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変える・進むだけが正解? ~現状維持が正解な時もある~

こんにちは! あたたけ です。

食品関連企業の品管担当をしていると、『(偉い人の)個人的な意見』に振り回される?ことがあります(どんな仕事でも同じでしょうけど)。
当然とてもタメになるご意見も多いのですが、時には『今さらそんな話をされても。。。』というようなこともあり、対応が悩ましいことが。。。。

このようなご意見、色んな人経由で巡り巡ってくると、いつの間にか『個人的な意見』が『組織としての指示』として伝わり、『対応不要』と言いづらいこともあるんですよね(まぁ言いますけど)。

※この辺りは以前にもまとめ?愚痴?ってますね。

さて、あたたけは基本的に仕事に対しては、『対応不要』というか『現状維持』ってあまり好ましくないと考えています。
『今までしてたこと』『固定概念』に囚われず、ダメなことは変えていく・進歩させていく、失敗してもチャレンジする、現状打破を目指すという姿勢が大事かなぁと。
守りに入ると成長しない』というのは今さら言うまでもないことですね。

ただ、その反動?なのか『何でもかんでも現状打破』というタイプの人も見かけることがあります。
(少なくともその時点で)変えるだけの重要性や緊急性がないものまで、『現状維持は絶対ダメ』という理由だけで何かしら変化をつけようとし、ムダな労力をかける、時には悪い方向に進んでしまうという感じでしょうか。
変化をつけないとダメという固定概念に囚われている』という中々に謎な状態と言えるかもですね。

世の中には『それはいいコトなのか』の評価をせず、『続ける』『変える』という判断を決め打ちでしている人がけっこういるなぁと思います。
さらに言えば、『続ける』『変える』ということを(理由もなく)決めた後に、アリバイ作りかのように(ムリヤリな)良い/悪いの判断をすることすらあったりなかったり。

ぶっちゃけ、『良いコトは続ける(現状維持)、悪いコトは変える(現状打破)』という単純な話だと思うんですけどね。

まぁ、いろんな人のいろんな思惑がからみ、良いコトを良いと言えない、悪いコトを悪いと言えないのかもしれませんが。
って、この状況を指して、大企業病と言うのではないかと。。。。。

あと、方針やルールを決める側が忘れてはいけないのが、方針やルールに従う側の気持ちの問題だと思います。
変化は進化に繋がるきっかけ』ではありますが、一方で、『変化は今までが間違っていたことの証』と不安を招くこともあるのではないかなぁと。

『ゼロベースで考える』というのが大事な時は確かにありますが、それが常に正しいとは思えないんですよね。
『ゼロにしてはダメなコト』まで安易な発想でゼロにすると、現場は不安&混乱だらけになる気がします。

もっと言えば、ゼロベースで考えるのが大事な時って、今のままでは解決(あるいは進歩)しない、袋小路に入り込んでしまったタイミングなわけです。
で、品管の仕事って、そんなに追い込まれる前にどうにかしておくのが仕事ですからね。
と考えていくと、品管の仕事って『今の良いところを活かしての方向修正が標準』『急激な方向転換は最終手段』という認識が必要なのかなぁと今さらながら思う今日この頃です。

変化には労力がかかりますので、メンドーがって嫌う人が大勢いるのは事実です。
なので、『変化に積極的に取り組む人』が評価される面もあります。
そうは言っても『不要な変化までしようとする人』が正しいわけではありません。
『変化が必要か考える』と『必要な変化には積極的に取り組む』は常にセットで考えたいものですね。

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ではでは。今回はこの辺りで!

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