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漆の乾き方②

前回の話で酸素で手をつなぐって書いといて、

え?水分の出番どこ?なんで湿気が必要なの?

ってなり、調べたら「空気中の水分の中の酸素を使う」とかが出てきて、「なんでわざわざ空気中の水分の中の酸素を…???」という感じで、調べたりツイッターで聞いたりして仕組みを4コマ漫画にしました〜!

という感じで、

言葉で説明すると、

ウルシオールの分子同士を酸素でつながせ、それらが綺麗に並んで動かなくなることで固化する。

それを促進してるのがウルシオールの中にあるラッカーゼで、ラッカーゼがもつ二価の銅イオンの酸素でウルシオール分子の手を繋がせ、酸素がなくなったニ価は一価の銅イオンになる。

一価になったら何もしないのだが、一価の銅イオンに酸素がつくとまたニ価に戻るので、また自分の酸素をウルシオール分子に渡して酸化させる。

を繰り返して高分子化(固化)していく。

一価の銅イオンに酸素を与えてニ価に戻さないといけないので外から酸素が必要になるのだが、

ウルシオールに邪魔されて供給できない!

ここで!空気中の水分の!登場!です!

それでは、明日、空気中の酸素だと、ウルシオールの中のラッカーゼまで辿り着かないけど空気中の水分の酸素なら辿り着ける理由(わかる人はこの時点でわかる…)をお送りしたいと思います〜。

明日また参考にしたURLなどを記しますね!

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