見出し画像

心のゆたかさは自身の習慣をも変える



とてつもなく面倒くさがりな私。

土日の休みを、
土曜の朝から日曜の夕方15時ごろまでほとんどベッドで過ごすなんてことも珍しくはない。
(トイレと、宅配で頼んだ食事の時だけ身体を起こす)

なんなら、予定がたくさん入っていても、
だらだらする時間を長く取らないと気が済まなくて、
その日でなくていい予定を延期にしたりなんてことはしょっちゅうだった。

そんな私が、自粛期間を経て、
活動的な休日というものを手に入れた。

活動的と言っても世間一般では普通かもしれないが。

昨日は朝から健康診断にいき、そのあと県外へお出かけ。
それから体を動かしに行って21時ごろに帰宅。

今朝も朝からちゃんと起きて、
片道1時間半をかけて県外へ行き、
友達と踊りのレッスンをし、そのあと舞台の本番に向けた練習を約1時間半。
軽く食事をして20時帰宅。

昨晩なんか、移動距離もなかなか、予定もなかなか詰まっていたのに、
夜には、部屋中を片付けて掃除して洗濯してと家事全般も休みの日仕様でこなせる始末。

「面倒くさい」と思い続けてきたことも、
習慣になってしまえばなんのこともなく、
あっさりこなせるようになっていることに驚く。

これは並大抵のことではない。
6年間の一人暮らし生活の中で、
コンスタントな家事なんてもってのほか、
こんなに荒らせるのか、というレベルで部屋が片付けられず、
ごみ屋敷寸前だったことも数知れず。

そんなだったにもかかわらず、
私には一生無理だと思っていた生活を、
いつのまにか手に入れていた。


こうしてみると、面倒くさいと思っていたことも、
こなした後には素晴らしい心の安寧が待っていて、
日曜日のこの時間に、なんの気掛かりも罪悪感もなく
悠々とスマホを見てゴロゴロできることにしあわせを覚える。

いつも疲れているから、身体が休みたが立っているから、と理由をつけて、
土曜も日曜も気力なく、起き上がることもせず、
罪悪感に押しつぶされそうになりながら、何時間もベッドの中で意味もなくネットサーフィンをしていたときは、
こんなに体を動かした今日の日曜の夜よりも、
確実に何故か疲れている感覚があったように思う。
(もちろん疲れて身体が休みたがっていたのも事実に違いはないのだろうが)


何もできなかった自分を攻めなくていい。
けれど今の方がずっといいと思える。
それがまたうれしい。


明日またいい日に。

(おまえがこんなに珍しいことばっかりしてるから、
雨ばっか降るんや!!!と誰かにツッコまれそうだなと毎日思っています笑)


ハレ



平凡なアラサーサラリーマンの独身女子が、人生という名の物語を、1ページずつ、1日ずつ大切に生きるために、ありのままを綴ります。苦しい時も悲しい時も、すべてを受け入れてまっすぐ見つめて前に進むために。人は産まれてきただけで奇跡なのだと、そう信じて。