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続サマー・ワンピース

気に入ったワンピースを手に入れた。

理想のワンピースを手に入れられずにいるという記事を書いたのは3日前のこと。

希望を書き出したことで、自分の意思がはっきりしたのが良かったのだろうか。
あっさり手に入った。

手に入れたワンピースは、地味な色で無地である。
理想のワンピースは派手な色か柄、ではなかったのか。

そのあたり妥協したのか!?

いや、違うのだ。

リネン混のさっぱりした素材が気に入った。
貫頭衣(かんとうい)のような作りで風通しがよい。
両側にポケットがある。
ふわっとし過ぎず絶妙なふんわり加減で、出っぱったお腹が強調されない。

理想のワンピースとは違うタイプだが、とにかく気に入ったのだ。

このワンピース、「カフタンワンピース」というらしい。

カフタンって何?

ちょっと調べてみたところ、トルコ方面の民族衣装らしい。
気温が高い地域の服ということで、ゆったりと風通しよく出来ているのだ。
そして華やかに刺繍が施されている。

なるほど!

それで見た途端に「刺繍したい服だ」と思ったのか。

実際には刺繍なんかせずにさっさと着ている。
そう。既に着ている。
着心地抜群だ。
色違いでもう1枚欲しいレベル。

気に入った服を着ると、なんだか気分が上がる。
暑さに負けてグダグダになりはじめていたのが嘘のよう。

真夏の入り口で、ワンピースの魔法にかかった。




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