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アボンリーへの道 #60

Someone To Believe In 10ドル盗難事件
あらすじ
次期首相と目されるホジスンが、娘アデラインを連れて
アボンリーのホテルへやって来た。
ちょうどそのとき、新人エルバートがホテルに雇われてきたのだが、
ホテル内で10ドルが盗まれるという事件が発生。
貧乏なエルバートが疑われる。

コメント
犯人は、やはり……という感じでしたが、
誠実そうなホジスンが、実は、というところのほうが
ずっとわたしには意外でした。

この当時から、政治とカネの問題が取りだたされていたんですねえ。
ホジスンの愛のないやり方に、
アデラインは空虚さを感じています。
ムリもない。

今回、ガスが風邪引きでお休みでしたので、
エルバートが新人として雇われます。
この人、今後も出てくるのかしら。
人数が増えると、名前を覚えるのが大変なのよねー(笑)

おカネはじゅうぶんあっても
真実がないと、人は心を病みます。
アレックは、おだてられて政治家になることを
いったんは考えますが、
ホジスンの本音を知って
誘いを断りました。
汚い政治の世界に行かなくて
ホントに良かった。

世界を変えるのには、いろんな方法がある。
アレックの言葉は含蓄があります。
少しずつ、身近なところから
事実を観察し、発見し、教訓をまなぶ。
アレックは、謙虚な農夫ですね。

せっかくホレた相手なのに
あんなことになって、フェリックスも
気の毒なのですが
自分自身を嫌わないで欲しいと願う
彼のこの優しさは、アレック譲りでしょう。

いろんな経験をして、一人前になっていく。
このシリーズは、群像劇的な部分があります。
ヘティおばさんも、オリビアちゃんも、
完全じゃないところが、魅力的。

それにしても、セーラはどこにいるんだー。
彼女が主役じゃ、なかったのかー!
今後のシリーズが、楽しみです。

#テレビドラマ感想文 #アボンリーへの道

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