地方創生政策立案・施策実行のために  第2章 イギリス産業革命とラッダイト運動

第2章 イギリス産業革命とラッダイト運動
 第4次産業革命は、イギリス産業革命と比較されて述べられる。日本では「AIが47%仕事を奪う」というセンセーショナルなキャッチコピーで有名になった、オックスフォード大学の「雇用の未来(The Future of Employment)」(Frey Osbone 2013)の中でも、イギリス産業革命によって、どのように仕事が変わったかが述べられている。第4次

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無限ではない電力とビッグデータの時代~フォトンの実現するデザインの革新~

日経電子版の記事【「スマホの充電、年1回」NTT研究陣の野心】は、ビッグデータ時代の意外な盲点と、そこに隠されたチャンス、広大なブルーオーシャンに気付かせてくれる好リポートだと思います。

  

 まず、記事から、ビッグデータ時代に起こるであろうシナリオを整理してみると――

▶ビッグデータ時代に想定されるシナリオ

(1)IoTによって、生成利用されるデータが指数関数的に増大。
 ⇩
(2)デ

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5月11日からnoteはじめて3ヶ月

本日8月11日までに142記事

5月11日にスタートした当マガジン。本日8月11日までに142記事を更新してきました。1記事の文字数は1000文字いかないものから5000文字近くになるものまで。 #フォロワー さんはまだ25人になりました。合計の「スキ」は418。PVは15159(最新集計時刻 2019/8/11 4:10)
一応、 #情報発信 する以上は多くの人の目に触れてほしいなということで

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IoT、観察か監視か?~イノベーションの先にあるビッグブラザーの影~

日経電子版に掲載されたフィナンシャル・タイムズの【アップルウオッチをビッグブラザーにしないために】は、改めて第4次産業革命のコア・テクノロジー『IoT』の本質について考えさせてくれます。

 

 IoTでデータを収集し、AIでそのビッグデータを分析する、この第4次産業革命のコアとなるアクセラレータは、その目的次第でいとも簡単に『観察』から『監視』へとその性質を変え得る、それこそが『IoT‐AI』

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センサーの塊になるスマホ~観察と監視のボーダーライン~

日経電子版の記事【「犬並み」においセンサー開発へ スマホで口臭判定】は、とうとうスマホに「においセンサー」が搭載され、口臭の判定などを行うというリポートです。

  

 そもそも、IoTでデータを収集し(そのビッグデータをAIで)解析することで様々な課題に応え、ユーザーのニーズを満たしていく第4次産業革命の時代は、そのサービスの出発点となるデータの収集のためのセンシングのテクノロジーによって支え

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第4次産業革命とマーケティング

マーケティングは、産業革命とともに変わる。変える!

 以下の記事は、とても現代を象徴する、マーケティングの記事である。大量生産・大量販売型のマーケティングに定評のある、日本コカ・コーラが、新しいマーケティングを行うというものである。

客層を絞り込んだ清涼飲料の販売や開発に乗りだす。

この文章にすべてがあるように、ターゲットが明確な層に対してマーケティングを行うのである。マス・マーケティングと

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AIの性能を保証する保険~AI革命の頼もしい黒子になるか?~

日経電子版の記事【AIの性能を「保証」 損保ジャパン、導入リスク軽減】は、さりげない記事ですが、ついに損保大手から『AIの性能を保証する保険』が出たか、という印象です。

 例えば保険のかかってない状態で車を運転するとなると、恐ろしくて、とてものことにエンジンをかけられるものではないでしょう。それと全く同じで、企業がAIを導入するとなると、様々なリスクが頭を過って、AIへのデジタル投資に二の足を踏

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差し迫ったAI活用の必然性~AI資本主義の時代~

日経電子版の記事【「化学×AI」の新産業地図】は、改めて、AIの活用をど真ん中に据えたデジタルトランスフォーメーション(DX)の必然性を想起させてくれます。

   

 この記事で最も危機感を覚えるくだりは、次の一節ではないでしょうか――

素材や材料を含め、化学の領域全般で発明、発見は起こりうる。例えば、中国福建省に本社を置く寧徳時代新能源科技(CATL)という耳慣れない新興メーカーが2011

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アジャイルで大企業が「鬼に金棒」に~日本型モノづくり企業のパラダイムシフト~

日経電子版の記事【パナソニック、デザイン経営で変わるか 存在問い直し】は、第4次産業革命の時代に『イノベーションを起こし続けられる会社』への脱皮を図る大企業に関するリポートです。一般論として、「テクノロジーはあるけど、アイデアがない」、そんな大企業病から脱却するにはどうしたら良いのでしょうか?

 『モノづくり』の厚いインフラ・質量ともに豊かな技術リソースがありながら、ユーザーの心に刺さるアイデア

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『コト消費』経済の本質は『時間』の争奪戦

日経電子版の記事【〈ヒットのクスリ〉「番外編」ドラマ・マンガで
コンテンツ膨張 余暇争奪】は、興味深い事例を取り上げて『コト消費』の本質に気付かせてくれる、とても示唆に富んだリポートだと思いました。

 記事を読んで改めて考えると、『モノ』を売ってしまえば、後はユーザーが使おうが、しまいっ放しにしようが、ユーザーの使用時間は関係ない『モノ消費』と違って、『コト消費』は、ユーザーの使用時間そのものが

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