休職日記:毎日夜中に目が覚めるのは眠るのが怖いから

休職中は通院は週1ペース。
だから薬の量もその都度相談して、変わっていく。
今回は、種類は増えなかったけれど、量が増えた。

もう1ヶ月くらいだろうか。
中途覚醒があって、ふんわりと寝ついても、夜中2時、3時には目が覚める。
その後、ずっと浅い眠りが続いて、そのまま朝を迎える。
そのせいでずっと寝不足で日中は体がだるい。
だるいなりに動けるけど、だるい。
そんなわけで、途中で起きないように、薬の量が増えた。

かかりつけの薬剤師さんにもいろいろ聞いてもらう。
「何が起こるかわからなくて、眠るの怖いのかもね」
相変わらず金言ばかり出てくる。

寝ている時に地震が起きたら・・・と深層心理で思っていたのかな。
途中で起きてすぐ動けるように、と体が準備しているのかな。
何か起きたら、家族を守らねばと思っているのかな。
そうだとしたら、そんな自分を責められない。
かわいそうに。ずっと緊張しているのね。

うつの時は、なかなか寝付けなくて、眠る時に不安をよく感じていた。
「明日が来るのが怖い。寝たら明日が来てしまう。」
よくそんなことを思いながらベッドに入っていた。
明日そのものより、明日の仕事が怖かった。
でも寝不足のまま仕事をしては効率が悪いので、仕方なく寝る。
文字に起こすと、なんか辛そうな人だし、
それしんどいね、って思う。

寝ついてしまえば起きることはないけれど、悪夢もよくみた。
夢を見ないように、熟睡するための薬はもうずっと手放せていない。
なんでもないことを、寝ながら考えている。
考えても仕方がないのに。半分寝ているのだから。
「寝ながら考えるより、起きてちゃんと考えた方がいいよ」
と自分に言い聞かせたい。
これは今も変わらなくて、寝ながらいつも思考がグルグルしている。
寝てても躁なのかな。
でも薬を飲んで落ち着くと、何も考えなくなって、考えなくなるその状態に焦りを感じる。
ややこしい。

睡眠の困りごとはいっぱいある。
気持ちよく眠りたい。
もう3年以上、薬なしでそれが叶ってない。
せめて薬を飲んで、気持ちよく眠って、気持ちよく起きたい。
だけど自分の中のいろんな気持ちがそうさせてくれないのかな。
「眠るのが怖い」
うつの時と、今では理由が違うけれど、
そう言う自分もいるのだとまずは認めて、受け入れてあげる。

今日は少し自分のことを受け入れて、眠れますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?