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シンガポールでSTAY@HOME 12月4日(月)通算1336日目 グリーン(DORSCON)294日目

シンガポールでは2023年2月13日に、病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関におけるマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOの明確な終息宣言はないままです。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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12月4日(月)通算1336日目 グリーン(DORSCON)294日目

 今日からシンガポールのいくつかの銀行で、リー・クアンユーの記念硬貨への交換ができるそうだ。少し前にオンラインで申し込んだ人のみを対象に、交換を実施していたようだが、今回は既に入手した人も含めて誰でも良いとのこと。記事によると硬貨は、S$10(約1,111円)のようだ。ちなみに当地で一般に流通している最も高額の硬貨はS$1(約111円)で、それよりも22%程大きいサイズらしい。

 ウェブサイトに掲載されていた写真によると硬貨は金色で、リー・クアンユーの顔にフラトンホテルやナショナルギャラリー、そして金融街が描かれている。観光客にも有名な所だけでなく金融街も盛り込まれている所が、個人的には何となくシンガポールらしいと感じる。

 リー・クアンユーといえば亡くなった頃、街中の看板等は全て追悼の意を示すものに差し替えられていた覚えがある。少し驚いたが、建国の父というだけあって、それだけ当地にとって重要な人物という位置づけだったのだろう。

 涙を流しながらマレーシアから独立して、今年で58年が経過した。そのとき、リー・クアンユーは、現在のように発展したシンガポールがどこまで描けていたのだろうか。少なくとも、十数年前から暮らし始めた私には、全く想像できていなかった。たまには、国の歴史に想いを馳せてみるのも良いかもしれない。

参考文献
CNA「Commemorative Lee Kuan Yew coins available for walk-in exchange at bank branches from Dec 4」(2023年11月22日14時47分閲覧)
Commemorative Lee Kuan Yew coins available for walk-in exchange at bank branches from Dec 4 - CNA (channelnewsasia.com)
Monetary Authority of Singapore「100th Birth Anniversary of Mr Lee Kuan Yew Commemorative Coin」(2023年11月22日14時50分閲覧)
100th Birth Anniversary of Mr Lee Kuan Yew Commemorative Coin (mas.gov.sg)


去年(2022年12月4日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年12月4日)の記事はこちら↓

3年前(2020年12月4日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。




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