ニットをブラッシングしていたら、そういえばそれはこだわりの強い同僚がおすすめしていたものだと思い出した(イギリスのKENT)。

彼は、至って真面目で、こだわりが強く、不器用で天然で、でもツッコミを受けながら一部には愛されるキャラだった。

どれだけ反発を受けようが突っ込まれようが、彼はブレない、気にしない。

数ヶ月に一度とても本質で大切なことを言う。

相方と彼のことを話していて、「むしろ自分に対してブレないから、世間とズレるんだね」となった。

そうかーーーー

確かに。

世間に合わせにいくと、自分とズレる。
自分に固執すると、世間とズレる。

バランス。

でも世間とズレていることを気にせず生活に支障もなければズレてても良い。

ズレが個性になって愛すべき対象になる。
自分にとっても他人にとっても。

私は圧倒的に自分とズレてない人が好きだ。

でも一生懸命世間に合わせようとしてズレまくって悩んでる人も好きだ。
そういう人が、自分に戻ろうとする姿、実際に自分に近づいてにこにこしている姿はもっと好きだ。

あのズレた彼は今日も元気にズレてるのかな。

今日も元気にズレる。