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スタジオジブリに学ぶ・・・家づくり成功の極意

日本テレビの子会社になることが
発表されたスタジオジブリ

「映画監督」と「プロデューサー」の
役割がとても分かりやすいチーム

 宮崎駿さんと鈴木敏夫さん
二人の仕事の違いはとても明確ですね 

宮崎さんは監督として「作品そのもの」の
芸術性が話題になる時に評価を受ける 

徹底的に作品づくりにこだわります
情熱的に集中しのめり込みます

鈴木さんはプロデューサーとして
「作品の商業的責任」を負います

人事や予算の調達・管理まで行い
全体をまとめる総責任者の役割を持ちます

自分が面白いと思っても
世間に受け入れられないものでは
制作費を回収できませんから
世間 時代 からの受け止められ方にも
気を配らなければなりません。

 映画製作には大きな費用が必要なので
スポンサーとの交渉も重要ですし
予算内で上質な映画を創るため
お金の管理も大事な仕事です。

冷静に 俯瞰的に 作品を見る必要があります。

この話はそのまま家づくりにも通じると考えさせられます。

宮崎駿さん的に「作品至上主義」の家づくりを
提唱する工務店は多いですが

そういう会社には たいてい鈴木敏夫さんのように
予算のこと、その後の暮らしのことまで
全体を俯瞰的にしっかり見ることの出来る方が少ないし 

逆に 大手ハウスメーカーの営業マンは
売れるか?利益が出せるか?ばかりに
こだわった提案が多いようにお見受けします

お客様が分かりやすい 流行りばかり意識して
基本設計 基本性能が疎かになっている計画も
かなり多いようです

対称的ですが 
どちらも「偏った」「極端な」家づくりで

普通のお施主様が望まれる 
バランスの取れた普通の暮らしを送るには
難ありということも多いです

施主様ご家族が 末永く楽しく そして
安心できる暮らしを送れる家をご提案するため
名監督と名プロデューサー 両方の役割を
きちんと担える工務店でありたいです

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