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美術館に行きたい

昨日の新聞にこんな記事が載っていました。

米国駐在中、取材に訪れた高齢の方々のお宅でよく目にする絵があった。「モーゼスおばあさん」として親しまれた有名画家。懐かしさにかられ、東京・世田谷美術館で開催中の「グランマ・モーゼス展」を見た
朝日新聞「天声人語」(2022.1.13) より


グランマ・モーゼス展!

みたいみたいみたいーーー!

でもこのご時世。おいそれとは行けません。
悲しい。

小さい頃から親がよく連れて行ってくれたおかげか、美術館や博物館が大好きです。

あの独特の空間。
本物だけが持つ圧倒的なオーラに、ときには目を見張り、ときには足が震えることもあります。

観賞後に併設の売店をのぞくのも楽しみのひとつです。
感動した絵のポストカードなどをよく買って帰ります。

コレクションをするつもりはなかったのですが、けっこう集まりました。
その一部を載せてみます。

Claude Monet

日本人にもファンの多い、クロード・モネ
睡蓮の連作が有名ですね。私も大好きです。
◯◯年前にパリに行ったときは、オランジュリー美術館は休館中で睡蓮の間を観ることが叶いませんでした。いつかリベンジしたいものです。


Edward Hopper

20世紀のアメリカ人画家、エドワード・ホッパー
なんの知識もなく行った展覧会でしたが、この絵の前でしばらく動けませんでした。
「Morning Sun」と題されたこの作品。彼女は何を見、何を思っているのでしょうか。


香月泰男

「シベリアシリーズ」で有名な香月泰男
重く暗いシベリア抑留を描いたシリーズとは違う、明るくポップな絵も多く残しています。
暑中見舞いとしてよく使わせていただきました。


botanical arts : Royal Botanic Gardens, Kew

イギリスの王立植物園「キューガーデン」が所蔵する植物画です。
研究対象として精密に描かれた記録であり、美しい美術品としての絵でもあります。
ちょっと離れてうっとりと眺め、近寄ってその精密さにため息をつく、忙しくも楽しい時間でした。


Pablo Picasso

巨匠オブ巨匠、ピカソ
オリーブの葉をくわえた鳩のドローイングが好きで、この絵葉書を壁に飾っています。
「これなら私にも描けそう」と思ったそこのあなた、
私も思いました。

すみません。描けるわけないですね。
伸びやかで迷いのない線。
美しいです。
私にも幸せを運んでくれそうです。(落とさないようにします)


ああ、美術館に行きたい。
美しい世界にひたりたい。

でもまだしばらくは叶いそうにないので、「グランマ・モーゼス展」はグッズだけで我慢することにしましょう。
私のように行けない人のために、公式グッズをネット販売してくださるそうです。

ありがとう、モーゼスおばあさん。


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