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バルミューダと、うさみみ

理科系夫は、バルミューダが好きだ。

我が家には、バルミューダの扇風機が3台、
サーキュレーターが2台ある。
(最初からあったわけではない。
少しずつ買い替えたり、増設したりして結果的にそうなった。)

バルミューダとは?

トースターを始めとしたキッチン用品、
扇風機を始めとした空調用品を販売している
日本の家電メーカーである。

バルミューダの扇風機は、多くの人が一度は目にしたことがあるだろう。
内側と外側に異なる羽根があり、1枚の羽根から2種類の風が作られる。
長時間、風に当たっても気持ち悪くならない。

理科系夫は、
製品に込められた「ものづくり」の心に触れて、
すっかりファンになった。


ーーー

バルミューダのサーキュレーターは
冷房や暖房の効率を上げるため(室内の空気を循環させる)に使っている。

威力のある強い風も出せるので、
室内の空気をいっぺんに入れ替えたい時にも便利だ。

先日も、冷蔵の米を室温に戻すために使用した。
毎日使えて、普段の暮らしに大活躍だ。

ーーー
暑がりのあつこは
お風呂上がりや
帰宅したばかりで、汗が引かない時
ドライヤーをかける時に
自分に向けてサーキュレーターの風を当てる。

速やかに涼しくなって、良い具合だ。


ところがここに1つ問題が。

サーキュレーターは、ある1方向にしか動かない。

バルミューダ公式サイトより

普段は天井に向かって動いているサーキュレーター。
自分のほうに向けようとすると
どの方向に動かして良いか分からない。

ーーー

理科系夫は
「作りを見ればわかるでしょう」
と、にべもない。

バルミューダ公式サイトより


理科系夫「後ろから見れば、扇風機の部分がどう動くか一目瞭然でしょ」

赤い矢印の方向に動く

が、そこはバリバリ文系あつこ。
わからない。
あつこ「いちいち後ろなんて見てない」

この矢印のように動かせば
あつこの方に向くのだが

前から見たらもっとわからない。

こうして、お風呂上がりのあつこは
サーキュレーターの周りを適当に押す。

動かないので
サーキュレーターの丸い台をぐるぐる回して
お目当ての方向を探し出す。
回しているうちに、コンセントにつながる線が短くなる。
ーーー

あつこ「こんなの嫌!めんどう!」

理科系夫に苦情を言った。
10回は言ったかな、と思った頃
バルミューダにある変化が。


倒せる方向がわかりやすいよう
理科系夫が赤いシールを貼ったのだ。

あつこ「わあ、ありがとう」

が、その喜びも長く続かなかった。


いつも上を向いているサーキュレーター。
赤いシールがどこにあるか瞬時にわからない。

米の袋を乗せたときの画像
赤いシールはどこ?
(袋は5分で片付けた。機械の負担になるので)

結局のところ、周りを全部見て
赤いシールを探すことになる。

あつこ「やっぱり面倒!こんなの嫌。
ぱっと見てわからないと!」

ーーーー

そして、バルミューダに新しい変化が。


??

あつこ「う?うさぎ?」

しかも、3匹。

まさか。

うさぎの耳の方向がバルミューダの倒れる方向だ。

うさみみが→の代わりになっている


こっそりと理科系夫を見ると
なぜか得意げな顔をしている。

リビングのテーブルには
こんなものが置いてあった。

百均のうさちゃんシール
128枚も入ってるんだけど


理科系夫「何か工夫はできないかと思って考えていた」

あつこ「そうなの?」

理科系夫「100円ショップでこのシールを見たときにひらめいた」

あつこ(………。)

理科系夫「うさぎの耳は、方向を指示できる」(キッパリ)

あつこ(あわわわわ)

理科系夫「うさぎの目や鼻の絵がついていないから、シンプルに感性で方向を感じられる」


あつこ「確かに、これならわかります。
恐れ入りました」

ものづくりを愛する理科系夫は
創意工夫を重ねていたのだ。

あつこ「どうもありがとう」

ーーーー

こうしてサーキュレーターは
さっと倒せて、すぐに風にあたれるようになった。
とても使いやすい。

もう1台あるサーキュレーターにも
ウサギが2匹貼られている(トップ画像)。

残りの123枚のうさぎシールの使い道は未定である。

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