むー

主に読書記録。適当に綴ってます。

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最近の記事

映画感想01 14歳の栞

この映画の感想はnoteに書いてみたいな、と唐突に思って書いてみます。 見たきっかけは、妹が見てきた!とLINEをくれたこと。ほんで感想は、エモい!と。 エモいの中には色々複雑な感情が含まれてるんだろうなと思った。 こんな映画見るんだ?と思ったら、舞台好きな友達がインスタで紹介してたことがきっかけとのこと。 この映画のHPを一瞬見た時に、できるだけ事前情報を入れずに見に行こうと決めて、翌日か、それくらいには見に行ってました。こんな感じで結局わたしも見に行ってるし、輪が広がって

    • エッセイ

      こんばんは、もしくはこんにちは。 この記事は夜に書いています。 先日、FRIDAY NIGHT ESSAY CLUBワークショップに参加し、それを踏まえてエッセイ提出してみましたが… 残念ながらセレクトの中には入りませんでしたー!!! ということで!さっそくこのnoteで供養すっぞ!!! 以下からご覧ください。 タイトルは、ロシア人との夜です。(暫定。ちょっと変えたい。) ————————————————- 金曜の夜は何度もやってくるけれど、この夜は2度とやってこな

      • 読書感想文06 僕がコントや演劇のために考えていること/小林賢太郎【ほんタメから】

        こんにちは。 またまた積読を読破できました!!! 嬉しい。 ということで感想をば。 ↑こちらの本です。シンプルかっこいいですね。 んでは、感想です。 ——————————————————— 小林さんのことを初めて知れた。もちろん、これに加えて彼の作った作品を鑑賞してこそ、って感じがする。公演の宣伝、といったところだろうか。もちろん、1創作者のやっていることなので、共感もあれば、『これはストイックすぎて真似しようと思わないな…』ってこともある。怠惰も持ち合わせている人間なの

        • 読書感想文05 漣の王国/岩下悠子【ほんタメで気になって読んでみた!】

          本日は! 久々の読書感想です。 短いです。 まだまだ、図書館で借りた本含め積読が多いのでどんどん読んでいきたい! −——————————————————— 最初はあまり理解できず。何が起こっているかわからないが、仏教用語や源氏物語など、昔のことが出てきて、その用語たちの意味が分からないながらに興味が湧く感じだった。 しかし、2つ目のお話の中盤から、話の構造を理解できるようになり(ちょっと遅いかもしれない。あと単行本になる前に見た人はこんなことないと思う)読みたさがどんどん増

        映画感想01 14歳の栞

        • エッセイ

        • 読書感想文06 僕がコントや演劇のために考えていること/小林賢太郎【ほんタメから】

        • 読書感想文05 漣の王国/岩下悠子【ほんタメで気になって読んでみた!】

          お久しぶりです/FRIDAY ESSAY CLUB参加しました

          お久しぶりです。 フォロワーが2名いてくださっていてありがたい。 (この後2倍になった!ありがたい。) 普段はXに生息してることが多いです。 辛いことも、嬉しかったことも、吐き出してるような気がします。 個人情報はなるべく出さないようにしていますが、不安です。承認欲求の方が勝っている気がする。でも、インスタアカウントは持っていない、ということにしています。せいぜい、閲覧用といったところか。 友人たちとアカウントを交換しないようにしています。高校の同級生、という絡みのない人か

          お久しぶりです/FRIDAY ESSAY CLUB参加しました

          読書感想文04 いい子のあくび/高瀬隼子

          この作品好きだ、と思った。 別にそう思わなくなって久しかったわけではない。 前に読んで感動したのは、原田マハさんの生きるぼくらだし、衝撃を受けたのは村田沙耶香さんのコンビニ人間と市川沙央さんのハンチバックなのだけれど。そういうのとは感情の種類が違う。いや、コンビニ人間を読んで受けた印象と似ているな。『共感』に近い。 あ、わたしもこんなこと思うことあるな。ああ、わかるなあ。『でも同じことをしようとは思わないな』 うん。この『』内のことを思うというのが、高瀬さんや、コンビニ人間の

          読書感想文04 いい子のあくび/高瀬隼子

          新潮2023.9月号 感想 読んだものだけ

          新潮9月号読み終わったー! ということで、今回も気になるものだけ読みましたので感想書いていきます。 創作はだいたい全部読むことが多い傾向にありますね。逆に連載は途中から入りづらいので読まない傾向あり。 ①テロと戦時下の2022-2023日記リレー 新潮9月号を買ったきっかけ。第一弾もあったようだが見ていない。朝吹真理子さん、國分功一郎さん、村田沙耶香さん、ラランド・サーヤさん、円城塔さん、桐野夏生さん、弘中綾香さん、柴崎友香さん、大貫妙子さん、高瀬隼子さん、土井善晴さん、最

          新潮2023.9月号 感想 読んだものだけ

          スピン5号感想

          例のごとく、文芸誌読んだ感想をつらつら綴っていきます。(読んだやつだけね) 今回は、スピン5号。初めての購入(定期購入も初です) 表紙も言葉も良い。紙の質感にもこだわっているようですが、やはり触り心地も良い。それでいて330円である。 ①よみのあな/斉藤壮馬 この人声優じゃなかったっけ?と思ったらやっぱりそうだった。でも文章が本読む人のやつだわ。水に潜ると人の声が遠く聞こえる。境界線がなくなり心地良くなる、いつまでもいたくなるってのはよくわかる(息をするのが苦しくなければ)

          スピン5号感想

          『新潮 2023.8月号』感想(読んだ作品のみ)

          今回は新潮2023.8月号の感想を書きたいと思います。 ①野田秀樹『兎、波を走る』(長編戯曲) 知人が戯曲や野田さんのことをよく知っており、話を聞いてから読んでみた。舞台版の映像を何も知らずに先に見ていた。予想以上に長くて驚いた。文字にするとこんなに長いのか。当たり前のことなのに…戯曲を初めて読むが故の感想かもしれない。登場人物をみると、アリス・兎など親しみやすい人から、元女優ヤネフスマヤ、みたいな奇妙なような、よく見るとわかるような名前の人もいる。アリスのおとぎ話と現実的

          『新潮 2023.8月号』感想(読んだ作品のみ)

          読書感想文03 ぼくはあと何回、満月を見るだろう/坂本龍一

          読むきっかけとなったのは新潮(文芸誌)。坂本龍一さんの特集だった。これは特集読む前に『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』を読んでおきたいと思ったのだ。タイトルにも装丁にも惹かれた。 わたしがこの本を読むまで、坂本さんについて知っていたことといえば、『Merry Christmas Mr.Lawrence』のみだった。あとはガンで闘病生活を送っていたこと。けれどこの本を読んで、坂本さんが多くの映画音楽をつくってきたこと、海外含めライブ活動を行っていたこと、そして…社会問題と対

          読書感想文03 ぼくはあと何回、満月を見るだろう/坂本龍一

          『文藝 2023秋号』読んだ作品の感想①

          前の前の記事では、『初めて文芸誌を買った感想』を綴ってみました。 2つ前の記事にはなってしまいましたが。。。 そこで、今回は初めて購入した文芸誌のひとつ 『文藝 2023秋号』で、読ませていただいた作品ごとの感想を書いていこうと思います!ひとつひとつの文はそんなに長くなくなる、と思うのですが… ① 安堂ホセ/迷彩色の男 『ブラック』、『ファイトクラブ』、『ヘイトクライム』などのパワーワード。そして、事件で始まる。なのに、中盤の男達の物語に注視しすぎて、はじまりのことをち

          『文藝 2023秋号』読んだ作品の感想①

          読書感想文02 #9/原田マハ

          こんにちは。前の記事を書いてから、随分と時間が経ってしまった気がします。いや、そうでもないのかな。 さて、突然ですが、最近は原田マハさんの作品を順番に読んでいくことに挑戦してるんです。 ってことで今回の感想文は、#9 。想像力を掻き立てられるタイトルです。 この作品を執筆されるまでにはなかった『美術』が、初めて原田さんの作品に登場したと思います。以後、たくさん出てきてますけどね。原田さんご本人も、美術に大いに興味があると記事でチラッと見たことがあります。詳しくは存じ上げ

          読書感想文02 #9/原田マハ

          文藝誌を初めて買ってみた。『文藝 2023秋号』『新潮2023.8月号』

          さて、今回は初めて文藝誌を買ってみた感想とか、ワクワク感を、適当に綴っていこうかと思います。 文芸誌を買おうと思ったきっかけは…YouTubeですね。笑 いっちばん最初のきっかけは『梨ちゃんねる 文学YouTuber』さんの動画をいろいろ見て、その中で『文學界を3日で全部読むチャレンジ』をみたことです。 その後、『ほんタメ』さんにて『小説好きなら文芸誌にチャレンジしよう』の動画をみたり、『まなちゃんの読書📚』さんのチャンネルで『文藝誌何買う?』の動画をみて最終的に購入を決め

          文藝誌を初めて買ってみた。『文藝 2023秋号』『新潮2023.8月号』

          読書感想文01 かか/宇佐見りん

          宇佐見りんさんの『かか』を読みました。 以下、感想です。 憎んでるのに、わだかまりがあるのに離れられない母という存在。完璧な方言というわけではなく、オリジナルなかか弁、うちは妹がオリジナルの言葉を作り出す民なので、オリジナルの話し方というか、言葉があるというのはよく理解できた。宇佐見さんは『推し、燃ゆ』で初めて読んだが、その時のインパクトが強かったため(あと、それ以降純文学をいくつか読んだため)、かか弁に慣れれば内容はよく理解できた。SNSに支えられている、ということもよく

          読書感想文01 かか/宇佐見りん