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単身赴任を命じる会社は画面付きアレクサを支給すべき。

単身赴任&フルワンオペ生活も半年が経過。
終わりが近づいてきたいま改めて思うことは、掲題の通り。

アレクサを導入することを思いついた自分を褒め倒したい勢いである。

Echo show10 × Echo show8

夫が単身赴任するにあたって導入したのはAmazon echo show 10。赴任先には、ひと回り小さいecho show8を設置した。

型が違うのは、何のことはない、プライムセールを待ったものの8しかセールにならなかったからだ。

子どもだけでカンタン発信

朝起きて、先に階下に降りてきた方が、 
子「エコー、お父さんに電話して!」
と言うのが日課。

もともと使っていたEcho Dotと並べて置いてあるので、呼び分けのためにEcho Dotを「アレクサ」、Echo showを「エコー」と呼んでいる。

すると、ダイニングテーブルに置いてあるEcho showは、
E「〇〇さん(母のアカウント名)の連絡先にある、●●●●●(父の登録名)さんですね」
と返してくる。

これに元気よく
子「はい!」
と返す(または画面で「はい」を選ぶ)と、
E「オトウサン(父の登録名カナ) の アレクサデバイスに発信します」
と言って発信。

これだけ。

タイムラグもあり、ややまどろっこしいが、私が起きてこなくても降りてこなくても子どもだけでどんどん繋げられる、これが最大のメリットだと思っている。

実際の使い方【平日編】

平日は、朝と夕方繋ぐ。朝は、起きてからどちらかが出発するまで、だいたい1時間くらい。

朝ごはんを食べながら取り留めもない話をしたり、ごみ捨ててくるねーと離席したり、いろいろだ。

次女の園は、登園前に体温をアプリで登録するのだが、これを夫に任せられるのが地味に助かる。画面越しに「お熱はかった?」と催促してもらって、画面の向こうで入力してもらう。

「雪降ってて歩いていくから、今日は早めに出るねー」という夫の言葉であちらの天気を知ったり、本当にささやかなことが共有できるのも嬉しい。

夜は、子どもたちが寝支度のために2Fに上がるまでに夫が帰宅したら、あちらからかかってくる。

Echo showの他に、私のスマホのアレクサアプリにも掛かってくるので、うっかりスマホで取ってしまってかけ直してもらうこともしばしば。Echo showでニュースやYoutubeを見ている最中に掛かってくることもあり、これもなんだか動作が不安定になるのでかけ直してもらう。

子どもが「おやすみ~」と2Fに上がっていった後も、引っ越し手続きのあれこれやどうでもいい話を夫婦でしたりもする。

LINEするほどでもない、どうでも良い話ができるありがたさ。

実際の使い方【休日編】

休日は、もう、家に居たらかなりの時間繋ぎっぱなし。おかげで母は朝寝坊できる。

単身赴任に際してもう一つ導入したNintendo Switch ONLINEのおかげでもある。夏の夫の誕生日に、赴任先用のSwitchをプレゼントした。プラス、ONLINEのファミリープランに加入し、あちらとこちらで一緒に遊べるようにした。

夏前まではマリオパーティー、夏以降はスプラトゥーン2を父娘3人で楽しく遊んでいる。

ゲームの時間が終わると、絵を描いて見せたり、画面越しにしりとりもよくしている。リカちゃんについて延々と講義されているときもあり、ちょっと笑える。

一方で、何にもしていないときも。
これが存外貴重で。

子どもたちが遊んでいるのを夫がただ見ているときもあるし、お互いにフレームアウトして声だけを聞いていたり。まるで1F、2Fに分かれて過ごしているだけのように錯覚できる、ありがたい時間。

アカウントは分けるのがおすすめ

導入にあたり、迷ったのがアカウント。共有すべきか分けるべきか。

結局こちらは私のアカウント、赴任先は新設した夫のアカウントを利用している。

既存の私のアカウントを共有すると、
・Prime Music Unlimitedが共有できる
・見守りカメラが使える
などのメリットがある。

一方で、
・観たビデオ(Prime Video)や読んだ本(Kindle)の履歴が共有される
というデメリットもある。

やましいことがなければ問題ないと言えなくもないが、夫婦間とてプライバシーは必要だ。不貞行為は困るが、少々やましいことがあったっていいと思っている。

夫はあまり音楽を聞かないし、夫の留守に室内をのぞくこともないかと思ったので、デメリットを避ける方を選んだ。

音声プロフィールに注意!

今でこそ順調だが、最初はトラブルもあった。苦戦したのが音声プロフィールだ。

もともとあったEcho Dotで、子どもが勝手に買い物などをしないよう音声プロフィールを登録していた。子どもたちも、個別に認識されるのを喜んでいた。

しかし、音声プロフィールを登録してしまうと、子どもたちの声では私の連絡先にアクセスできない=夫に連絡ができないことが判明。仕様が微妙なのか、最初の何回かは普通にできていたのに途中からできなくなったので余計に混乱した。

Amazonに問い合わせようとしたが、普通の問い合わせフォームに全然たどり着けない。問い合わせはコチラ→に従ってもQA一覧に飛ぶだけ。運よくチャットにたどり着いて問い合わせたが、調査してもらうのに時間がかかり、すると担当者が交代してしまい、現状把握にまた時間を取られる、の繰り返し。

結局、音声プロフィールを残したままでは無理そうだということになり、しかしこちらでは削除ができないため、管理者側で削除してもらった。

結果的に、子どもの音声プロフィールを削除したことで、望む使い方ができるようにはなった。

もやもやは残るけど。
あと、あのチャットにまたたどり着ける気がしないけど。

子どもの留守番の見守りにも

ここまで書いてきたように、もともと単身赴任を乗り切るために導入したEcho showだが、実は、コロナ禍で子どもの幼稚園が学校が閉鎖されたり、あるいは濃厚接触者になって自宅待機を余儀なくされたりする中でもかなり活躍してくれている。

留守番させるのが心配な母と留守番はしてみたいけど怖い子どもたち、という親子なので、実はがっつり留守番をさせることは少ない。

もともとEcho dotでも、近所のスーパーや幼稚園のお迎え程度の短時間の外出中に困ったことが起きたら、出先の私のスマホアプリに電話をかけるのに使ってはいた。

けれど、夫が家に居る休日ならば、私が少しゆっくり買い物に出かけられるようになった。そして、オンライン授業のある日に夫にテレワークをしてもらうことで、お昼ご飯用に温めれば食べられるようにお弁当を用意しさえすれば、私が短時間でも出勤できるようになった。

我が家のダイニングは玄関に近いので、出かけるときに「行ってきまーす」と声をかけると、「行ってらっしゃーい」と父娘の声が外まで聞こえる。偶然通りかかった人には、普通に家の中からの声と思うだろう。

まとめ

そんなこんなで、我が家の単身赴任&フルワンオペ生活はEcho showのおかげで成り立っていると言っても過言ではない。

もちろん、Echo showがあったとて、しんどくないわけではない。私が体調を崩すわけにはいかない、動けなくなるのが一番怖い、などの緊張感はずっと続いている。

それでも、Echo showがなかったら、全然違うものになっていたと思う。

このご時世、転勤自体をなくす会社もある中で、それでも単身赴任を命じる会社は、画面付きアレクサを支給すべき。

結構本気でそう思っている。

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