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桜島フェリー内で食べるうどんは特別感があって美味しい

 桜島を見るために子どもの春休みに合わせて鹿児島に行った。桜島は、私が小学生の頃に行った思い出の場所でもある。

鹿児島では桜島に行くためにフェリーを利用した。桜島フェリーは、鹿児島港から桜島港間の運航時間が約15分と短い。フェリーを待つ間、家族に昔桜島フェリー内で食べたうどんの思い出を話した。着船までに食べ終われるかとドキドキと焦ったことやそれでも美味しかったよと話すとまた食べて見たらと言われた。15分は短いから迷うと答えた。

フェリーを待ちながら楽しそうにする子ども達を見て、私も昔はそんな表情をしていたのだろうかと月日の流れに大人になったことを実感した。

乗船後に今もあるだろうかと船内を何気なく見てみると「うどん」という文字が見えた。15分で食べ終われるだろうかと迷っているとなかなか来れない場所だからと家族に説得されドキドキしながら注文をした。

数分後、うどんが空になっていた。
「フェリー出発したばかりじゃない?」と言われた。散々悩んでいた割には意外に早いねという表情であった。

空になったどんぶりを見て、ああ余裕で食べ終わったなと大人になったことを実感した。大きくなったな私。


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