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コマさんとコマじろうというブリティッシュショートヘアの姉弟と暮らしています コマさん3…

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コマさんとコマじろうというブリティッシュショートヘアの姉弟と暮らしています コマさん3歳の2020年に腎機能低下となり一度は回復したものの6歳の2023年に再度腎機能が低下 少しでもこの病と闘うねこさんと飼い主さんに参考になる情報を記録に残したいという思いでnoteを始めました

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コマさんの腎不全治療全まとめ

今現在コマさんが行っている腎不全治療の全てをまとめました。新しいことがあれば随時更新予定です。とりあえずまずはまとめたものを全てご紹介し、これ以降の記事で一つ一つ詳しくご紹介しようと思います。一覧にしてみたのですがかなり項目が多いので、このページはまとめとしてご活用いただければと思います。ピン留めしておきます。 コマさんは代替療法や再生医療はやっていますが、フォルテコールやセミントラ、ラプロスといった降圧剤などの所謂西洋医療の治療薬は使っていないのが特徴かもしれません。サプ

    • ブックレビュー:「今日からはじめるねこ防災」

      今年は防災・備蓄に本腰を入れようと、いろいろやり始めています。元旦に能登の地震があり、3月に東京都から「東京防災」と「東京くらし防災」の2冊も届き、自分の中で危機意識が高まっているので色々イチから備蓄など見直そうと思っていたところ発売となったのがこちらの書籍です。 作者はねこ生活アドバイザーのかばきみなこさん。カバー裏に「あなたのねこが頼れるのは、あなただけ。」という言葉があり、本当にそうだよね~!と泣きそうに。こちらの書籍は自宅避難(本当に危険な時以外)を大前提としており

      • 猫学(ニャンコロジー)「役に立たない猫の役割」で養老孟子先生の講演を拝聴してきました

        先月に引き続き、よみうりカルチャー公開講座にて養老孟子先生の講演を拝聴してきました(2024/2/25)。今回もファシリテーターは読売新聞社科学部次長の宮沢輝夫さん。会場は超満員で、熱心なファンが詰めかけていました。 養老先生はご自身が伝えたいことを散文的にお話になるスタイルなので、上手くまとめるのが中々難しいのですが、ポイントをまとめてみますね。 ・1990年~2020年の間に70~90%の昆虫が滅んでしまった。虫だけでなく生き物が減っている。少子化もその流れではないか

        • 気になる猫腎不全治療と海外サプリメント

          猫腎不全について常に色々情報収集しているのですが、こんな治療があるんだ!いつかのために覚えておこうと思ったのが、漢方の直腸透析です。 お尻から漢方を入れることで尿毒症が改善されるんですって。胃より腸壁からの方が漢方の吸収が早く、嘔吐があったりそもそも経口で漢方を飲んでくれない場合にも有効だそうです。大阪の病院で直腸透析は通院のみ対応とのことなのでコマさんが受けるには難しいけれど、腎不全のステージが進んで尿毒症で辛そうになったら・・・覚えておいて損の無い情報かなと思い、シェア

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        コマさんの腎不全治療全まとめ

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          猫腎不全治療、最後は血なんじゃないか説

          先日じろちゃんの誕生月健診と一緒にコマさんも定期検診に行ってきました。コマさん腎機能の数値全て基準内に落ち着き、脱水の傾向も無く、これなら次の検診は2か月後でなく3か月後で良いでしょうとのこと。私自身もこの一か月は更にコマさんの健康に手応えを感じていて、きっと検査数値がますます改善されているに違いない!と思っていたのです。 コマさんが腎機能低下を起こしたのは今回で二度目です。幸い二度目はペットケアモニターのおかげで早期に発見出来ましたし、一度目の経験を活かしてあまり動揺する

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          猫学(ニャンコロジー)「猫とAIMの未来像」で宮崎徹先生の講演を拝聴してきました

          先日(2024/1/28)よみうりカルチャー公開講座にて宮崎先生の講演を拝聴してきました。今回もまたAIM創薬に関する最新の情報を伺えたのでまとめておきますね。 AIMについての基本的な機能については前回講演と同じですのでそちらをご参照ください。 会場は満席で、zoomでのオンライン視聴も出来ました。私は友人と直接講演に参加したのですが、AIMに関してまだまだ高い関心を持っていらっしゃる方が多いのだなと思いました。今回も宮崎先生のお話は分かりやすくとても面白かったです。

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          ブックレビュー:「腎臓が寿命を決める 老化加速物質リンを最速で排出する」

          「腎臓が寿命を決める 老化加速物質リンを最速で排出する」黒尾誠氏を読んだのでポイントをまとめておこうと思います。 黒尾先生は自治医科大で抗加齢医学研究部の教授を務めていらっしゃる方で、余分なリンを腎臓から排出させる「クロトー遺伝子」を発見し、腎臓とリンの関係から老化の仕組みを解明する研究をしていらっしゃいます。 ねこさんの腎不全でもリンのコントロールを重要視されている獣医さんは多く、コマさんは低リンの療法食は食べていませんが、リン吸着剤を使ったりしてコントロールに努めてい

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          コマ姉弟愛用あったかグッズ

          今年は暖冬のようですが、最近はさすがに寒い!ねこさんに冷えは大敵、腎臓も冷えに大敵ということでうちで愛用しているあったかグッズをご紹介します。 エアコンと床暖房は使っているのですが、ベッドの下とか、窓際などスポット的に温めたい場所に電磁波の出ないinkoのヒーティングマットを使っています。インクで温めるという画期的な技術が使われているそう。 丸い形のものはベッド下に、細長いものは窓際に敷いています。薄くて柔らかいマットなので色んな場所にフィットしてとても使いやすく、電源を

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          猫ふるさと納税のススメ

          今年も年末調整の結果が返ってきたので年末かけこみふるさと納税をしました。納税してポイントももらえるとか本当に良いのかなと思いながら、私は楽天でスーパーセールやお買い物マラソンのついでにふるさと納税をしています。買い回りを利用すると自己負担の2千円なんてポイントですぐに回収出来てしまいますよね。ふるさと納税は楽しいし、私の年間の食のかなりを支えてくれますが、とにかく冷凍庫スペースとの闘いなので計画的に注文しないといけません。次に冷蔵庫を買い替えるときはシャープのメガフリーザーに

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          猫NISAのススメ

          世論ではコテンパンに叩かれている増税メガネさんですが、2024年から始まる新NISA制度は個人的に彼の最大の功績なのではないかと思うくらい素晴らしい旧制度からのアップデートになったと思っています。非課税期間が旧制度の20年から新制度は無期限に、新制度では積立と成長投資の併用も可能となり、金額の枠も生涯上限1800万円に大幅増額と、大変使い勝手の良い制度になりました。 非課税枠の再利用が可能になった変更も大きいです。旧NISAでは保有資産を売却しても非課税枠は復活しませんでし

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          猫腎不全を理解するのに役立った書籍

          もしも愛する我が子が腎臓が弱いとか腎不全と診断されたら、まずはすぐにこの書籍を読むことをオススメします。というかねこさんの腎不全を知るにはこの一冊で十分だと思います。著者の先生の優しさのある視点は動揺している飼い主に寄り添ってくれます。私はこちらを読んで、腎不全と腎臓病には言葉の定義から違うんだ!ということも知りました。 そしてこちらも是非読んでいただきたい!AIM製剤を開発している宮崎徹先生の書籍です。AIMと腎不全の関連もよく分かりますし、内容も非常に面白く、宮崎先生の

          猫腎不全を理解するのに役立った書籍

          コマ姉弟オススメ通院グッズ

          おすすめのソフトカラー。表面が撥水加工されていて、裏面の体に接する部分はふわふわの布地、首元もふっくらした生地でとても負担が少ないカラーです。あらゆる形状・素材のカラーを試したカラー長者のコマさんイチオシです。現物はnecosekaiさんの店舗にありますが、通販できるサイトを載せておきます。4.5キロのコマさんはMサイズを愛用。7キロ超えドスコイじろちゃんもMで大丈夫。 キャリーはdogdecoさんのものを愛用しています。底面はしっかりしていますが、側面はキャンバス地なので

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          良い動物病院ってどんな動物病院だろう?

          ねこさんの動物病院選び、難しくないですか?この難しさは①そもそもねこさんの性格的に病院に行くのが難しい、②納得できる診療方針の獣医さんを見つけるのが難しいの二種類に大別されるように思います。①が当てはまらない何されてもオールオッケーなじろちゃんのようなねこさんなら選択肢もまだ広がるのですが、病院が怖くて狂暴になってしまうコマさんのようなねこさんだと動物病院選びは至難の業です。1年ほど前に引越しをしたのですが、引っ越しにあたってまた良い動物病院を見つけられるかが一番頭の痛い問題

          良い動物病院ってどんな動物病院だろう?

          全身の血流を良くして腎不全の進行を抑える:⑰磁気治療器ソーケン

          腎不全に冷えは大敵です。体が冷えると、血管が収縮して血液の循環が悪くなります。そうなると血液による老廃物の運搬がうまくいかなくなり腎臓にますます負担が掛かることに。ねこさんは暖かい場所を見つけるのが上手ですが、なるべく体を冷えから守ってあげるのが大事だと思います。むしろ冬より夏の冷房があまり良くないと感じています。コマさんが腎機能低下を起こすのって偶然にも夏なんですよね。 そこでうちでは夏でも使いやすい磁気治療器を利用しています。うちで使っているのはソーケン。 ペット用に

          全身の血流を良くして腎不全の進行を抑える:⑰磁気治療器ソーケン

          猫腎不全の再生医療2⃣:⑮他家細胞再生医療

          コマさんは一度目の腎機能低下時に他家細胞を使った再生医療も1クール受けています。ドナー猫さんの脂肪細胞を使って培養した幹細胞を静脈点滴で体内に入れる再生医療です。 JARM提携動物病院が近くにあったのでそこで受けることができました。 1回の治療は半日くらい入院が必要で、それを毎週5回で1クール。1回の治療は約8万円ほどでした。1クールで40万円くらいですね。コマさんはアクサのペット保険に入っていますが再生医療は対象外とのことで、一部点滴の処置代などしか保険は出ませんでした

          猫腎不全の再生医療2⃣:⑮他家細胞再生医療

          猫腎不全の再生医療1⃣:⑭組織細胞療法

          腎不全のねこさんにとにかく出来ることは全てやってあげたい!ということであれば、組織細胞療法もオススメです。ホモトキシコロジーと同じくドイツの代替療法でホモトキシコロジーが主にデトックスを目的としているのに対して、組織細胞療法は組織を再生・再活性化することを目的とした治療になります。ミニ臓器移植とクレス先生が仰っていました。 組織細胞剤と言っても細胞そのものは入っていないのでアレルギーやウィルス感染のリスクは無いのだそう。正直どういう仕組みなのかは私も理解出来ていないのですが

          猫腎不全の再生医療1⃣:⑭組織細胞療法