【自閉症/軽度知的障害】家庭でできる視覚支援を試してみた

こんにちは、あしです。
息子はこの4月に年中さんなり、昨年と同じく週5で認可保育園に通っています。
年中になって保育園で周りの影響もあってか、自分でできることが増えてきました。
自分でできることが増えてとても嬉しいこともある反面、ほんの1mmでもできないと癇癪っぽくなることも増えました。
そこで、現在進行形で色々試みているけど、分かったことや試してよかった視覚支援を残していきます。

出来ることが増えた!そのアップデート内容

  1. 着替えを1人で出来るようになった

  2. 靴を履く際、左右を間違える頻度が減った

これら2つが年中になってグンとできるようになりました。
詳細は以下の通りです。

1.着替えを1人で出来るようになった

今まで、
・ズボンは履ける状態にして置いておく
・肌着やトップスは首を通して腕を通せるまで手伝う
という状態でした。
気付いたら自分で裏返ったズボンを直して着ているではありませんか!!!!!!!!
自分で服をかぶって頭を入れて腕を通しているではありませんか!!!!!!!!
ただ、だんだんと息子の“つまずき”がでてきた。

つまずき:裏返ったズボンを戻せない時がある
できる時はできるのに、できない時はすんごいイライラして叫んでいる。
分かったのは、ズボンの色で、息子はユニクロの黒レギンスパンツの時に叫んでいた。
ユニクロの青いレギンスと黒いレギンス、脱いだ時の違いがコレ↓

(青レギンスと黒レギンスが裏返った時を再現)

そう、パッと見て“表なのか裏なのか”が黒い方は分からない。
なるほど〜〜〜!と思ったけど、ちょうど服のサイクル的に黒レギンスが普段の服の7割を占めていた…保育園服は90%黒レギンス……。

黒レギンスをやめました……………..
家にある表裏がわかるものを探し漁った…….
表裏がわかるだけでもだいぶ違うように感じたので、次買うものは表裏が分かりやすいものを買うことを決意…..

トップスは前後ろを何度か伝えてみたけどまだ難しかったようなので、現在は自分で着れたら私がチェックして直す、できなかったら手伝うという形で自分で着替えることは強要しないようにしている。

2.靴を履く際、左右を間違える頻度が減った

靴を左右整えて置いてても、なぜか必ずといっていいほど履くときに左右逆に履く息子……。
歩きにくいし転ぶので、マジックテープの向きで左右を教えていた。
が、半年以上たっても逆にはくので、色で左右が分かるようにしてみた。

右は青、左はピンク

このように、履いた時に分かる場所に別の色のお名前シールを貼ってみた。
普段はくスニーカーと長靴、共に同じ色のシールを貼った。
右と左は分かっているので、試しにこれをやってみたんだけど、なかなかいい方向になった。
まだ逆に履いちゃうこともあるけど、「お靴合ってる?」と聞くと自分で合ってるor違うと気付ける。
前までは間違ってても「あってる」と返事をしていた…笑。

正直見た目はダサくなるし変に目立っちゃうけど、転んだり左右逆が通常モードになってしまっても困るので、1年くらいはこれで左右の足の感覚を覚えてもらう予定。

まとめ

今回は2つ、家でできる視覚支援をやってみてうまくいった例でした。
(これを視覚支援と言っていいのか分からないけど)
うまく理解できない部分や、未学習ですぐに理解が難しいことが多いと感じているけど、やはりまず何につまずいているのか観察し、知ることが大事だなぁと改めて思いました。

靴の色シールについてはやろうと思ってから2ヶ月も経過していたけど…
早くやればよかった….

最近は「昨日, 今日, 明日」がいまいち混同しているようなので、カレンダーを買って視覚的に分かるようにできたらいいな〜と思っています。
(そう思って1ヶ月以上たっている)

ではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?