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アボンリーへの道 #16

アボンリーへの道 #16  2022年8月24日 Aunt Hetty's Ordeal のろわれたバイオリン
あらすじ
ガス・パイクは音楽好きで、能力もある労働者。
その才能を認めたヘティ伯母さんは、
学校にガスを呼び寄せて
勉強させようとする。
ところが、ガスに対して
「音楽は誘惑です」
などと言ってしまったため、
ガスは自分のバイオリンが呪われている、と
思い込んでしまう……

コメント
音楽と勉強は両立しない、のでしょうか。
ヘティ伯母さんにとって、バイオリンは
敵意の対象です。
そのため、ガスに圧力を掛けて
音楽を諦めさせようとするのです。

ところが、そこへちょうど、
ステイシー先生(なつかしー)が現れ、
子どもたちの心をがっしりつかまえてしまいます。
そんなステイシー先生ですが
ヘティ伯母さんについては、
「優秀な先生」と認めています。
わたしから見ると、
厳しすぎる気もするけれど。

そんなステイシー先生、
ガスにバイオリンを諦めないよう説得しますが
ガスは、人を殺した自分の父のバイオリンによって
自分が呪われており、
音楽はあきらめるとかたくなでした。

ヘティ伯母さん、それを知って、
「呪われているなんて言ってない!」
とショックを受けます。
厳しいけど、そういうところは
自分にも厳しい。
学校に来なくなったガスをたずねて
魚市場へと赴きます。

魚くさいって文句を言うけど
どんな管理してるの?
魚はちゃんと管理したら、
くさみはなくなるはずですが。

「あなたがいなかったら、さびしい」
厳しいヘティ伯母さんのホンネに
心を閉ざしていたガスも
思わず、学校に帰ることを決意してしまいます。

ケンカをして火事を出し
責任を取らされてるのに、
それでも学ぶこころざしがある。
なぜなら、彼には知りたいことが
山ほどあるから。

好奇心というのは、人類の進歩には必要不可欠なものです。
ガスはきっと、その好奇心で、
立派に人々の役に立つようになるでしょう。

最後の副総督のエピソードで
バイオリンを弾くガスに
涙ぐむヘティ伯母さんが
印象的でした。

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