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10年かけて、2兆円の費用をかけて、現行の基地局の35倍を設置する!!

国内通信大手が次世代通信規格「5G」のインフラ整備向けの投資を大幅に増やすとのこと。ソフトバンクとKDDIは今後10年の基地局整備などにそれぞれ2兆円を投じる。

ソフトバンクはこのほど2030年度までに新たに2兆円をかけて基地局35万基を整備する計画をまとめた。通信大手の5Gインフラ整備の長期計画が明らかになるのは初めてだ。まず、現行で1万局に満たない基地局数を21年度までに5万局に増やす。

その後25年度までに20万局体制を構築し、同社の携帯ユーザーのほぼすべてが場所にかかわらず5Gの高速通信を常時使えるようにする。

KDDIも今後10年間で2兆円を5Gや次の世代の「6G」のインフラ整備に投じる。今後数年間は5G関連が中心で、21年度末までに5Gの基地局を5万局に増やす。NTTドコモと楽天も基地局数を積み上げる公算が大きい。

◯このニュースを逆にいうと…。
 10年かけて、2兆円の費用をかけて、現行の基地局の35倍を設置するとのこと。ん?10年?2兆円?35倍? 5Gってこれだけメディアでも騒がれてるにも関わらず、そんなに悠長な話なの? これはつまり、「現在、基地局はほぼほぼ整備できてません」ということを意味している。「インフラ整備はお金も時間もかかるものなんだ!」という声が聞こえてきそうだが、であるならば端末やプラン設定のみ5G対応として、いたずらにユーザーの期待を煽るのは如何なものかと思ってしまう。『まだ、5年から10年早いんですけどね!』とギャグにするならまだ分かるが、真面目にこれをやっている。

そうなると、5G対応とか銘打って付加価値の高さをアピールし、機種変更や利益率の高い端末を販売するための戦略なのでないかと勘繰ってしまうのは、僕だけだろうか…。

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