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シンガポールでSTAY@HOME 6月3日(土)通算1153日目 グリーン(DORSCON)111日目

シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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6月3日(土)通算1153日目 グリーン(DORSCON)111日目

 数日前、北欧発祥の家具メーカーであるイケアの郊外店に行ってきた。普段は、もう少し街中に近い場所にある店舗へ赴くのだが、欲しい商品の在庫がないとのことで、足を延ばしたのだ。シンガポールの国土は小さいが、中心部に近いところは池袋の外れの少し閑散とした住宅街のような場所がイメージ的に近いだろう。この店舗から最寄り駅までは距離があるものの、バス停は複数あり、アクセスにそれ程困らない。一方、郊外店の方は個人的に、越谷レイクタウン並に遠い印象を持っている。その地域に行く用事が普段はないため、一層郊外というイメージだけが強くなっているのかもしれない。

 インターネットでルートを検索して、電車とバスを乗り継いで行ってみると、やはり街中のものより立派な店構えだ。向かいにはスーパーマーケットがあったが、こちらも普段目にするよりも圧倒的に大きい。どちらの建物も車で来ることが前提らしく、日本のイオン系列のショッピングモールやコストコを思い出した。

 自動車税が高いこともあり、未だにペーパードライバーを貫いている母と私は、建物に吸い込まれていく車を横目に徒歩で店に入った。通いなれた店ではないため、目的のものは見つかりにくいかと思ったが、幸いにして簡単に見つけられた。

 店を訪れてから前述のように数日が経過した今も、あれは本当にシンガポールだったのかと疑いたくなる場所だった。新型コロナウイルスの流行で国外に行けなかったことばかりに意識がいっていたが、国内でもやはり知らない所はまだあると実感する。 


去年(2022年6月3日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年6月3日)の記事はこちら↓

3年前(2020年6月3日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。




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