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第1回 500円以内!お金をかけないメンタルセラピー 散歩編 【長編】

ご高覧いただきありがとうございます。

私は湿気過多が辛い人です。
なので、湿気を減らすだけで不快感が減ります。

不快感を減らすことは心の健康には大事なことです。
こういった小さな対策からやっていきましょう。

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お金をかけない簡単なセラピー

様々存在するメンタルセラピー。

その中で個人でできるメンタルケアの中で、推奨される方法があります。

私もオススメするケアが3つあります。

・散歩
・悩みを書き出す(ノートに書く)。
・瞑想

この3つです。
ちなみに、個人的ですが「上から順番に難易度の低い順」です。

タイトルにある500円とは、ノートとペンを買うことですね。

それ以外は無料でできます。
実にお得なメンタルケアであり、セラピーなのです。

そして、今回は散歩のついて解説します!

散歩という万能薬

「気分が悪いから散歩」は合理的!

おそらく、この3つの中で1番疑わしいのは散歩だと思います。

なぜ、散歩が効果が高いのか?

有酸素運動は、セロトニンという神経伝達物質の分泌を促しコルチゾールとの分泌バランスを整える働きが……

……と言っても、まどろっこしいだけです。

分かりやすく言うなら、
高純度の気分転換ができ、リラックス状態になれるからです。

そもそもとして、リラックスとはなにか?
これは体や心の緊張がなくなることを指します。(正確には緩和)

なぜ散歩にそんな効果があるのか?

それは運動、変化、悩みの距離です。

実は散歩によって、これら3つが簡単にできるのです。

運動について

まずは運動。
これは心肺機能によって血液の巡りが良くなり、リラックスできます。

この血液が重要です。

そもそも血液は人間のライフラインです。

血が酸素や二酸化炭素、水分や栄養を運びます。
体が熱くなったり寒くなったりする時、血液の流れに変化が起こってます。

さらに、汗などは血液が大本です。
当然、これらは体にとって良い作用、必要な作用として起こります。

つまり……

緊張をほぐすためには運動して血液循環させるのが手っ取り早い!

……というわけです。

まさに散歩は、筋肉が動くので、血液の流れが良くなりますよね。

また、散歩もある程度の距離を歩くと疲れが出ます。

これも実はよい傾向。

人間は脳を動かすことより、体を動かすことを優先します

よくある運動選手がゾーンに入ると呼ばれるのは現象かもしれません。
体に染みついた動きが勝手に出てきているのかも。

とにかく、人間の思考に使われる大量のカロリーが、身体優先に切り替わります。

すると思考が止まり、頭が空っぽになりやすいのです。

ここで考えない意識を持つと、さらに効果テキメンです!

変化について

ここは複雑なので、とにかく簡単に説明します。

人間は変化を嫌います。
しかし、変化が良いものであれば話は別です。

もっと言うなら、
「この変化が良い物だと脳が理解している」なら積極的に変化させます。

上記で説明した通り、運動は良い変化だと理解させるのです。

すると変化が心地よく感じられるのです。


悩みの距離について

もし、目の前に悩みがあるなら物理的に距離を取れます。

もし、内面にある悩みならば、
運動によって「人間は脳を停止して体を動かすことを優先する」により、
精神的な距離を取りやすくなります。

このような距離は実に大事なことです。

「臭い物に蓋をする」に近い考え方と言えます。
しかし、メンタルを落ちつかせる為、時には必要な行動です。


オススメ! 3つの散歩スタイル!

さて、散歩には個人の趣味とされることもあるもの。
その為、それぞれにスタイルがあったりします。

今回は、私個人的に効果が高かった3つのスタイルを紹介します。

スタイルその1 景色を楽しむ

まずは単純に景色を楽しみます。

例えば、
・こんなお店あったんだ! と街並み見る
・建造物や街並みの成り立ちなどに興味を持つ
・神社や仏閣を巡る

このスタイルのコツとしては、とにかく細かく観察します。

しかも、歩みは止めないようにしましょう。

歩き続けていれば、当然通り過ぎてしいます。
すると観察の集中が増します。

もし散歩を止めるなら、観察することに徹しましょう。

すると思考を切り離されます。

つまり、未来も過去も考えず、現状だけを感じる事が可能です。

これはかなり効果があります。


スタイルその2 運動にしちゃう

これは散歩というよりはウォーキングです。

「運動こそメンタルケア」と考えるなら、まさに適切でしょう。

先に述べたように血流を活性化させたい。
それには心拍数を上げるわけです。

まず、とにかく速さと距離を意識します。

目的地を設定し、時間を計るのも良いですね。

また、歩くフォームを意識すると姿勢がよくなります。

姿勢もメンタルケアで言及されることがあります。
姿勢の良さは体に良い影響があることは、誰でも知りえるところです。

さらに重要な点として苦痛を少なくする意識をしましょう。

例えば、
マラソンなどでは肺や脇腹が痛くなることもあります。

ウォーキングの場合、その辺りの調整がしやすい。

先に書いたように、大事なのは思考が億劫になる、程良い運動量です。

思考が途切れ、筋肉がほぐれ、血流がよくなります。
姿勢によってまた血流がよくなります。

現代社会では心拍数を運動であげることが少ないので、程よい変化になります。

デメリットとして、運動なので慣れないと辛いこともあります。

最初は普通に散歩して、徐々に変えることをオススメします。

ウォーキングも慣れるとかなり効果が期待できます。


スタイルその3 五感で感じる

実は、私が最もオススメする方法です。

その内容は至って単純です。

徹底的の五感を意識します。

ご存じの通り、
五感は「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」を指します。

散歩中、これら五感を常に意識するのです。
この場合、意識するべきは自然や人工の音です。

例えば、
日光、大気、気温、風。
車の音、話し声、手に触れる石塀の感触。

こういった、様々なものを感じる意識を持ちましょう。

そして散歩は触覚が使いやすいのが特徴です。

「触覚」は、五感の中では意識して感じる頻度が低いです。

触覚に集中し、触れたモノの感触を受け取る。
実は滅多にやりませんよね?

この散歩は、外へ出て意図して触覚を使う散歩です。

おもしろいことに、五感は1つ意識すると連動することもあります。

例えば、
日光を感じた瞬間、何故か土や草の匂いに敏感になる。

このようなことも起こります。

では、何故これがメンタルの回復によいのか?

結論から言えば、五感は脳へ直結している感覚だからです。

結局、ネガティブになる原因は思考している為です。
厳密に言うなら脳が働いているからです。

五感は、思考を横取りしてくれるのです。

例えば、
何か作業中などに、カレーの香りで「あ、今日はカレーだ!」となる。

こんな経験ありませんか?

このように
五感は脳へダイレクトに働きやすい為、思考を横取りしてくれるのです。

この散歩の特徴は、
大げさかもしれませんが、世界を感じられます。

世界を感じると視界が広がった結果、色々なモノが見えてきます。

不思議なモノで、大きな物の触れると悩みも「まぁ、いっか」となります。

思考の内容が取るに足らないと気づくことがあるのです。

散歩を最大利用できる方法なので、私はオススメしています。

脳は性能が良すぎる?

そもそもなぜ人間が悩むのか?
人間は悩もうと思えば、どんな小さな事でも悩める生き物です。

実は、この悩む行いは脳がもつ最強の性能です。
ここまで悩む生き物は人間以外は存在しません。

か弱い人間は、この悩む機能で自然界を生き残っていきました。
しかし、この性能があまりにも良すぎて、足を引っ張ってしまっている。

つまり、性能は良いけど制御はできていないのです。

高性能でも制御できなければ宝持ち腐れ。

散歩はまさに脳を制御するスイッチの1つです。

しかも、なにより無料です!
お金の心配をしなくてもいいなら、やるだけ得なんですね。

もし時間があるなら、散歩でメンタルケアをやってみましょう!


今日はここまで!

ご高覧いただきありがとうございました!

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