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がんと共に生きる 58 ストーマを戻すぞ!

昨日は病院。大腸内視鏡検査の結果と手術に向けての心電図、採血、呼吸検査の結果を聞きに。

結果は全て問題なし。

しかし、まだ検査は続く。木曜日に今度は手術で切り取った直腸のところの腸のつなぎめが大丈夫かどうかを検査するらしい。

その名も「下部消化管術後吻合部確認」という検査らしい。お尻から造影剤を入れると先生がおっしゃっていたので、CTとかなのかな。おそらく問題ないと思うけれども、やらねばならない検査らしい。検査後に先生と再度、お会いして手術の説明になるとのこと。

なかなか1回では終わらないのぉ。大きな病院で分業なので仕方ないのだけれど。まぁ、日野先生にまた会えるので私はうれしいが。

そして14日の時点で問題なければ来週手術です。

前回に比べたら簡単な手術なのだけれど、それでも手術は怖いよね。術前1日、術後6日間入院とのことで、だいたい8日間。最短で出てきたいと思います。

ストーマをお腹にしまう手術」と先生は言うのですが、まさにしまう手術。去年の8月15日の緊急手術によって、ストーマになった私の体から9ヶ月の時を経て元に戻って行く予定です。

「腸に穴が開いています」と言われて緊急手術で一時的にできたこのストーマ。この子のおかげで私は命が助かり、その1ヶ月後に無事にがんの手術ができた。ありがたい存在でもあったので、この子がしまわれるのは若干、寂しさもあります。(トイレをがまんしなくていいというメリットもありました)

この子をしまうということは、9ヶ月使っていなかった腸の部分に排泄物が流れていくと言うことで、この後、どのような反応が自分の体に出るのか?が、術後の問題でもあります。

かつ直腸とは便をためておく機能でもあるので、それがすでにない私にとっての後遺症は「トイレが近くなる」ということがあります。

今が、オンラインの世の中でよかった。移動を伴う仕事や人の前に立つのが難しいかもなぁと思っていたのですがオンラインなのでおむつをしていてもわからないしw、トイレにダッシュできますからねw

元のからだに戻ることはないですが(子宮も直腸も卵巣もとっているので)、それでも、ストーマの装具にかかっていた費用や交換の手間などを考えると、少しは楽になるかなと。

がんと告知されて早10ヶ月が経とうとしています。自分の心の強さを実感できた期間になりました。2007年から自分と向き合うワークに取り組んできた成果でもあります。

すっきりと治ったら、これからの人生は、苦しむ人たちに寄り添える存在になっていきたい、そう思います。

何が起きても、自分と向き合い、自分の中の可能性に気づき、日々の中にある幸せ、奇跡的な瞬間を感じられ、「生ききる」ことができるように支援したいと思います。

さあ、あと少し!がんばろう!

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