の基準を満たしていれば誰でも同じ評価が付きます。集団内の順位で決まる相対評価とは異なり、仮に流派1を採用する中学校で達成度平均90%以上がクラスに10人いれば、その10人全員に5が付くということです。

3観点の内実

ここまでで、観点別評価に基づく絶対評価で評定が決まることがわかりました。ここで、多くの人が気になるのは、観点別評価が具体的に何によって決まるのかではないでしょうか?
ペーパーテストなのか、提出物なのか、いわゆる授業態度なのか…。
この点を実態ベースで詳しく見ていきましょう。

文部科学省 国立教育政策研究所教育課程研究センターが公開した『学習評価の在り方ハンドブック(小・中学校編)』によれば、3つの観点が評価するものは次のように説明されています。

「知識・技能」
各教科等における学習の過程を過した知識及び技能の習得状況について評価を行うとともに,それらを既有の知識及び技能と関連付けたり活用したりする中で,他の学習や生活の場面でも活用できる程度に概念等を理解したり,技能を習得したりしているかを評価します。

「思考・判断・表現」
各教科等の知識及び技能を活用して課題を解決する等のために必要な思考力,判断力,表現カ等を身に付けているかどうかを評価します。

「主体的に学習に取り組む態度」
知識及び技能を獲得したり,思考力,判断力,表現力等を身に付けたりするために,自らの学習状況を把握し,学習の進め方について試行錯誤するなど自らの学習を調整しながら,学ぼうとしているかどうかという意思的な側面を評価します。

どうやらこれを読んだだけでは、具体的に何によって評価するのかははっきりしないみたいですね。
実を言うと、それぞれの観点を何によって評価するかは現場の先生に任されています。ただ、文部科学省の意向に沿って全国各地域の教育委員会は詳細なガイドラインを定めていて、現場の先生はそれを基に「自分の教科ではこういう基準で観点別評価を行う」と決めています。その内容は年度初めに、先生から生徒と保護者に説明されているはずです(まともな中学校であれば)。

多くの中学校で見かける具体的な評価項目をまとめると、以下の通りです。

「知識・技能」

  • ペーパーテストのうち、知識を問う問題の点数

  • 実技の出来栄え

「思考・判断・表現」

  • ペーパーテストのうち、思考力を求めたり意見を記述させたりする問題の点数

  • ノートやレポートなどの内容の充実度

  • グループワークや発表などの出来栄え

「主体的に学習に取り組む態度」

  • 授業に取り組む姿勢(いわゆる授業態度)

  • 提出物から読み取ることができる学習意欲の度合い

  • 学習の振り返り活動から現れる主体性の度合い

この中でとくに注目したい点が2点あります。

1点目は、ペーパーテストの点数が「知識・技能」と「思考・判断・表現」の2観点に分離していることです。
いまの中学校ではペーパーテストを作るとき、どの問題でどの観点を評価するのかをあらかじめ決めておきます。たとえば100点満点の期末テストを作るとして、うち75点は知っていれば解ける問題なので「知識・技能」に割り当て、残り25点は文章の読み取りで思考力が必要だったり文章記述問題だったりするので「思考・判断・表現」に割り当てるのです。テストを返却する時、全体の点数だけではなく、「知識・技能」「思考・判断・表現」それぞれの点数を伝えてくれる先生もいます。

2点目は、学習の振り返り活動です。これが「主体的に学習に取り組む態度」の目玉になっていると言っても過言ではありません。
文部科学省は、2020年度までの観点別評価に含まれていた「関心・意欲・態度」という観点で、挙手の回数やノートのキレイさといった形式的な活動で評価される傾向があったと問題視しました。そこで観点を「主体的に学習に取り組む態度」に改めることで、自らの学習を調整する上できちんと役立っている態度をこそ評価してほしいと指示したのです。とは言え、先生の目に見えるものでなければ評価しづらいのも事実。そこで最近の中学校では、「振り返りシート」なるものがよく使われています。授業の終わりに生徒に配り、「今回の授業でわかったこと」や「疑問に感じたこと」、「今回学習したことを今後どのように活かしたいか」などを記述させるのです。この記述内容から主体的に学習に取り組む態度が読み取れれば高評価を付ける、ということです。

中学校では2021年度から始まった学習指導要領は、PDCAサイクルを大変重視しています。教師は指導計画を立て(Plan)、実践し(Do)、評価を行い(Check)、授業や指導計画を改善する(Action)。生徒もまた、単に学習に取り組むだけでなく、学習を振り返ってよりよい学習の進め方を模索する。まさに「主体的に学習に取り組む態度」の説明にあった、

自らの学習状況を把握し,学習の進め方について試行錯誤するなど自らの学習を調整しながら,学ぼうとしている

に当てはまる営みなのです。

成績の付け方シミュレーション(理科の場合)

さらに突っ込んで、実際の教科でどのような評価が行われているかをシミュレーションしてみましょう。私は理科の教員免許を持っているので(高校ですが)、ここでは理科について考えます
もし私が、先述した流派1でかつ3観点の重みを同等とする中学校の理科教員であれば、たとえば次の表のように基準を定めるでしょう。

もし朝森久弥が中学校の理科教員だったら、観点別評価の具体的な評価項目とその配点をどう設定するかの一例。流派1でかつ3観点の重みを同等とする場合。
もちろん先生によって配点はまちまちだが、大外しはしていないと思いたい…。

ここでは単純化して「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」で各100点、合計300点満点で、270点以上(90%以上)取れば5の評定が付くと考えてください。

具体的な評価項目は大きく分けて5つ設定しました。

【1】定期テスト(配点:120点)
中間テストがなく期末テストしかないと仮定します。100点満点のうち、75点分は知っていれば解ける「知識・技能」問題、25点分は文章の読み取りや文章記述を求める「思考・判断・表現」問題とします。テストの素点を1.2倍して、「知識・技能」と「思考・判断・表現」に加算します。

【2】小テスト・実技テスト(配点:10点)
理科の授業中に小テストをしたり、実験器具の操作方法が身に付いているかをチェックする実技テストをしたりすることもあるでしょう。1学期に2回実施するとして、1回につき5点満点で「知識・技能」に加算します。

【3】ノート・レポート(配点:90点)
授業中のノートや、実験・観察のたびに作成するレポートの内容を評価します。1学期の学習内容を15単元に区切り、単元ごとにノートまたはレポートに学習の振り返りを書くよう求めます(振り返りシートの代わりとして)。学習内容が的確にまとめられているかについて、1単元につき4点満点で評価し、「思考・判断・表現」に加算します。学習の振り返りの記述は1単元につき2点満点で評価し、「主体的に学習に取り組む態度」に加算します。

【4】授業中の行動(配点:50点)
授業中の発表やグループワークの取り組みを10点満点で評価し、「思考・判断・表現」に加算します。いわゆる授業態度についてもここに含み、40点満点で評価して「主体的に学習に取り組む態度」に加算します。できれば単元ごとに区切って評価できたらいいですが、学期を通しておおざっぱに評価することになりそうな気がします…。

【5】ワーク提出(配点:30点)
教科書準拠のワーク(問題集)を提出してもらい、その取り組み状況を30点満点で評価します。知識が身に付いているかどうかは定期テストで測ればいいので、ここでは自宅学習にどれだけ主体的に取り組んでいるかという意味で「主体的に学習に取り組む態度」に加算します。

基準を作成してみてまず思ったのは、定期テストの配点がとても限られるということです。「知識・技能」だけに割り振ったら最大100点、つまり全体の3分の1にしかならないので、「思考・判断・表現」にも割り振って全体の4割を確保しました。どう頑張っても5割が限度ではないでしょうか。定期テストを「主体的に学習に取り組む態度」に割り振るのは難しいですし。

また、提出物も極めて重要です。実験レポートは授業の終わりに回収するからまだしも、ノートやワークは提出されなかったら評価のしようがないので、その分は0点にせざるを得ません。ワーク提出は30点なので、提出なしなら最大270点しか取れません。他の項目ですべて満点を取らない限り5は付かないですね。提出されても書かれていなければ同様で、とくに学習の振り返りは労力の割に配点が高いので、毎回面倒くさがらず書いてほしいなと思いました。

いわゆる授業態度の配点は、これだと重すぎるでしょうか?ただ「主体的に学習に取り組む態度」を100点満点にするには、ここで40点を確保しておきたいのですよね。学習の振り返りやワーク提出をこれ以上重くするのは、定期テストの「思考・判断・表現」を超えてしまうので微妙だなと思います。「主体的に学習に取り組む態度」の重みづけを軽くしている中学校もあるようですが、その気持ちが分かる気がしました。

寡黙で真面目な甲さんの場合

ここで、私の理科の授業を受けている架空の生徒・甲さんについて考えてみましょう。甲さんの学力は並で、理科の定期テストは100点満点中70点でした。比較的易しい「知識・技能」問題は75点中60点取れましたが、比較的難しい「思考・判断・表現」問題は25点中10点しか取れませんでした。
一方、授業に取り組む姿勢はとても真面目です。人前に出るのは少し苦手なようですが、グループワークでは協力的な姿勢を見せているし、ノートやレポートはきちんと仕上げ、学習の振り返りも自分なりの考えを多く書いてくれます。
そんな甲さんに私は、4の評定を付けました。観点別評価は「ABA」です。
「知識・技能」:81点でA
「思考・判断・表現」:70点でB
「主体的に学習に取り組む態度」:95点でA
300点満点中246点(82%)、80%以上90%未満なので、評定は4

定期テストの素点は70点でしたが、「知識・技能」問題に限ると得点率8割で、その影響で「知識・技能」がAになっています。また「主体的に学習に取り組む態度」の高い点数が「思考・判断・表現」の低い点数を補い、全体で達成度80%を超えたので、評定は4となりました。
このように、定期テストの点数が70点程度あれば、他の評価項目との兼ね合いで4の評定が付くことは十分にあり得る話です。

切れ者でサボり癖のある乙さんの場合

私の理科の授業を受けている架空の生徒・乙さんは、学力が高く、理科の定期テストは100点満点中95点でした。「知識・技能」問題は全問正解で75点満点。「思考・判断・表現」問題は25点中20点を取りました。
一方、授業に取り組む姿勢はあまり真面目ではありません。文章力は高いはずですが、実験の考察や学習の振り返りを書いていなかったり手を抜いていたりするので、なかなか満点が付きません。ワークの提出も遅れたし、やっと出してきたと思ったら、いくつかページが飛ばされていました。
そんな乙さんに私は、4の評定を付けました。観点別評価は「ABB」です。
「知識・技能」:100点でA
「思考・判断・表現」:76点でB
「主体的に学習に取り組む態度」:68点でB
300点満点中244点(81.3%)、80%以上90%未満なので、評定は4

定期テストの素点こそ高いですが、ノート・レポート点や授業中の行動点が伸び悩み、「思考・判断・表現」でBを付けざるを得ませんでした。授業妨害はしていないので、授業中の行動のうち「主体的に学習に取り組む態度」は40点中30点を付けました。これでギリギリ全体の達成度が80%を超えたので、評定は4となりました。
このように、定期テストの点数が95点でも5が付かないことはふつうに起こり得ます。しかも乙さんの場合、定期テストの素点があと4点低かったら(91点以下だったら)全体の達成度が80%を下回っていました。「定期テストで90点を取ったのに3が付く」事態もあり得たのです。

3が付く範囲はかなり広い

私の理科の授業を受けている架空の生徒・丙さんは、学力が低く、理科の定期テストは100点満点中40点でした。「知識・技能」問題は75点中40点を取ったものの、「思考・判断・表現」問題はほぼ白紙で0点でした。
授業に取り組む姿勢もあまりよくなく、たまに居眠りしているのを見かけます。文章を書くのが苦手なのでしょう、ノートやレポートも最低限の記述しかありません。ワークは提出しているのですが、採点するだけで解き直しをしていない箇所が所々にある。定期テストの問題はある程度、ワークに載っている問題をそのまま出しているのだから、きちんと解き直しをしてくれれば定期テストの点数も上がると思うのですが…。
そんな丙さんに私は、3の評定を付けました。観点別評価は「BCB」です。
「知識・技能」:52点でB
「思考・判断・表現」:41点でC
「主体的に学習に取り組む態度」:65点でB
300点満点中158点(52.7%)、50%以上80%未満なので、評定は3

定期テストの点数は5割を切っていますが、「知識・技能」問題に限るとかろうじて得点率5割を超えていて、「知識・技能」の観点別評価はBになります。定期テスト以外も全体的によくないですが、授業には出て最低限のことはしているので、全体の達成度がギリギリ50%を超えたので、評定は3となりました。
このように、定期テストが40点しかなく、授業に取り組む姿勢があまりよくなくても、3の評定が付くことはあり得ます。3のボーダーが達成度50%と、かなり低いからです。たとえばノートを提出させたとして、最低限のことが書いてあれば、先生としては満点の半分は与えると思います。いわゆる授業態度も、よっぽどひどくなければ満点の半分以上は与えるでしょう。
定期テストが40点でも90点でも評定が3」があり得ると考えると、3が付く範囲がいかに広いかがご理解いただけるかと思います。

まとめ&今後の展望

この記事では、2021年度から新しく始まった、日本の中学校における成績(5段階の評定)の付け方を解説しました。
「知識・技能」
「思考・判断・表現」
「主体的に学習に取り組む態度」
の3観点の観点別評価に基づく絶対評価という方針に則り、各中学校で具体的な基準を定めて評価していることがわかりました。さらに、理科を例として具体的にどのような評価項目がどの程度の比重で評価されているかをシミュレーションすることで、定期テストの点数以外の評価項目が成績に少なからず影響を及ぼすことを確認しました。

もっとも、個々の中学校における具体的な評価基準や、個々の先生が実際にどのような評価項目を使っているかはこの記事ではわかりません。現に中学校に通っている生徒とその保護者であれば、中学校から説明を受けるはずですが、外部の人がそれを知る手段は乏しいです。不特定多数の人に公開することが必ずしも良いこととは限りませんが、今後もできる範囲で情報収集を進め、中学校での成績の付け方を精緻に分析していきたいと思います。

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