最近の出来事を少しだけ。

新しい自分を見つける

「なんかさ、最近、人間関係が凝り固まってきた感じがするんだよね」

年明け早々くらいだったと思う。

パートナーと電話をしていた時に、ふと愚痴をこぼしてしまった。

私の生活、平日と言えば、自宅と会社の往復。

週末と言えば、私の親しい友人たちはシフト制の人が多く、数ヶ月前から予定を合わせないと土日に遊びに行けないこともあり、パートナー以外の人と出かけることはほぼ無い。

学生だった頃はクラス替えがあったり、部活やサークルは先輩が卒業して、新たに後輩が入ってきたり、定期的に人間関係に変化があった。

しかし、社会人になって、この春で丸3年。

職場の人間関係にも、パートナーにも、不満は特に無いけれど、さすがに「変化が無さすぎる」とも感じていた。

そこで、ふと愚痴ってしまったのが「最近、人間関係が凝り固まってきた」の一言である。

そして、パートナーは少し間を置いてから、私に言った。

「社会人サークルに参加してみたら？」

パートナーは就職と同時に首都圏に上京してきた当初、知り合いが1人もおらず、社会人サークルに参加していた。

そこで、彼は「オススメやで〜」とその時に使っていたサイトのURLを送ってくれた。

正直、ずっと首都圏育ちの私にとっては、社会人サークルで友達を作るという発想は全く無かったので、上京組のパートナーからの助言には「なるほどなぁ」と感心した。

・・・

そして、パートナーが勧めてくれたサイトを通じて、社会人サークルに参加をするようになった。

いや、最初は参加するだけのつもりだったのが、たまたま縁があって、今は運営側としても活動に携わらせていただいている。

どんなサークルかはここでは詳細は伏せるけれど、サークルの運営をしていて思うのは、難しくて楽しいなってこと。

企画を考えるのは大変だけど、逆に「どんなWebページにすれば目に止まるか？」「どんな企画だったら参加してみたいか？」といったマーケティング戦略的な視点を持つことは勉強にもある。

何より、サークルメンバーの笑顔を想像するとワクワクするし、実際に参加してくれた人たちが喜んでくれている姿を見るのは嬉しい。

最近は気候も良くなってきたので、そういった新しい人との出会いを楽しんでいます。

基盤があるから、外に向かって行ける

前談で、サークルのことを少しだけ書いた。

新しい人と話すことは、刺激を受けるし楽しい。

一方、矛盾にはなるけれど、

新しい人と話すことは、気を使うし疲れる、というのもまた本音である。

ありがたいことに「あすちゃん（筆者）って明るいし、コミュ力高いよね」とサークルで知り合った人たちからはよく言ってもらえるし、

インバウンドのガイドをやっているおかげで、知らない人と話すことに慣れているという自信はある。

とは言え、知らない人と会うのは緊張も伴うし、サークルを始めたことで、以前はほぼ使っていなかったLINEにも頻繁に連絡が来るようになった。

今までは、

「仕事」「パートナー」「一人暮らし」の3本柱 +「note」と「ガイド」がちょこっと

という生活をしていたのが、

新たに「サークル」という要素を足されて、人間関係が一気に広がったのだから、忙しくなるのは自然なことだし、それも覚悟の上でサークル活動を始めた。

そして、サークルを通じて、楽しさを分けてもらっているのは事実。

しかし、いろんな人の話を聞くことで、自分の軸がブレそうになる感覚があったり、noteで内省をする時間が減ったのは確か。

1人になった瞬間に、気づいたら、ふぅーっと長いため息を吐いていることもある。

人間関係って難しい。

・・・

ただ、サークルを始めてから、今まで以上にパートナーの存在のありがたさを感じている。

初対面の人と会った後に、パートナーの顔を見ると、ホッとするというか、素の自分に戻れるというか、とにかく安心感がある。

「今日はね、サークルでこんな友達ができたんだよ〜」と私が話すと、

「楽しかったなら良かったなぁ〜」と彼がニコニコしながら言ってくれる。

思い切って、新しいコミュニティに私が飛び込んで行けるのは、こうやって「うんうん」って話を聞いて、支えてくれている人が身近にいるからかもな、とも感じる。

新しい出会いも、大切な人たちとの繋がりも、欲張りかもしれないけれど、両方大事にしたいって思う今日この頃です。

大きな喜びはすぐにはやってこないのかもね

去年の10月、チューリップの球根を植木鉢に埋め、栽培を始めた。

そして、あれから半年。

ついに、花が咲きました！！！

・・・

チューリップはとにかく花が咲くまでが長い。

植えてから芽が出るまでに約4ヶ月。

芽が出てから花が咲くまでに約2ヶ月。

トータルで半年くらいかかる。

最初の4ヶ月に至っては、本当に全く変化が無くて、「本当に芽が出てくるのかな…？」と半信半疑ながら、土の表面が乾いたら水をあげる、ということを続けていた。

なので、今朝、花が咲いているのを見つけた時は、「え！うそ？！」ととても驚いた。

種や球根から植物を育てるのは難しいし、手軽さを取るなら、苗を買ってきて栽培したほうが早い。

だけど、手間がかかるのは承知で、一から挑戦してみて良かったなぁと思った瞬間だった。

「大変だったからこそ、得る喜びも大きい」

そんなことをチューリップから学んだ出来事でした☺️