見出し画像

体育・スポーツは勝敗を決めたり試合をしなきゃならないのか?

体育・運動あそびに指導者をしています。
タイトルの通り、点数をつけて勝敗を決めたり試合形式でプレーをしなければならないのか?と思う時があります。

試合形式でプレーして勝敗が決まるのも嫌いではありません。でも、自分の場合はそれだけが目的でもありません。
気持ち良くラケットにボールが当たった時や、同じチームのメンバーと阿吽の呼吸でパスが通った時なんて最高に気持ちがいい。

勝敗を決める事を否定している訳ではありません。勝ちたいから、その種目を行なっているのではないって場合もあると言いたいのです。

私はスキーをします。スキーの検定も受験していました。競技は行なっていません。
天気も良く、ゲレンデコンディションも良く(雪質がいい)、自分の好きなリズムで滑り降りると気持ちいいのです。
スキー指導をしていた時も、「鼻歌OK、ヨダレが出そうな位に気持ち良く滑る事‼︎」ってテーマを出す時があります。

バスケットボール、サッカー、野球などほぼ全ての種目に公式ルールがあり〇〇協会や〇〇連盟があります。それらの団体も初心者には公式ルールを押し付けている訳ではなく、初心者用にアレンジしたメニューを提供しています。
それなのに、公式ルールに囚われすぎていませんか?

公式ルール以外はあそびって言われた事があります。
いやいや、スポーツ自体があそびです。あそびは難しいんです。

体育の時間に学生とバドミントンを試合形式で行なっていました。もう、必死にプレーしないといけなくて、教育的配慮なしって宣言してプレーします。
そんな時に点数を付けずにプレーする時があります。点数が面倒で邪魔なんです。点数を付けて勝敗をハッキリさせなくても納得できるプレーが出来るかどうか。そんな感じです。

勝ち負けを超えた満足感や充実感を得ています‼︎
って言ったらカッコつけすぎかもしれませんが、子ども達が鬼ごっこや活動的なあそびをしているのと同じかもしれません。

もし、スポーツ初心者や苦手意識を持っている人が一緒にプレーするなら、勝敗や点数を付けるのは後回しにしませんか?

そんな事を訴える体育・運動あそびの指導者でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?