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はじめまして、明日少女隊です

明日少女隊は、2015年に誕生した、様々な性別の第4波若手フェミニストによる、社会派アートグループです。

明日少女隊は「すべての性の平等がみんなの幸せ」をテーマに、展覧会やパフォーマンス、レクチャー、インターネットを通じて、女性が抱える社会問題についての作品の発表やアクティビズムを展開しています。メンバーは、高校生から子育て世代まで幅広く、出身、住んでいる国や地域も様々で、現在50名ほどで世界各地で活動しています。

私たちが活動をはじめた2015年当初、SNSなどで"フェミニスト"を名乗る人は、ほとんどいませんでした。日本にも昔から差別解消のために声を上げてきたフェミニズム運動がありますが、「なんとなく、怖い人たち」「フェミニズムという言葉すら耳新しい」という印象を持っていた人も多かったように感じます。

しかし今、SNSをのぞいてみると、多くの方がフェミニストを名乗っています。そして、日々起こる性差別的な出来事に対して声をあげる若い人の活躍も、多くなってきましたよね。

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とはいえ現在の日本社会は、たくさんの性差別が残っています。一言で性差別といっても、そこには性別、セクシュアリティ、職業、人種・民族、障害の有無などなど…様々な要素が複雑にからまり合いながら存在しています。(これを、インターセクショナリティといいます)

私たちはアートとフェミニズムを通して、少しでもそんな状況を変えていきたい。誰もが、性に関係なく平等にハッピーに生きられる社会にしていきたい。

そんな風に考えて、活動を続けてきました。

フェミニズム、アート、政治。

昨年は、あいちトリエンナーレの「表現の不自由店・その後」をめぐる出来事で、アートと政治というトピックは大きな注目を集めた年でもありましたね。

これらは深く関係しあうテーマですが、日本ではまだこれらの繋がりや実践を知る機会はあまり多くないかもしれません。

私たち明日少女隊のメンバーは出身や国籍、住んでいる地域、年齢、そして専門もバラバラです。そんな私たちだからこそ、見えてくる世界のフェミニズムの事情、フェミニストアート、そして私たちの活動について、このnoteで皆さんにお伝えできることがあるのではないか、と考えています。

これからも、みなさまの応援をよろしくお願いします。

明日少女隊
2020年4月




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自己紹介

私たちは、学生やアーティスト、学者の卵、主婦、非正規社員、正規社員など、様々な立場の女性が中心に集まったグループで、みなさんの寄付を頼りに助け合いながら活動しています。 今後も活動を続けるために、よろしければサポートをお願いします!(*^_^*)