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【イベントレポ】東京潜伏アトツギMeetUP 共感と多様性

近畿経済産業局が主催する「東京潜伏アトツギMeetUP 」に参加してきました。2019年12月に開催されたイベント「アトツギこそイノベーターであれ! -家業を継ぐ?継がない?」のフォローアップイベントとして位置付け、話を聞いてみてどう変わったかなど、アトツギ同士がざっくばらんに話す会として企画されました。

イベント概要

実際に家業に入られている方、継ごうと考えてるけどまだ家業に入ってない方、継ごうかどうか迷ってる方、など様々な立場の方が参加してました。

イベントの第一部ではグループに分かれて、「今の悩み」「ドロドロした話」「家業への思い」「地元への思い」「野望・展望」のテーマ毎に語る。

第2部はグループ関係なくただただ語り尽くす。

こんな感じのシンプルなイベントでしたが、かなり盛り上がりました!

共感と多様性

このイベントに参加して、家業持ち同士で話すと「共感」と「多様性」がいい感じにバランスが取れているなと感じました。

一般的に誰かに共感する時は、同じような経験をしていたり、出身地・出身学校・会社が同じであったり、職業や職種が近かったりなど、何かしら共通している部分多い時に起こります。

このように何かしらの共通点がある人たちと話していると、お互いの前提が似ていることもあってすぐに話が弾みます。そしてかなり深いところまで話し込むことができます。

ですが、それらすぐに共感できる人との話にはたての深さはあるけど、よこの広がりが狭くなる傾向があるなと感じていました。逆に、共通点があまりない人同士で話すと話す内容の多様性は生まれるけど、前提としているものが違うので話が深いところまでなかなか話せませんでした。

決して、共感を持てる人たちと話して深く話し込むこと多様性をもって話すことを否定しているわけではありません。過去を振り返ってみるとそのように感じたのであって、今回イベントでは今までになかった話し方が出来たこと伝えたかっただけなので悪しからず。

今回のイベントで家業持ちの方々と話していて、話の内容のよこの広がりたての深さがうまくバランスを取れていたなと感じました。よこの広がりの面では関わってる業種や職種が異なり、当然ながら出身地も違っていて、いろんな側面の違いを共有することで多様性を持って内容で話すことができたし、たての深さの部分では同じ家業持ちであるとの共通点を持って共感してかなり込み入って話すことができました。

おわりに

今回のイベントに参加していろんな家業持ちの方と話せてとても良い経験になりました。

最後にイベントに参加者からの印象に残った言葉で締めます。

学生時代はお父さんのことを尊敬して楽しく家族として過ごせていたけど、いざ家業に入り一緒に仕事をすると「社長」と「社員」の関係になり、家の中でも「お父さん」と呼べなくなり家族出なくなったように感じた。

家族経営の難しいところですね。。。






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