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置換の無双的快感

その昔。

「アタシ、家帰れば戦士なの」――なんて、シレっと宣言する友がいた。

PCゲーム《戦国無双》。

「斬りまくるだけだから簡単、スカッとするしッ」――曰く、件の友。デザイナー兼ダンサー兼在宅戦士。

「へぇ」

このボヤけた返事の主はジブンだが、まぁやむを得まい。わが“おうちゲーム”歴っちゃー、スーパーファミコンのスーパーマリオで幕を閉じていたからねぇ。

ネットやらスマホゲーム隆盛の今も、ゲームにはピッとも触手動かず。

とまれ、当時は一世風靡だったか《戦国無双》――門外漢のわが耳にも、タイトルだけは風の噂に…。

さて、時代は翻り――まさに今。

《刀剣乱舞無双》なるゲームの告知動画をヨーツベで観た。

「アノ刀剣乱舞が“無双系”ゲームで登場とは、実にタノシミな…」

…と、司会男子。

居並ぶは、ニトロプラス社長にゲーム開発会社の面々。

…で、ふと思った。

“〈無双〉って、ゲームカテゴリーにも使うんだ?”

Web辞書には――[無双する]:相手の勢力如何に拘わらず圧倒的な力を発揮するサマ。誰に阻止されることもなく、縦横無尽・傍若無人に振る舞うサマ…――の、俗表現とか。

にゃるほろ!

…したらば、かつてのTV時代劇の…主人公が悪党一味をミナゴロシにするクライマックスも〈無双系〉だったワケでござるな?

コツコツチマチマでなく、サクッとイッキな心地よさ。

“ダイナマイトでビル解体”にある種の爽快感を感じるならば、〈ダイナマイトでビル無双〉と名付けちゃおう。

さて最近、かやおりも“無双”体験をした。

モチロン、無双系ゲームではない。

書籍編集ソフトの[置換]機能で、だ。

皆さまもご存知、編集テキスト内の特定文字列を新たな文字列に置き換えるっつー、チョー優れ機能。

ジブンは、〈HTMLタグの消去〉で“無双”した。

置換前BOXに既存タグを指定、置換後BOXは空白のママに――で、[すべて置換する]をポチっとな。

ザンっ!

…って音もしたかしなかったか、1クリックで600余り――スター○ンもびくーりの、タグ大粛清。

ゾクッと快感、ドミノ級。

コレも“無双”カテゴリーに入れておくれよ?

名付けて、ででん――《置換無双》!!

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