見出し画像

シンガポールでSTAY@HOME 12月17日(金)通算620日目 フェーズ2強化版(2回目)の149日目

昨年4月のロックダウン以降、徐々に規制を緩めてきていたシンガポールですが、変異株デルタが入ってきた辺りから、感染者数に合わせて強化と緩和を使い分けているようです。現在はフェーズ2強化版に戻り、一時期は外食ができない状態でしたが、8月10日よりワクチン接種が完了した人に向けて、再開されました。

―――――

12月17日(金)通算620日目 フェーズ2強化版(2回目)の149日目

 昨日の記事で、私が紅茶ブランドTWGのティーサロンに行く前日と前々日に、新型コロナウイルスの陽性者が近隣の店で飲食していたと書いた。感染者と知らない内に鉢合わせしていなくて本当に良かった、と思いながら執筆したのだ。ただ、参考文献にも掲載したニュースサイトの記事の趣旨は、市中のどこに陽性者が居たかではない。シンガポールで初めて空港以外の場所で、オミクロン株の感染者が見つかったという点だ。私自身、その情報は理解していたが、それ以上に感染者とニアミスしかけたことの方が重大事項に感じた。なぜオミクロン株よりも、すれ違った可能性がないことの方が大切に思えたのか、少し考えて答えが出た。久しぶりに、感染経路が発表されていたからだ。

 当地では、新型コロナウイルスの感染が始まってから、しばらくの間は経路が発表されていた。しかし、陽性者の増加と共に辿ることが難しくなったためか、いつの頃からか感染者の数字が発表されるだけになった。今でも、デルタ株に関しては同じで、人数のみが保健省やニュースサイトに記載されている。しかし、今回の場合はオミクロン株だったため、陽性者が一体どのような場所に立ち寄ったのか、ニュースになっていた。その結果、読者は自分の行動と照らし合わせることが可能だったのだ。

 恐らく、これから当面の間はオミクロン株の陽性者に対しては、感染経路も合わせて発表されるだろう。情報提供は有難いが、あまり増えないまま収束するといいな、と思ってしまう気持ちもある。

参考文献
CNA「3 new COVID-19 cases preliminarily positive for Omicron variant, including couple who dined at 4 restaurants」(2021年12月17日14時53分閲覧)
https://www.channelnewsasia.com/singapore/moh-covid-19-omicron-variant-singapore-3-new-cases-dec-15-changi-airport-2382251

―――――

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?