シンガポールでは2023年2月13日に、病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関におけるマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOの明確な終息宣言はないままです。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
―――――

11月16日（木）通算1318日目　グリーン（DORSCON）276日目

　先日のリベンジとして、日本大使館へ行ってきた。今度は自分のだけではなく母のパスポートも持っており、抜かりはない。もちろん預かった委任状も忘れてはいない。

　この記事を読む大半の人には関係のない話だが、在シンガポール日本大使館は、少し不便な所にある。毎日通う職員は大変だと思うものの、一般人としてはできるだけ行く回数を抑えたい、そのような感想を抱いてしまう場所だ。具体的に言えば、バスも地下鉄も最寄りからしっかりと20分程度かかる。交通網が発達した当地では、徒歩10分以上かかる場所はあまりない。それだけに、非常に遠く感じる。加えて若干上り坂になっており、基本的に30度近い気温も相まってかなり汗をかく。タクシーで乗り付けたら簡単ではあるが、前後に急ぎの用事でもない限り利用したくない。結果的に、汗をかきながら向かうことになるのだ。

　以前は日本以外にも、他国の大使館が並んでいたような気がするが、現在は日本とパキスタンだけらしい。きっと、どこかに移転したのだろう。完全に余談だが、日本大使館は建物こそ異国情緒溢れている少しコロニアルな雰囲気ではあるものの、内装はどこかの市役所と錯覚しそうな調度品で整えられている。正直、ここまで日本らしさを再現しなくても良いのにと思うレベルだ。

　ちなみに、目的の書類は無事に入手できた。次に行くときには、もっと良いルートができていたらなと思うが、多分変わっていない気がしてしまうのも事実だ。

去年（2022年11月16日）の記事はこちら↓

一昨年（2021年11月16日）の記事はこちら↓

3年前（2020年11月16日）の記事はこちら↓

―――――
最後までお読みくださり、ありがとうございました。