見出し画像

フードロスを考える① ~今さら言う? できてないけど・・~

こんにちは! あたたけ です。

今回からしばらく、『フードロス』についての話になります。

さてさて、ここ数年、いろんなところで
『フードロス、食品ロス』の話を聞くようになった気がします。
CMでも『1人1日、おにぎり1個分捨てている』みたいなのを見ますね。

最近話題の『SDGs』にもターゲットの1つとして挙げられています。

目標12. 持続可能な生産消費形態を確保する(つくる責任 つかう責任)
12.3 2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの
食料の廃棄を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンに
おける食料の損失を減少させる。

SDGsに関して、フードロスは12.3に直結していますが、
他のところにも関連しますよね。
2.飢餓をゼロに、14.海の豊かさを守ろう、15.陸の豊かさも守ろう とか。
ターゲットを細かく見ていけば、他にも色々と関わりそうです。
食品は生活必需品であり、資源であり、捨てるとゴミでもありますので、
そらそうやって感じですけどね。
やっぱり『食』って大切なことなんですよね。

スライド1


さて、最初に挙げた『おにぎり1個分のロス』はどこから来ているのか?
政府広報オンラインにいろいろと載っていますね。
興味のある方は一度、ご覧ください。

ちなみに、おにぎり1個の根拠は以下のようです。

平成29年推計で『年間のフードロス612万トン』
⇒1人当たり年間約48㎏⇒1人当たり1日約131g≒おにぎり1個

おにぎり1個って日本人にはイメージしやすい表現ですね。

スライド2

さて、皆さん、
あなたは、1日におにぎり1個分の食品を捨てている!』と言われたら
どのように感じますか?

『そんなことはないはず、、、、、』と感じますか?
『もしかしたら、、、、、、、』と感じますか?

この感じ方が、実は、
フードロスやSDGsの解決のポイントだと、あたたけは思います。

『そんなことはない』を『他責』、
『もしかしたら』を『自責』と考えると、
『自責で考える人が圧倒的多数派』にならない限り、
フードロスやSDGsは解決できない
だろうなぁと思います。
※大事なのは『圧倒的』ですね。
 『ノイジー・マイノリティ』が世論を動かさないレベルで!
 じゃないと、他責チームにいいように振り回されるので!

スライド3

さて、フードロスにしろ、SDGsしろ、
いろいろと難しそうなことが書かれていても、結局のところ、
地球の一員として、自分に何ができるか・何をするか』ということが
全てな気がするんですよね。

SDGsの17の目標って、大事なことですけど、
『そんなの言われなくても当たり前』ってレベルのことですから。

フードロスと今さら世間がさわいだところで、
『ご飯粒を残したら目がつぶれる』と母親に言われ、
『もったいないオバケ』をテレビで見て育った、あたたけとしては、
『あ、はい、そうですね』としか言えないわけで。。。。。

『自分にもできる、当たり前のことを当たり前にする』、
難しいけど、しょせんそれだけのことに大騒ぎするのは
ちょっと違和感がある今日この頃です。

スライド4

まぁ、エラソーに言っておきながら、あたたけの場合、
『あなたは、1日におにぎり1個分の食品を捨てている!』と言われたら、
『お前はどうやねん!』って返すかもしれませんが。
ついでに言えば、
『確かに食品を捨ててるなぁ(でも、仕方ないよなぁ)』
という自覚も。。。。。。


それでは今回はこの辺りで。
次回は、『小売の品質管理』という立場でフードロスを考えてみます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?