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手芸がもっと楽しくなる道具『Cohana』 アシストオン神保町で特設フェアを開催

好評につき、開催期間を延長いたします!3月21日まで。

針を手に持って、布地に糸をくぐらせてゆく。着慣れた衣類をなおしたり、飾ったり、新しいものを作ったり。

衣服や袋物など大きなものを作り上げなくても、ほんの少しだけ手を加えることで広がる楽しさが手芸やソーイングの世界にはあります。そしてちょっとした手仕事をもっと楽しんでいただくのに大切なのは、良い道具を使うこと。

そんな考え方から作られた、新しい手芸道具のブランドが「Cohana(こはな)」。創業60年を超える東京・日本橋の老舗手芸道具メーカーとして広く名を知られる KAWAGUCHI が作った、手作業のための道具です。

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今回、アシストオン神保町店では、「Cohana」の2020年新作を揃えた特設フェアを開催します。定番の人気アイテムとあわせて、お気に入りの裁縫道具セットに加えたくなる、可愛らしくて使いやすい道具ばかりです。

アシストオン神保町店
開催期間:2月13日〜3月7日(3月21日まで期間延長)
営業時間:平日・土日 12時〜18時(水・木曜日はお休み)
電話番号:03-5577-2116
https://www.assiston.co.jp/tempo


Cohanaの新作アイテムは、こちらの記事でご紹介しています。


この記事では、日本橋の老舗手芸道具メーカーKAWAGUCHIプロデュースによる、新しい手芸道具ブランド「Cohana」についてご紹介します。


Cohana(こはな)について

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創業から60余年、日本橋を本社に置く老舗手芸道具メーカーKAWAGUCHI。長きにわたり培った経験と強みを活かし、日本の良さを五感で感じ、 手づくりの楽しさをゆったり味わっていただけるような手芸道具のブランド「Cohana」をつくりました。 

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例えば糸切りバサミなら切れ味良く、手にしっかりフィットすること。巻尺ならメモリがはっきりと見やすく、引き出しやすく巻き込みもスムーズであること。道具としての使いやすさはもちろん、長く使えることを考えて、その素材や製造方法から吟味して作った道具です。

そして、ただ無骨な道具になってしまうのではなく、これから新しく手芸やソーイングの世界に入ってこられる方にもその楽しさが伝わるように。そして長く親しんでこられた方にも、ひとつあるだけで、小さな花が咲いたように裁縫箱が華やぐように。そんな気持ちを込めて作ったのが、新しい裁縫道具「Cohana」です。

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「Cohana」が追い求めたのは、卓越した最高品質の道具を作る、と言うこと。長く使っていただきたい道具だからこそ、素材や産地を徹底的に追及しました。糸切りバサミの他にも、岩手、奥州市の南部鉄器を素材に使用した文ちん、和歌山のヒノキを使ったピンクッション、長崎県の波佐見焼を使用したマグネットスプールなど。もっとも優れた技術を探してまわるうちにたどり着いたのは、各地に点在する「日本の技術」でした。

伝統的工芸と地域産業の卓越した日本の技術から生まれる「手芸のための道具」を、創業から60年、東京日本橋に本社を置く老舗の手芸道具メーカー、KAWAGUCHIがプロデュースし、ひとつひとつ手作業で、丁寧に作り上げたのがこの「Cohana」ブランドの道具たちです。

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Cohanaのテーマカラー

「Cohana」のテーマカラーは4つ。日本の四季おりおりを感じさせてくれる、4つの「日本の伝統色」を採用しました。

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黄水仙(きすいせん)、薔薇色(ばらいろ)、水浅葱(みずあさぎ)、露草色(つゆくさいろ)。それぞれの色合いは派手になりすぎず、長くお使いいただくことを考えて選びました。ひとつのカラーで統一しても、そして様々な色合いとの組み合わせてお楽しみいただくことが出来ます。ぜひあなたのお気に入りの色合いを見つけてください。

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黄水仙(きすいせん)は水仙の花の明るい黄色。見ているだけで心を弾ませ、楽しい気分にさせてくれるカラーです。水仙の花の名の由来は、「清楚な姿が仙人のようだから」だと言われています。


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薔薇色(ばらいろ)はバラの花の色。日本では、良い事ずくめの明るい想像を「薔薇色の未来」などと表現します。ピンクの薔薇の花言葉には、「しあわせ・感謝・上品」などがあります。


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水浅葱(みずあさぎ)緑みがかった淡い青色を水浅葱といいます。淡く染めた藍染の色を水浅葱と呼ぶこともあります。山間の透きとおった水を連想させる、さわやかなカラーです。


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露草色(つゆくさいろ)は露草の花の色。この花をすった汁を青花といい、染色の下絵を描くのに用いました。昔の日本人はこれを着草と呼び、これで衣を染めたこともありました。



プロデューサー・インタビュー

Cohanaブランドの企画、プロデュースをされている株式会社KAWAGUCHIの志知希美さん、弓矢咲子さんにお話をうかがいました。

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この製品をつくる、きっかけとなった出来事を教えてください

創業から60余年。日本橋に本社を置く、老舗手芸道具メーカーとして、手芸・ソーイングの分野で培った経験と強みを活かし、新たなことにチャレンジできないか模索していました。道具がハンドメイドの道具としてだけでなく、インテリアや雑貨・文房具としても使われていることに注目し「Cohana(こはな)」を立ち上げました。


最終的な製品の形状やデザインが出来上がるまでに気をつけたことを教えてください

Cohanaは日本の地域産業や工芸にこだわり、すべての商品がMade in Japanです。長く使っていただきたいからこそ「道具としての精度の高さ」と「つくり手との話し合い」を大切にしています。

長く使っていただくためには飽きてしまうデザインではいけませんし、要素をそぎ落とし機能に寄りすぎても、物としてのあたたかみがなくなってしまいます。その素材でできる表現に手芸道具メーカーのわたしたちの経験を掛け合わせながら、ひとつひとつをかたちにしていきました。

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また、素材やかたちが多様なCohanaの商品に、ブランドとしてのまとまりを持たせる工夫もしています。まずはカラー展開。日本の伝統色の5色(きすいせん、ばらいろ、みずあさぎ、つゆくさいろ、ふかがわねず)は、日本の四季をイメージして選びました。
四季は日本の風景と深くつながっているものですし、名前の響きや色彩から、日本の良さを五感で感じてもらえたら…と思います。

そしてパッケージ。箱ものは落ち着きのある墨色で統一し、ブランド全ての商品にロゴ入りのゴムタグをつけています。墨色は中の商品の色を引きたてながら、Cohanaの上質なイメージを伝える役割があります。ゴムタグは商品の色が一目でわかりますし、全体に華やかさをプラスしています。ギフトとしてもらったときに嬉しく、開けるときにもわくわくするような…そんなパッケージを目指しました。

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この製品で使われている素材について、エピソードはありますか?

北は岩手の南部鉄器から南は長崎の波佐見焼まで、さまざまなつくり手とコラボレーションし商品を作ってきました。

物づくりを支えるヒト・コト・バもお客様に知っていただきたいので、現地へ行って取材を行い、SNSや自社サイトで紹介させていただいています。その中で、その素材がその地で発展していった理由をよくお聞きするのですが、どの素材にも「なるほど」と納得させられるエピソードがあり、とても興味深いです。お客様へより深く商品の良さをお伝えできるよう、日本の良さを探す旅に出るような気持ちで素材選び・産地さがしを続けています。

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AssistOnのお客様にメッセージをお願いします

商品を作る上ではたくさんのことを考えますが、シンプルに「素敵」「良いな」と思っていただくことができれば、それが一番嬉しいです。

大切な誰かへのギフトとして、自分へのご褒美として。

手づくりが笑顔や喜びを生み出すように、Cohanaを通じて私たちもお客様に笑顔や喜びから生まれるあたたかみをお届けしていきたいと思っています。


創業60年を超える老舗手芸道具メーカーとして、 長きにわたり培った経験と強みを活かし、日本の良さを五感で感じ、 手づくりの楽しさをゆったり味わっていただけるような手芸道具のブランド「Cohana」。 贈り物、インテリア、コレクションとしても、心に残り、 いつまでもご愛用いただける道具です。


「Cohana」の新作が揃う特設フェアは、2021年2月13日〜3月21日の期間中、アシストオン神保町店で開催しています。皆様のご来店をお待ちしております。

アシストオン神保町店
営業時間:平日・土日 12時〜18時(水・木曜日はお休み)
電話番号:03-5577-2116
https://www.assiston.co.jp/tempo

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