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出版社が選ぶ「私を変えた1冊」

2024年2月1日、明日香出版社は52周年をむかえました。
これもひとえに、いつも支えてくださるみなさまのおかげです。
本当にありがとうございます✨

創業月を記念して、
明日香出版社メンバーに「私を変えた1冊」について募集したところ……
何やらおもしろそうな本がたくさん集まりました!
今回のnoteでは、その本達をご紹介していきます📚


■『恋するように旅をして』角田光代(講談社)
大学の頃に本書に出会い、一層、本が好きになったため。タイの長距離バスに乗り、ベトナムではコーヒー屋に通い、アイルランドのパブでひとりビールを飲む。その光景の空気感まで脳内にリアルに浮かぶ1冊です。
営業部 横尾

 
■『どこかで誰かが見ていてくれる』福本清三 小田豊二(集英社)
 時代劇で日本一「切られた」役を務めた著者。誰からも注目されないことを、ただひたすらに突き詰め、「どこかで誰かが見ていてくれた」結果 「太秦ライムライト」という映画の主演になれた、勇気づけられる本です。
T.O


■『ママお話きかせて 春夏秋冬』(小学館 )
365日分のショートストーリーの絵本です。
寝る前に母が読み聞かせてくれました。
子供にも同じ本を読み聞かせ、親子3代で読んだ思い出の本です。
お話の中では国・年齢・性別・生物の種類を超え、たくさんの主人公になれます。
読書は楽しいと思った本です。
営業部 S



■『きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で)』宮藤官九郎(文藝春秋社)
書くといえば格式ばった作文、読むといえば重厚な純文学だった自分に「文章ってこんなに自由に楽しく書いていいんだ」という気づきを与えてくれました。
アスカ・エフ・プロダクツ 竹中

 
 
■『マインドセット:「やればできる!」の研究』キャロル・S・ドゥエック(草思社)
考え方を変えてくれた本。
物事を柔軟に考えることは、当たり前のことではあるが、
その当たり前が1番難しい。
考え方が固いとき、ふとこの本を読んで思い出したりも。
若い親御さんなら、子育てにも使えると思います。
営業 関山

 

■『さよならドビュッシー』中山七里(宝島社)
 大学生の頃に読んだ本で、逆境の中いっしんにピアニストを目指す姿に、好きなことだけに夢中になる時間があってもいい、という勇気をもらいました。
編集部 畠山


■『木々は八月に何をするのか』レーナ・クルーン(新評論)
 この中の作品のひとつ「毎日が博物館」には、思い出の日を一軒ずつの家に再現し、保管している人が出てきます。
思い出を忘れないうちに保存しておかなくては、と焦るその人の人生は、
「思い出を記録する」ことになってしまっています。
日々暮らしていると過去を振り返ることや、記録して残しておきたいと思うことも多いですが、自分は「今」を生きられているのか、大切にできているのか、考える視点をくれた本です。
編集部 A


■『芋っ子ヨッチャンの一生』影山 光洋(新潮社)
 大体のことは経験してきたと、思いあがっていた頃に出会った写真集。鼻をへし折られました。写真が持つメッセージと共に、自分が何たるかを反芻する体験をした、貴重な一冊です。
営業部 鈴木

 
 
■『子どもが育つ魔法の言葉 for the heart』ドロシー・ロー・ノルト(PHP研究所)
各国で翻訳され、20年以上に渡り、読まれているロングセラーです。新装版・文庫版・日めくりなどもシリーズで発行されています。子育て中の頃に購入したのですが、日々の生活の中で大切なことに気づかされます。心温まるメッセージの込もった一冊です。
編集部  I

 
■『あなたを苦しめるものは、手放していい』瀧本真奈美(主婦の友社)
娘が生まれて生活スタイルががらっと変わる中、東京の下町特有の超狭小住宅に住んでいる我が家。娘の物をおくために断捨離するきっかけになった本です。ミニマリスト万歳!普段から散らかすタイプなので、断捨離を学ぶことでちょうどいい塩梅になりました。
経理部 藤本

 
■『リセットの習慣』小林弘幸(日経BP)
 駅ナカで一番売れている本!というとで気になっていて、12月に購入しました。12月に入院することになり読書漬けになりました。最も辛い時に、著者の大好きな言葉「闇深ければ、暁近し」の言葉には、救われました。

 
 
■『いのちをいただく』内田美智子(講談社)
 息子が小学生の頃、読書感想文用に一緒に選んだものです。かなり衝撃的だったようで以降一切の食わず嫌いを言わなくなりました。今では好き嫌いも一切ありません。親子で食を考えるきっかけとなった一冊です。
営業部 梅澤

 

■『i(アイ)』西加奈子(ポプラ社)
複雑な生い立ちで孤独を抱えながらも必死に生きる主人公に、勇気をもらった1冊です。「自分の幸せを考えること」と「周りを思いやること」は矛盾しないということが描かれていて、とても救われました。
編集部 竹内

 
 
■『熊を放つ』ジョン アーヴィング著, 村上 春樹翻訳(中央公論新社)
大学生のころ、好きだった人に影響されて村上春樹を好きになり、古本屋で買える限りの本は読み尽くしたころ、この文庫版が出て購入。卒業ひとり旅の主目的がウイーン・シェーンブルン宮殿内の動物園となったぐらい心動かされました。甘酸っぱい個人的記憶です…
編集部  藤田

 
 
■『神との対話』シリーズ ニール・ドナルド・ウォルシュ(サンマーク出版)
この世界の枠組みや物事の見方・考え方(いわゆる真理?)を学んだ本。もはや読んでみてとしか言えなのですが、きっと「読んだことがある人とない人とでは、明らかな違いがある」くらいの衝撃度をもたらす本です。
編集部 田中



以上、明日香出版社が選んだ「私を変えた1冊」でした!!

いかがでしたでしょうか。
中の人は、すでに読んでみたい本で頭がいっぱいになっております……!

この記事が、新しい本と出会うきっかけに少しでもなれたらとても嬉しいです🙌
次回の紹介記事もお楽しみに!