満たされるドキュメンタリー番組
こんにちは。
ここのところ、お家で過ごすことが増えてNetflixやらAmazonプライムやらを見ている。
あまり、だらだらテレビ番組を見ているのが好きじゃないので普段はテレビを見ないけれど、映画を見る事は好きなのでこの機会にNetflixにも加入した。
料理番組とかグルメ番組が大好きで、「ザ・シェフ・ショー」を見ていたら、すっかりジョンとロイが大好きになってしまった。
料理番組やグルメ番組と言っても、旅をしながら美味しい物を食べたり、シェフが生い立ちを語ったりなどにはあまり興味がなく、臨場感のある調理している場面が見たいのだ。
特に海外の番組なら、見たことのない食材やいつもは調理することがない料理、口にしたことのない物、未知の味付けが画面の中で繰り広げられ興奮して釘付けになる。
外で食事をする時、オープンキッチンだったなら楽しさは2倍になる。
調理しているところを見られる楽しさと、味わえる楽しさ。
六本木のグランドハイアットホテルのフレンチキッチンは、ビュッフェスタイルのオープンキッチンで中では黒人のシェフが調理したりしている。
もう、それだけで何だかカッコいい。
「わたし、ここで一日中見ていられるかもな〜。」
なんて思う。
そうそう、話を戻すと
ジョンがあやふやな手つきで、調理するところをロイが優しく見守っている構図がほっこりする。
そして、何人分なの?誰の分なの?というくらいの量の料理を豪快に作る。
野菜も肉も、盛り盛り、オリーブオイルやバターもたっぷり。
潔い。
味付けに、レモン汁やライム汁もたっぷり使う。
わぁ、やろう。
と思うけど、はて?
いつも私が作る料理の何にレモン汁やライム汁を使うんだろうか?
私が、家では扱うことのできない食材や調味料、量などを番組を見ることによって、まさに実現できたかのような満足感を与えてくれる。
料理をしている姿はどうやら人を安心させたり、満足させたりするものなんだと思う。
そして食べている姿も人を満たしてくれる。
それは幸せを感じているからなんだろう。
ロイは
「何か嫌なことがあった時は、料理をするといい。」
「料理の仕事なら24時間でも働いていられる。」
と言う。
料理は禅の心だ。と。
まさに今ここに集中している。
韓国人であるロイの育った場所はLA。
彼のファッションやkogiのトラックに、好きなテイストが溢れている。
キャップにステューシーのTシャツ。
ステッカーがベタベタ貼られたトラック。
そのセンスに共感しつつ、ロイの人柄にも共感する。
ロイは料理が出来上がって味見をするとき、必ずゲストに先に食べさせてあげるのだ。
その行動が、良いことをしよう。と言う気持ちが一切なく自然と出来ていることに毎回、感服するのだ。
ジョンが「店のスタッフを怒鳴りつけてるロイを見たことがない。」
と言う。
怒鳴ることが悪いことでも、黙っていることが良いことでもないけれど、人には優しくありたい。と思うわたしの感情を満たしてくれる。
また新しいシリーズ始まらないかな?
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