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修士。チョコレート検定中級、独語B1、独検準1級。独語と露語でC2になりたい。洋菓子店…

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修士。チョコレート検定中級、独語B1、独検準1級。独語と露語でC2になりたい。洋菓子店でバイト経験あり。学術と美しいものと言葉を愛しています。文筆関連の仕事に就き、自身もまたドイツ語圏と東欧のおしゃれなスイーツに関する本をいつか出版するのが夢です。記事のシェア大歓迎です。

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はじめての北海道1日目〜新千歳と小樽と札幌と旭川(泊)

目次 0. 今回の旅に至る経緯と旅の目的 1. 新千歳空港 2. 小樽 3. 白い恋人パークと大通と夕食と札幌駅前デパ地下散歩 4. 旭川でひとりパーティー 5. まとめ 0. 今回の旅に至る経緯と旅の目的  私は完全に西日本の人間で、名古屋より東に行ったのは3回だけ、全て東京です。乳製品のパッケージで記号としてしか知らない北の大地にいつか行きたいな〜とは昔から漠然と思っていたものの、これまで機会がありませんでした。しかし嬉しいことに道産子の研究者の方々や友人と知り合う機会

    • クラウドワークスのアカウントを作りました

       こんにちは。  ライターとしての仕事を本格的に始めたいと思い、クラウドワークスのアカウントを開設しました。正確に言うと、アカウントは以前に作成していたのですが、プロフィールを充実させて受注可能な状態を整えました。  アカウントのポートフォリオ欄に、こちらのnoteにこれまでに書いてきた記事を上げました。noteで反応・応援してくださった皆さん、ありがとうございました。  noteの投稿は今後も継続しますが、有料案件の依頼を下さる方は、クラウドワークスからいただければ幸いで

      • カフェラテの覚え書き

         私が以前働いていたチョコレート専門店ではカフェの厨房業務も範囲だったおかげで、何点かはカフェらしいドリンクを教わりました。フォロワーが試行錯誤してるのを見るたびにリプで伝えてることをここにメモしておきます。  1. アイスコーヒーとカフェラテの氷はコーヒーで作ろう。  コーヒーで氷を作ってしまえば、氷が溶けても味が薄くなりません。  冷蔵庫の仕組みによっては水を製氷皿ではなく小さなタンクに入れて冷蔵庫の中で製氷皿に落ちるようになっているものがあります。そこにコーヒーを入れ

        • インスタの新しいID

           インスタのIDを  黒胡麻と黒豆が好きな主張強めに変えました!  今後のリンクはこちらです。  ヘッダーの写真は最近食べた明らかに焦げすぎたクリームブリュレです。

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          黒胡麻と黒豆への愛を語る

           インスタの投稿と被る部分がかなりありますが、勢いで書きます。私はチョコレートとラズベリーと同じグラス黒胡麻と黒豆が大好きです。好きな和菓子は黒胡麻と黒豆を使った全てです。(たまに急性鯛焼き食べたい症候群を発症しますが、中に入ってるのは黒胡麻あんがいいです。ちなみに小豆なら粒あん派です。鯛焼きは尻尾から食べます。)  写真は今日ロシア語を勉強しながら食べた黒胡麻ソフトクリームですが、見ての通り絶望的にインスタ映えしないし、ツイッター映えするネタ要素もなく、Noteに書くほど

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          クックパッドのアカウントを作りました

           この何週間か、スイーツ費用を節約したいこととのんびりカフェに行く時間がないことがあって、大学で自分で作ってみてます。軸になっているのは以下の6つ  ・食材が安い  ・甘い  ・ほとんど器具を使わない  ・食材の賞味期限が長い  ・食材が少ない  ・すぐできる  ・美味しい  乳製品を使うとなると賞味期限を気にしないといけません。いつもお菓子を作りたいかというとその時間がない時もあります。大学には電子レンジはありますが、ミキサーや泡立て器といった器具はありません(持ち込んで

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          ロシアの松ぼっくりジャムの話

          ※文章執筆作業が活かせるバイトを探しています。自身でも探していますが信頼できそうなサイト、事業があれば教えていただけると幸いです。  去年のクリスマスの朝に私はインスタにこんな投稿をしました。  これは松ぼっくりのジャムです。周囲の液体は蜂蜜です。  noteでは表示できない、インスタの2枚目の写真はこちらです。  友達からの貰い物のジャムと焼きたてのパン、なんと幸せなクリスマスの朝でしょう!    この投稿から4ヶ月が過ぎで忘れかけていたところ、この時のインスタの投稿

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          桜前線に感じること。

           桜の開花を楽しみにする人は多い。淡い水色の空に映える淡い花。新しい季節の訪れを告げる花。  誰もがそうだろうか。  今年の私は桜前線の北上が楽しみだ。お花見は、アルコールと賑やかな場が苦手な自分には縁がないが、進々堂の桜あんぱんを毎年楽しみにしている。桜餅の塩気の効いた葉と桜の香りのする米、小豆を濃い緑茶と共に味わう時間に安らぎを覚える。政府が国策で植えた杉のせいでQOLがどん底になろうとも、夏場は早朝5時に洗濯物を干しただけで熱中症で倒れようとも、桜餅と桜あんぱんを口にす

          桜前線に感じること。

          元チョコレート専門店販売員のバレンタイン2023最終回〜北海道・旭川のボンボンショコラ RAMS

           以前のnoteで、ものすごく惹かれながら諦めたと書いたブランド  をどうしても諦められず、3週間迷った末に  再び売り場に行ってきました。  旭川といえば去年10月に泊まって、翌日きれいな虹が見えた場所なので  旭川コレクションが気になっていたのですが、全種類12個入りは入荷待ちでした。北海道コレクション全種類12個入りも売り切れでした。  旭川コレクション6個入りか、北海道セレクション6個入りで迷うことになり、…去年北海道を全体的に旅行した自分ならまずは全体像から

          元チョコレート専門店販売員のバレンタイン2023最終回〜北海道・旭川のボンボンショコラ RAMS

          Cookie.Labのクッキーの話

           バレンタインの最後の記事…の前に、以前から気になっていたクッキー屋さんに行ってきたことを書きます。  まず、私が知り合いに、あなたが舌が肥えてるからどんなお菓子をあげたらいいかわからないと気遣われるたびに言っているセリフ  「確かに私は洋菓子店勤務で業務として美味しい試食をたくさんもらって舌は肥えた。でも、嫌いなお菓子は砂糖とバター『不使用』のお菓子だけ!!砂糖とバターが入ってるお菓子ならなんでも美味しくいただきます!!!」  そしてもう一つ、お菓子に罪があるかのような表現

          Cookie.Labのクッキーの話

          2023年2月21日は今年のセムラの日

           セムラSemlaはスウェーデンのお菓子です。  今日は今年のセムラの日です。今年の、と書いたのは、年によって移動する移動祭日だからです。同じ北欧のお菓子でも、ルーネベリタルトは 2月5日固定です。これは特定個人の誕生日が記念日になっています。  セムラの日は復活祭前の断食に入る前に食べていたことに由来するため、スウェーデン語のセムラに関するサイトによれば「復活祭の7週間前の火曜日」がその年のセムラの日になるようです。別名「太る火曜日」とも呼ばれる通り、パンの中にクリームが

          2023年2月21日は今年のセムラの日

          元チョコレート専門店販売員のバレンタイン2023〜フェリシモのバレンタイン編

           バレンタインの記事の4本目です。フェリシモで木野内美里さんがされている「幸福のチョコレート」を恥ずかしながら今年初めて利用しました。 (実は昨年秋に、フェリシモのチョコレートミュージアムへ行って来ました。こちらについてはまた後日書きます!)  注文したのは2種類  ・プーレ ロングボックス(ラトビア)  ・リビウ オレンジピール(ウクライナ) まずはラトビアのチョコレートから!!  フェリシモで注文してから、成城石井でも見かけました。成城石井にあったのは長い箱ではなく

          元チョコレート専門店販売員のバレンタイン2023〜フェリシモのバレンタイン編

          元チョコレート専門店販売員のバレンタイン2023〜百貨店で出会ったブランド編

           バレンタインの記事3本目です。  前回はKALDIにあったチョコについて書きました。今回は百貨店の特設会場で見つけてきたチョコを紹介します。 ① キャギ ド レーブ Kaori chocolat 3個 「人生の鍵となる節目の日を包み込まれるような美味しさの感動とともにわ忘れられない輝く想い出にする」とのブランドコンセプトのお店です。 切り抜いてある鍵穴を左右に引くと箱が開きます。扉を開けるような楽しさがあります。  左から時計回りに、ナチュール、シャンパンフランボワー

          元チョコレート専門店販売員のバレンタイン2023〜百貨店で出会ったブランド編

          月の光が見た景色。

          以前何度か書いて好評だった話です。 話ではなく私が月を見て感動すること。 月といえばよく知られた訳文。 月がきれいですね。 月が。ねえ、あれを見て。 月はきれいですね。それに比べて、なにがどうだと? 地上の民がわずか一文字に含意される前提に神経を尖らせる様子を 無言で照らす光がある。 ほんの200年ほど前まで人里離れた土地の全ての闇を、人里にあってはその日最後の蝋燭を吹き消した全ての家の廊下を照らしてきた光が。 シルクロードが交易人で賑わった時代、 紺瑠璃杯がペルシャ

          月の光が見た景色。

          2月5日はルーネベリタルトの日

           今日はフィンランドのお菓子、ルーネベリタルトの話です。フィンランドでも公的に定められている記念日で、フィンランドの外務省が公式に作成している観光情報サイト this is FINLAND にも掲載されています。 駐日フィンランド大使館もたびたびツイートしています。  このタルトは詩人ルーネベリが好んで食べたのが始まりのようです。ラズベリージャムを使ったお菓子はよく見ますが、下の記事がジンジャーブレッドなのは北欧らしいですね。ドイツのレープクーヘンとも近しいものを感じます

          2月5日はルーネベリタルトの日

          元チョコレート専門店販売員のバレンタイン2023〜KALDI編

           先週、関西の美味しいチョコレート屋さんの記事を書いたら  嬉しいことに大変好評でした。というわけで調子に乗って今回は、  KALDIに行って調達してきたチョコの紹介です。TwitterのFFの方々は私が毎日1万3000歩ぐらい余裕で歩いて交通費を節約してるのを呆れながら見ているかと思うのですが、その目的がこれ〜!!片道230円を往復するのを月20日すれば9000円ぐらいになりますからね。お酒も飲まない(飲めない) ので、一般的な成人が嗜好品に投資してる額を考えて合算すれ

          元チョコレート専門店販売員のバレンタイン2023〜KALDI編