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ショパンコンクール2021年優勝者ブルース・リウさんを見てきた

今年初めてのニューヨークフィルに行ってきました。
ピアニストのブルース・リウさんの初めてのニューヨークフィルとの共演ということで、思い切って前の席を取ってみました。実はジャズピアノの小曽根真さんがニューヨークフィルとラプソディインブルーで演奏した時に1番前の席を取り、オーケストラの音の波、エネルギーのうねりに圧倒されびっくりした記憶があり、またそれを味わいたいなと、今回は右側の席だったけどこんな感じ。


オーケストラの方々が人間の大きさに見える!

ビオラとコントラバスの方々のセクションの前で、ビオラの音が上から降ってくる!コントラバスの低音がダイレクトに響いて心地よい!オーケストラも聴く席で音の聞こえ方が違うと勉強になり、とっても楽しい!ちなみに、コントラバスの中に日本人のような方がいらっしゃったのでプログラムを見たら、BASSと書いてあって、英語だとBASSって呼ぶんだね、と思ったのとやはり日本の方でした。すばらしい。ちなみに、オーケストラは最初にAの音でチューニングをするんですけど、私もあわせて自分でAの音にチューニング、ええ勝手に同期化ばっちり!

ブルースリウさんは2021年のショパンコンクールで優勝した方ということ。知り合いの方が推しのピアニストという事で所沢のホールで聞いてすばらしかったと教えてくれミーハー心で、ショパンコンクールのYoutubeを見たところ、まあ見事に音の玉が美しく磨かれている感じで、ああ素晴らしい。その彼がニューヨークでの演奏ということで、これは見たいと。寒い、つらいニューヨークの2月の楽しみとして奮発してみたのでした。ええ、サービスフィー込みで$185だったかな?上の方の席もお高かったので、どうせならと一番前の席。

さすがにピアノはちょっと遠いぞ

ラフマニノフのパガニーニって私わかるのかしら?というくらいのクラシックを聞いていなくて知らない私。(そんな私が偉そうに書いてすみませんね!ほんとに)そのくせにまったく予習もせず本番に臨み、あ、知ってる曲だった😅ホッ!多分、みなさんもご存じでしょうという曲。

ブルースさんは出てきたとき髪の毛がポワポワしていて、髪型とかあんまりこだわらないんだろうな感満載。(マネジャーさんとかGFが、彼はコンサートでおじぎとかするんで、ぽわぽわしないような髪型にしてくださいとヘアスタイリストさんに言ってあげればよいのにと思ってしまう余計なお世話なおばさん。)

本当にすばらしい演奏でスタンディングオベーションで、アンコールで2曲ソロで演奏して下さいました。

ショパンの子犬のワルツを弾かれて、それはそれは美しい子犬のワルツ。これがまた弾けるようになるようにピアノ練習してみようかな?ちなみに英語ではMinute Waltzっていうんですって、これもまた知らなんだ!

さらにニューヨークフィルだけの演奏で、もう一曲ドヴォルザークのシンフォニーNo7 Dマイナーという曲、日本語ではドボルザーク交響曲第7番ニ短調というらしい、いい曲だったな〜第三楽章とくになんかウキウキする楽しい感じで好きだな~

正直なところジャズ以外の音楽を聴きに行くのはあまりないのですが、洗練された一流の音楽に触れることはやっぱり楽しいですね!
音の禊ぎを受けたような気分でした!

PS. レナードバーンスタインさんの資料の展示もありました!

子供たち向けのコンサートプログラム、すばらしい!
David Geffen Hallの2階よりリンカーンセンターの噴水を望む、きれい~

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