webセミナーの改善点
最近、Zoomセミナーに参加することが多くなってきた。自宅から、オフィスからどこからでも参加できるため、時間の調整がしやすく、密もさけられ、他の参加者を気にしなくてよいなどのメリットがあり、僕は気に入っている。
しかし、やはりまだまだ配信のレベルが低いなと感じる。僕が感じる点をまとめておきたい。
1.音声
一番気になるのは音声だ。ノイズが入ったり、急に小さな音になって聞き取れなかったりする。音声が聞き取れないと非常にストレスだ。話の内容が頭に入ってこない。最近のスピーカーは、みなさんマイクはつけているものの使い方が悪いのか、それほど改善されていない。
2.Zoomのブレイクアウトルーム
これはサービス側の問題だと思うが、Zoomのブレイクアウトは品質が安定しない。急に映像が乱れたり、音声は入っているものの、映像が切れたりする。結構な頻度で起きるし、他の人からも聞くので、そのうち改善されると思うが、せっかく良い機能なのにもったいない。インフラの問題かもしれないので、費用がかかるかもしれないが何とか改善してほしい。
3.スピーカーのビュー
スライドを使って説明する場合、配信者はいろいろと工夫をしている。例えば、
①画面共有でスライドのみを共有する
②モニターにスライドを写し、モニター+スピーカーで配信する
③スピーカーとスライドをこまめに切り替える
④ワイプ的に小さく自身を表示する
いろいろと工夫をされている。しかし、やはりユーザー体験的にはいずれもイマイチな感じだ。僕の要件はこうだ。
スライドとスピーカーの両方が見たいし、注目したいときはどちらかが邪魔をしてもいけない。そして、その切り替えがスムーズであって欲しい。
これを実現できるのは、今のところmmhmmだけだろう。mmhmmについては、以前の投稿を確認してほしい。
webセミナーはまさにこれからが勝負だろう。テクノロジーをちゃんと使いこなしたスピーカーが生き残って行く事は間違いない。最近の外食産業と同じで、ファミレス、回転寿司、ラーメン屋など、どこのお店に入ってもそれほど美味い店もなければ、それほど不味い店もない。結局どこも良い勝負である。webセミナーの講師も、正直内容で優劣をつけるのが難しい世の中だと思う。情報はどこからでもとれるご時世で、どこかで聞いたような話で溢れている。「その切り口はいままでなかったよね」という話も、絶対にどこかの誰かが先に考えている。ということは、あとはプレゼンテーション勝負ということになる。独自のクリエイティブを使い、独自の表現方法で伝えていくのだ。
そうすれば、webセミナーはFace to Faceを上回ると思っている。
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