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【採用方針を語る】大きな成長を遂げ、IPOを目指す今こそ、組織には多様性が必要だ

あしたのチームでは、事業の急成長に伴い、2022年は採用も加速。2022年には25人の新メンバーを迎え、組織としても拡大してきました。

メンバーの特徴は、ミッションやビジョン、バリューに共感していること。加えて最近の採用方針としては「多様性」に着目。さまざまな個性を持つメンバーが続々と集まることで、新たな価値の創出に向かっています。
 
今回は採用面接を担当する3名で集まり、座談会を実施。代表取締役社長CEOの赤羽、事業本部 執行役員 本部長の山本、そして採用を統括する経営管理本部 執行役員 本部長の臼田が、採用に対する考え方・想いを語り合いました。

成長期に突入した、あしたのチームの組織づくり

代表取締役社長 CEO 赤羽博行

──あしたのチームは順調に売上が伸び、採用活動も積極的に進めています。まずはこの1〜2年の事業成長の背景について教えてください。

赤羽:2021年、14期目を迎えたあしたのチームは、経営・営業組織を刷新しました。それまでの当社は「1社でも多くの企業に人事評価システムを導入いただくこと」を目的とし、営業活動を軸にして事業を運営してきました。

しかしそこから一歩進んで「人事評価制度の運用を通じて、お客様の事業を成功に導く」ことを我々のミッションと位置づけ、カスタマーサクセスを強化する形で体制を変えたのです。
 
この変更は既存のお客様の継続率を上昇させ、結果として新規顧客の獲得にも繋がっていきました。過去最高益を生み出した今期から、あしたのチームは第二創業期ともいえる大きな成長期に入ったと考えています。

そこで今後ますます重要になるのが、お客様中心で考えられるメンバーの存在です。当社では「Customer-Centric(常に寄り添い、最善を尽くす)」としてバリューにも表しています。
 
臼田あしたのチームのサービスを利用されるお客様は多種多様です。そのお客様それぞれに「いかに寄り添っていけるか」がこれからの私たちの成長の鍵になっていくでしょう。
 
お客様の会社で働く人たちは日々どんな仕事に取り組み、どんな苦労や喜びを感じ、どんなスキルが必要とされているのか。時には財務会計や教育制度なども含めて考え、ビジネスのあらゆる領域を捉えながらお客様を理解し、成功に導くことが当社に期待されています。
 
そこで私たちは、人事領域以外でキャリアを積んできた方も含めた「人材の多様化」を推進中です。多様な価値観・経験を持つメンバーを新たに迎えることで、お客様に対する提案の幅を広げていければと考えています。

さらに、人事評価制度のプロとして育ってきた既存のメンバーと、多様な知見・経験を持つ新メンバーとの掛け合わせにより新たな価値を創出していきたい。そんな想いも持っていますね。
 
山本:これまであしたのチームは、現場の即戦力として若手メンバーの採用を軸にしてきました。
 
現在の少し目線を変えた採用方針では、マネジメント経験が豊富な方、経営戦略や企画に携わってきた人材にもアプローチしているため、幹部候補を増やすことにも繋がりそうです。

事業本部 執行役員 本部長 山本拓馬

多様性ある組織の実現で、化学反応を起こす

──人材の多様化、というキーワードが出てきました。実際の選考の場面では、どのようなことを意識して候補者の方々とコミュニケーションをしているのでしょうか?

赤羽:臼田さんから、多様な価値観・経験を持つメンバーが入ることの重要性を話してもらいましたが、逆に全メンバー共通であるべきなのは何かというと「VMV(ビジョン・ミッション・バリュー)への共感」なんですよね。

この共感は面談で候補者の方にこれまでの経験を聞いていく中で、自然に感じ取れるものなんです。

これまで主語を「自分」ではなく「お客様」にして仕事をしてきたのか。自分事として捉えて働く姿勢があるのか、誠実さがあるかどうか。仲間を頼り・任せることができるのか。

そして何よりも「ワクワクした気持ち」で仕事に取り組んできた人なのか。あしたのチームは「誰もが “ワクワク” 働ける世界を創る。」とビジョンを掲げる会社。自分自身が楽しもうとする姿勢はとても大切です。
 
もちろん、採用要件を満たすことは大切です。しかし最も重要なことは、バリューを体現できるかどうかだと考えていますから、これまでの経験だけにとらわれる必要はないと思います。

臼田:実際のところ、現在の募集強化職種はコンサルタントとセールスです。ただ職種に適応したスキルだけで判断するわけじゃなく、その人の力が最も活かせる場所を用意したいという考え方なんですよね。

だからこそ面談時には「人としての在り方」「仕事に対する考え方」を知りたいと思っています。価値観が異なる人とぶつかった時、厳しい状況をどうやって乗り越えたか? など、自分自身がストレッチできた経験をぜひ聞かせてほしいですね。

経営管理本部 執行役員 本部長 臼田大輔

ビジョン達成に「リファラル採用」が大切な理由

──これまでと異なる視点の採用活動が進んでいますが、会社としてどのような経営判断があったのでしょうか?

赤羽:私は経営者として「多様な人材を受け入れることが中長期で会社を成長させる」という方針を打ち出しています。

短期的な目線であれば、必要な職種に絞って採用するほうが結果も早くついてくると思います。ですが長い目で捉えた場合、組織が成長しきる前にケイパビリティ(組織的な能力)を上げることの重要性も極めて高いわけです。

既存のメンバーからすると、あしたのチームにこれまでいなかったタイプの人たちが続々と入社している状態。多少のストレスや違和感があるかもしれません。ですが最終的に、それが組織の新陳代謝や、組織変革に繋がると考えています。

山本:私が入社した2013年当時は、採用基準も一律で、資質やスキルの似かよったタイプのメンバーが多い傾向にありました。入社後も、プレゼンの仕方や話し方を統一した、型を大事にした組織でした。

だから今、多様性のあるメンバーが増えていく状況に対して、自分たちの器が試されているなと感じます。変化を受け入れるためのキャパシティを広げることが、マネジメント層はもちろん、個々の既存メンバーにも求められているなと。

臼田:人材が多様化していく過程には不安もありますよね。その解決策として、既存メンバーと新メンバー同士がお互いを肯定的に認め合い、学び合える環境を整備していくことも重要だと考えています。

その一環として今期からは「リファラル採用」を強化しています。狙いはすべてのメンバーに、採用を自分事として捉えてもらうことです。

自分たちで採用基準を形作ることにチャレンジし、体験として「自分が採用した人が会社に評価され、会社を動かしている」という感覚を味わって欲しいと思っています。

赤羽:リファラル採用については、経営者の私としても強く伝え続けてきたメッセージでもあります。

「誰もが “ワクワク” 働ける世界を創る。」というビジョンを達成するには、まず自分が仕事に対してワクワクすることが大切です。その次のステップに「あしたのチームで一緒に働こうと、知人や友人を誘えるか?」をぜひ考えてほしいと思っています。

もしも仲間として呼べない理由があるなら、その課題を潰していけばいい。自分がワクワクと働き、友人・知人も一緒にワクワク働ける。そんな会社になれれば、また一歩、ビジョンの実現に近づくと思うんです。

IPOに向かう、一番面白い時期の挑戦

──最後に、あしたのチームで働くことの魅力や、今の時期だからこそやりがいを感じられるポイントなどを教えてもらえますか?

臼田:あしたのチームは本当に珍しい会社だと思うんです。かつてはとにかく営業成績を重視し、規律を重んじていた集団が、2021年の組織改革を機に、自由な組織へと一斉に変わったのですから。

これは会社としても、規律と自由、どちらの重要性も理解できる組織というメリットになっていると思います。
 
転職活動中の方が在籍している企業を含め、組織には色々なタイプがあると思います。規律のある組織にいる人は自由を、自由な組織にいる人は規律を求め、頭の中で押し問答をしている状態かもしれません。

あしたのチームはその両方の価値を認めながら、変わることを恐れず「より良い企業になること」を追求していこうというカルチャーがある会社なんです。

▲組織文化・働き方の特色についての記事はこちら

赤羽:「自分が今までやってきたことが正しかったのかどうか」「自分にはどういう環境が合っているのか」と確かめるために面接を受けたいという方もいらっしゃるでしょう。大歓迎です。

今までやってきたことを試したい、自分の知見を活かして商品やサービス、オペレーションを新たに生み出すという“腕試し”をしてみたいという方に、ぜひお会いしたいです。
 
あしたのチームはIPO前の一番面白い時期にいます。ボトムアップで新規事業開発を始めても、率先して組織づくりに取り組んでもいい。さまざまなことに挑戦しながら成長でき、この時期ならではの大きな醍醐味が味わえます。

当社が手掛けるのは、働きがいや経済成長をめぐる社会課題の解決に繋がる、今まさに求められているサービスです。最近では企業の「人的資本経営」へのシフトも追い風になっていて、より大規模な急成長が見込まれます。

今、このタイミングの波に一緒に乗れるメンバーがさらに増えることを楽しみにしています。
 
山本ベンチャースピリットがある人、チャレンジ精神が旺盛な方にもぜひジョインしてもらいたいですね。ある種の「創業期マインド」は大切だと思います。私が入社した頃のあしたのチームは、実際に創業から日も浅く、みんなで競い合うように挑戦を繰り返していたんですよね。だからこそ成長できたという実感があって。

あしたのチームのビジョン「誰もが “ワクワク” 働ける世界を創る。」を一緒に実現させるためにも、新しい仲間たちとさらに切磋琢磨できたら嬉しいですね。

取材協力:CASTER BIZ recruiting
 
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