見出し画像

ヘルニアに奪われた青春と救った鍼灸【高橋幸資】ヒトナリch取材後記

高橋幸資 鍼灸師 ハリフトローラー監修

六本木と西麻布の間に、ヴェルツ鍼灸治療院を構え

昨年から世に出て、大ヒットとなった「ハリフトローラー」の監修者でもある。

都内一頭地に治療院を構え、セルフケアツールの開発と

順風満々に見える、高橋の知られざる過去が明らかになった。

苦悩と、挫折の連続に燻り続けるも、消さなかった火

チャンスの前髪を掴み離さなかった者が、見てきた景色を知れるインタビューとなった。

幼少期と最初の挫折

旧西ドイツで生まれ、3歳で帰国浦和で育つ

兄の影響もあり、サッカーに没頭する。

プロサッカー選手を目指すも、腰痛を発症

中学3年時には、椎間板ヘルニアで手術することになる。

オペ後も、サッカーを続けるも改善の兆しもなく

ドクターショッピングを繰り返す日々

間も無くして、プロサッカー選手の夢を諦めた。

2度目の挫折

自分のような、選手を増やさないためにと、スポーツトレーナーを志し

体育大学を受験するも、直前で腰痛が悪化

1年のニート期間は、ひどく燻りつづけた

その中で、父からのリミット宣言

「あと1年は面倒見るから、進路を決めろ」

右手には、医療系
左手には、カメラマン

色々な人からのアドバイスで、医療系を握る

しかも、ドクターショッピングの中で、試していなかった、鍼灸の世界に挑戦することに

3度目の挫折

順調に、国家資格取得し、メンタルヘルスに興味を持った高橋は

希望していた心療内科内の鍼灸部門に応募

まさかの、無反応により

行きたいところへ行けないジレンマ

整骨院、スポーツクラブなどを転々とする。

福祉などを経て、認知症への鍼灸施術をきっかけに、これまであまり打ってこなかった鍼に可能性をみいだす。

チャンスは突然に

『燻ってんの?』

今の会社の社長に、声をかけられ、動物病院をつくるプロジェクトと共に、鍼灸院をつくる話を持ちかけられる。

二つ返事で飛び込み、退社

希望と不安が入り混じり、開業準備を進めていく。

ヴェルツ鍼灸治療院開院

燻り続けた長い日々が終わり、これが成功か!?と思ったのも束の間

実力不足を実感する

結果が出ない、集客できない、、、

枕に向かって、不甲斐なさを吐き出す日々

こわごわながらも、練習台になってくれた理解ある奥様にも支えられながら

コツコツと、学びを繰り返し、人が増え、仲間が増え

気がつけば、六本木で信頼され愛される院へ

ハリフト


そんな中、ハリフトローラー開発の話が

鍼を受け、好きになってくれた方からのお話とあって、鍼灸師としてもチャンスがきた

ハリ×リフト ハリフト

https://sunsmile.co.jp/brand/halift/

一般の方が、気軽に使ってもらえるようなネーミングにトキメキ

元来前に出るのは苦手としながらも、アクションを続ける。


トラブルが、ありながらも、大ヒットとなり

入荷後即完売を繰り返し、ボディ用やメンズ用にも広がっている。

これから


好調の六本木院に、大ヒットのハリフト

誰もが羨む現状の裏に、燻り続けながらも、チャンスの前髪を掴み離さなかった過去があった。

鍼灸師は、天職ではないけど

自分にとっては、適職だと話す

そんな高橋も、先のステージを見据えている。

鍼灸の良さを持って、なかなか受けられない人達への施術機会を作るなど、役立てる輪が拡がる理想がある。

ハリフトはじめ、受けたことのない人へ拡げる活動は、これからも続く

みつるの満たし

謙虚さと大胆さの二面性を感じる高橋さんのインタビュー

皆さんには、どのように見えましたか?

耳の痛い方もいれば、俺もやれるって思った方も

しかし、その質量は本人にしかわからないものがある

長いトンネルを抜けた先に、見える景色

後半に語られた、業界の外と中に感じたもの

いわゆるコンフォートゾーンの行き来をした人がみた景色

こればっかりは、高橋さんにしかわからない景色だなと、話をしていて感じました。

このコンフォートゾーンを飛び出す人を、増やすことが、この先文化として産業として必要とされるために必要な要素なのかもしれません

「燻ってるの?」

そう思ったら、飛び出す勇気を高橋さんから感じました。

もちろん椎間板以外で、ですが、、、、

お読みいただきありがとうございます お気持ちは、【スポーツと体育をアップデートする】活動に活用させていただきます。