これからの社会でどう生き残っていけば良いのでしょうか。(平等と年金)20190525
今までの私の人生は結構恵まれていました。
恵まれていた人間の話はつまらないと思うので細かくは言いません。
私の周りには普通に勉強できる環境があり、私にも多少努力する能力があったのです。
それらは偶然のものだから、勉強したくてもできなかった人や、勉強することもできたけどその才能がなかった人などよりも偶然頭がよくなったのです。
だから、偶然頭がよくなった我々は、その能力を自分だけのために活かすのではなく、最も不遇な人々のためにその能力を使うべきでしょう。
これは社会の中の話で、平等的リベラリズム。私は好きです、この思想。
で、コスモポリタニズムは全世界規模で考えます。
例えば、先進国と途上国とかそういう格差。
エコノミストのシンガーは「豊かな生活をしている人は生活を圧迫しない限り最大限の寄付をしないなら、エチオピアの農民を射殺しているのと同じだ」と言いました。
エチオピアと言えば豆です、当時はスターバックスに買い叩かれていたのだろうと思います。
この言葉に感銘を受けました。
どこの国のどの階層に生まれるかは偶然なのだから、それによってその人の人生の教育とか機会とか経済とかそういったなかなか変わらない部分がある程度決まってしまうのは不平等だからです。
あんな過激な発言、歳を取ったシンガーはしなくなったそうですが。
私は必要以上の物を買って生きてるけど寄付とかそんなにしてないです。
人殺しと同じ。
でも、寄付して全世界全員が貧しくなったら、資本主義ではなくなり、技術の発展とかは妨げられるでしょう。
だから、社会主義は少しで良いと思ってしまいます。
不思議なことに、平等を求めるのに、完全な平等は困る…と思ってしまう。
結局、自分は周りよりは恵まれていたいと思うのでしょうか。
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日本は先進国だけど
年金もオワコンだし生活保護制度も問題を抱えているし、(国内で教育した)技術も海外に取られてしまっている。
これからの日本、いや、世界で
どう生き残っていくべきでしょうか。
社会が変わっているのは実感しています。
今を第4次産業革命と呼んでいる人もいます。
大量に失業者が出るのでしょうか。
働き方も変わるのでしょうか。
人々の所得格差はますます広がっていくのでしょうか。
その辺の推測をしている書物を読んでこれから勉強します。
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とはいえ、年金制度が事実上破綻したとこないだ速報で知りました。
政府は国民にどういった形で補償と保障をするのでしょう。
これからは自己責任ってこと?
国家の果たすべき役割は変わる、極端なことを言うと、昔みたいな夜警国家になってしまうよ。
そんなにお金がないの?税収をもっと増やすか?
私はまだ学生で年金まだ払ってないので多くの人々のように深刻ではありませんが…。
親は年金を貰えるのか心配してました。
私には国が親世代の年金をどうするのか調べて説明する必要があります。
親よりも司法や行政に詳しいので頼られるからです。
確かに、身近に税金やら相続やらに詳しい人がいれば便利です。
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ところで、
私は年金制度をとても良い制度だと思っています。
なぜなら、今働ける世代の人がもう働けない世代を養うという構図が好きだからです。
今労働世代が働けるのは、昔働いてきた年寄りが若い頃に頑張ってくれていたお陰だからです。
国が専門的な感じで集めた年金を投資か何かをして増やしているとのことですが、それに失敗したのでしょうか。。
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将来は本当に不安定な感じがします。
他の国々は物価が上がり続けていて賃金も上がり続けています。
比べて日本は物価がそこそこ安定していて賃金は……。
(だから日本は旅行者に人気なのですが…)
いっそのこと、移民にも社会保障がある国に移住して労働する方が良いかも、とか思います。
私は迷っています。
他の国で生きるのもありだ。
でも、私には外国で欲される能力がないから……。
最低限の安心の材料として、食いつなげるように農耕民族らしい生活のためにお金をためようと思います。
でも、私の実家はおそらく沈没します。生き残れるかも分からない。
畑も、台風に果実をもぎ取られるかも。
太陽光発電とかはある程度の足しになるかもだけど。
そうそう、私の幼少期の遊び場の空き地は、知らない間に太陽光パネルで覆われて、余った隅に畑ができていました。
私は誰か知らない人の土地で遊んでいたのか…とゾッとしましたが(ワイルドの『わがままな大男』を読んだときもピンと来なかった)。
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話がそれましたが、このまま行くと
お金は一ヶ所に集まり、残りの国民は貧しくなっていくと思うから対策をしようと思いました。
そもそも、(支給額が安すぎて)年金だけじゃ生活できなくて生活保護を受け取っている人が大勢いる時点で年金制度…微妙じゃね、、?と思ってしまうけれど、もっと年金制度の勉強をしてこれからの社会で生き残れるように知識を蓄えていきます。
以上。
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